距離計測の方法
距離の補正係数を求める |
自車と試走車とでは、トリップメーターの距離表示には誤差があります。試走車による距離計測結果がクイズの正解となるので、自車の距離計測結果を補正し、試走車に合わせる必要があります。
この補正のために試走車による距離計測結果が公開されている区間があります。これをOD(オドメーターチェック、略してオド)と呼び、大抵の場合スタートから数kmの地点に設定されます。この区間を自車で計測した結果との誤差率を補正率と呼びます。
正確を期すためには小数第4位程度まで求めておくのが良いでしょう。OD距離10.00kmに対し自車計測結果が9.90kmだった場合、補正率は0.99となります。試走車に対し自車の距離計測は1%短めになることを示しています。誤差が5%を超えることもあります。
CP間の距離を計測します |
自車でCP間の距離を計測します。CP位置は写真で公開されています。クイズは0.01km単位での解答を求められるので、トリップメーターを10m単位または1m単位で読み取って下さい。CPで距離をメモったら一般車の通行の妨げにならないよう素早く発進させ、計算は後で行って下さい。
計測した距離を次の計算式で補正すれば正解が得られます。
100m単位のデジタルトリップメーターしか無い場合 |
この場合は正確な計測は難しくなりますが、それでもコツがあります。
@CP手前で計測する方法
CPより100m手前からトリップメーターを確認しながら走行できる場合にのみ使える方法です。CP手前で最後にトリップメーターが進んだ地点からCPまでを目測し、計測結果に加えます。CPでトリップをゼロ戻しできるメリットがあります。
ACP通過後に計測する方法
CP通過後に最初にトリップメーターが進んだ地点から振り返り、CPまでの距離を目測し、計測結果から差し引きます。可能ならCPへ戻ってトリップメーターをゼロ戻しして再スタート、またはCPへ戻らず計測を続け次のCPでの計測結果から1つ前のCP通過時距離を差し引きます。
@やAの方法を使っても、アナログメーターや専用計測機器を搭載した車両に比べるとどうしても不利です。その分、他のクイズ解答に燃えることをお勧めします。実は、距離計測を除くクイズの出来が優秀な方にも、賞品を毎回用意する予定です。
ミスコースした場合のフォロー |
簡易法としては、コースを逆走し本来のルートに戻るまでの距離を計測して2倍しておき、次のCPで計測した結果から差し引きます。確実な方法としては、最後に距離を記録した地点に戻り、距離を測り直します。ミスコースに備え、CP以外にコマ図地点や目印となる地点でこまめに距離を記録しておくのが無難です。
工事など通行止めの場合の対応方法 |
工事など通行止めに遭遇した場合は、代替手段での計測を試みることになります。以下のいずれの方法も取れない場合は、無理をせず作成者に連絡して下さい。決して立ち入り禁止場所に無断で入らないようお願いします。
・立ち入り禁止でない場合は、歩測(歩数×あなたの歩幅)
・目測
工事区間の反対側へは、地図を見て自力で移動し、距離計測を再開します。
工事区間の計測が不可能な場合は、作成者は連絡を受けて何らかの救済処置を公式通知に掲載します。
(例)
・工事区間の正解距離を公表する
・迂回ルートを計測するよう指示する
・この区間の距離計測クイズをキャンセルする
よって、工事区間を計測できない場合でも、工事区間以外の距離を計測しておくことが大事です。