当たり前ですがアメリカですね。理由はいくつもありますが、なんといっても民主主義国家の中心であることが大きいです。経済的にも結びつきは強いですが、経済は中心に考えてはいけないと思っています。もっと強力な経済パートナーが現れたら乗り換えるという事があってはいけないと思うからです。現に2012年現在の経団連は中国の強い影響下にあるように見えます。考え方としてはイデオロギーによる強い結びつきを優先させるのが良いと思っています。日本は諸外国に比べ、さらにアジアの中でも、思想の自由、強い人権、公平さなどが定着しています。問題が無いわけではないですが今の日本を誇りに思います。これらはアメリカにもたらされたものです。アメリカは自由と民主主義を守るためには間違いなくその軍事力を行使します。それ故、日本は安心して自国内の問題に対処出来ると思っています。
もう一つはイギリスと思います。実は日本の歴史上、重大な転機を迎えたときはイギリスに助けてもらっています。必ずしも日本の為だった訳では無いかも知れませんが、重要な事実と思います。先の大戦では敵国となってしまいましたが。島国同志ということで親しみを感じます。ユーラシア大陸の東端と西端の島国という関係についても不思議な運命みたいなものを感じています。もしかしたら未来ににおいて大きな戦争が起きた時には日本とイギリスは民主主義圏の存続のために大きな役割を果たすのではと思ったりします。ちなみに小学校の下校時にかかっていた曲がイギリス民謡の「グリーンスリーブス」だった事を知ったのは大人になってからでした。
アジアにおいては台湾は重視すべきと思います。先の東北大震災にしても多大な援助をしてくれました。私は日本の一市民として大変感謝し、又ありがたくて涙がでました。実はアジアの軍事情勢において、中国の制海権を寸断するように台湾が存在しています。中国が軍事の増強を続けている中、台湾は民主主義圏の最前線ともいうべき場所に位置し非常に重要です。中国が民主化してしまうと軍事上の重要性は失われてしまいますが。台湾で何かあった時は日本の一市民としてはなんとしてでも助けてあげたいと思います。なによりもお礼がしたいという気持ちです。
タイとシンガポールは、ビジネス上でも安心できるパートナーと思います。なにより民主主義圏に属し、工場などもきちんと公平に守られる安心感があります。心情的に親日という事ですが、私がサラリーマン時代にタイの方ととても仲良くしました。気質も日本と似ていると思います。
気になっているのはベトナムです。民主主義圏ではないですが、ベトナム戦争においてアメリカに勝利した勇敢な国民というイメージがあります。治安の問題や官僚の腐敗の話も聞きますが、どうも陰湿な気質を感じないです。国家として腐敗などがなくなり安心して工場を建てれるようになったらビジネスパートナーとしても良いのではないかと思います。サラリーマン時代のアメリカであったベトナム人の印象が良かったというのもありますが。。
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