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大峯奥駈道-山の旅 |
八経ヶ岳からの眺望;大峯奥駈道で最高地点の八経ヶ岳(1914.9m)のから歩いてきた北部(左手)とこれか歩く南部(右手)を展望する。
奈良県吉野山から和歌山県熊野本宮大社までの大峰山脈を縦走した。 全80kmを七日間の日程で、2018年の春と秋の二回に分けて歩いた。 この大峯奥駈道は、2004年7月にユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されており、海外からの縦走者にも会った。
尚、大峯奥駈道は、本宮から吉野に向かう順峯(じゅんぷ)と、逆に吉野から本宮に向かう逆峯(ぎゃくふ)の2つの方法がある。今回は、登山口や下山口への交通の利便さから逆峯を巡った。
旅詳細
参考情報
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大峯奥駈道について | ![]() |
「大峯奥駈道(おみねおくがけみち)」については、奥駈道の道中にある、浄心門(洞辻茶屋)に設置されている案内板に次のように記されている。 またその横に大峯奥駈道のルートと七十五靡(なびき)の図が掲載されていた。
平安時代中頃には、大峰山(山上ヶ岳)への入峯修行が盛んとなり、その入口部にあたる吉野と熊野が修験者の拠点とされました。この頃大峯の山中には120近くの霊場が記録されています。そして平安時代末期から鎌倉時代にかけて大峯山中に分け入る奥駈(おくがけ)修行が確立しました。
近世になると、大峯山中の宿は四十二宿に整理され、その後、大峯七十五靡(なびき)として75箇所の霊地に整理されました。(浄心門は68番目の靡)
大峰山脈を中心とした山岳地帯は、昭和7年(1932年)に指定された吉野熊野国立公園に含まれ、雄大な自然を求めて多くの登山者が訪れます。
尚、さらに詳細は、『ウィキペディア(Wikipedia)』の大峯奥駈道を参照してください。