澄み切った清流に身を任せ、河岸の岩の造形や季節とともに移り変わる色鮮やかな花や若葉と紅葉を楽しむ。
波に漂い亀や魚たちの影を追いながら海岸に残る神秘の洞門や奇岩を訪れる。
など地上からはなかなか見られない海や湖、そして河川からの景観を楽しみます。
旅詳細
参考情報
カヤック紹介 |
河川の旅 |
モンベル主催のカヤック体験ツアーに参加した。小学生1名の親子3名、単独男性2名の総勢7名参加で女性インストラクターを合わせて8名だ。フォールディングカヤックの組み立て方から開始。当方は購入時組み立て方は教わったのだが、慣れないと2人で40〜50分程度かかっていた。骨組みとセイルスキン(船艇布)組み立て時での位置決めとテンションのかけ方に納得。半分に短縮か。沈の練習も安心感に繋がり有意義だった。
JR東日本の新幹線社内雑誌2013年11月号で紹介された「東京水上散歩のススメ」。
その中に、荒川と隅田川を結ぶ水路を漕いで、スカイツリーを目指すコースがあった。スカイツリーに水路から迫る魅力に惹かれて出かけた。大島小松川公園から漕ぎ出した。水路の両岸は都民の憩いの場所も多く、沢山の人に見守られながら進んだ。
1時間ほどでスカイツリーが眼前に迫り圧巻だ。スカイツリーのほぼ全容が見られるスポットは地上でも少ない。
MOC(モンベルアウトドアチャレンジ)岩原店に集合し、店下の河原から出発。緩やかな流れの中で注意事項を聞きながら進む。やがて急流へ。豊永の瀬を漕ぎ切って雄叫び。 休憩の後三段の瀬へ。瀬で吹き飛ばされたり、大きな瀬の下流で回転したりのアトラクションを経験しながら楽しんだ。
モンベル主催の3日間ツアーに参加した。初日の午後2時、四万十川カヌーとキャンプの里「かわらっこ」に集合。組み立てたフォールディングカヤックをモンベル車の屋根に積んで出発。勝間の沈下橋近くの民宿、川の宿「三浦」に車を置いて岩間の沈下橋まで遡る。岩間の沈下橋の下にある河原にて、パドリングの扱い方や、パドルや笛での連絡方法など、留意事項の説明を聞いて出艇。
沈下橋を一周して肩慣らし後、3艇揃って出発。 悠然と流れる四万十川の流れに
身を任せ、ゆったりと進む。初日は2時間弱の旅で気楽だ。いよいよ憧れの四万十川ツーリングの開始だ。<<続く>>
川津桜並木1:南伊豆町を流れる青野川を遡る。堰堤に満開の川津桜の並木が、一足早い春を演じている。
川津桜並木2:南伊豆町を流れる青野川を遡る。遡るほどに堰堤が狭まり、満開の川津桜が両岸から迫る。
ワンダーワールド主催のツアーに参加した。強風の影響で出発地を弓ヶ浜から菜の花畑のある日野橋に変更。青野川の両岸に並ぶ川津桜を眺めながら、ゆっくりとパドルを動かす。水面にさざ波が立つほど河口側から風が吹くので、あまり漕がなくても風に押されて進む。
水面からの桜を十分堪能した後、道の駅「下賀茂温泉 湯の花」に上陸。昼食後、買い物(川津桜サブレと自家製のたくあん)し、足湯で旅人たちと楽しい意見交換。老後の過ごし方や川津桜などなど…。
上ってきたルートを下り、菜の花の絨毯を楽しむ。昨年の房総への旅では見られなかった分、広大な敷地面積に感激。「石廊館」の露天風呂で冷えた体を温めながらゆっくりと温泉を楽んだ。
日野の菜の花畑:休耕地を利用した広大な菜の花畑は今が盛りだ。結婚披露宴が無料で催されるそうだ。
ワンダーワールドさんで撮影して頂いた写真集です。 ワンダーワールド掲載写真
細岡カヌーポート:釧路川をこの細岡カヌーポートまで下る。塘路湖畔から約10kmある。
釧路川を塘路湖から細岡まで下った。釧路川は釧路湿原を大きく蛇行しながら悠然と流れる。釧路湿原はラムサール条約登録湿地で、湿原初の国立公園でもある。
滞在している達古武キャンプ場からキャンピングカーで釧路川沿いの道路を上流に遡り塘路湖畔のカヌー発着箇所にカヌーを降ろす。その足で達古武湖に近い細岡発着箇所(正式にはカヌーポート細岡駅)に戻り、駐車場の川から良く見える場所にキャンピングカーを置いた後、歩いてJR細岡駅へ。ノロッコ号に乗って(ノロッコ号から、何と丹頂鶴の幼鳥を目撃。)JR塘路駅まで戻り、さらに歩いて塘路湖畔のカヌー発着箇所に向かった。カヤック組み立ての仕上げをしていよいよ出発。
まずは、塘路湖から釧路川に流れる支川を約2kmほど下る。塘路湖と釧路川はほとんど高低差が無いので、進みはゆっくりだ。川幅は広くはないがそれでも10mは超えているだろう。
やがて、大きな流れに交わった。釧路川だ。ヨーロッパの川(river)のように川岸いっぱいに水が満ちてゆったりと流れていく。歩く位の時速4kmで流れているように感じる。川岸に、丹頂鶴の幼鳥を探していたら鹿がいた。
湖の旅 |
中禅寺湖畔の金谷ホテル・ボートハウスから出廷し、湖岸の紅葉を鑑賞しながらの周航。 菖蒲ヶ浜まで1km前後の距離を往復する。男体山を目前にしながらの帰路となる。 風が吹くことが多く、ヨットなども楽しめるようだ。
東側湖畔の美笛キャンプ場にキャンピングカーを駐車させた。駐車場所から、恵庭岳(えにわだけ)が見える。恵庭岳に向かって出廷。半分ほど進んだ所から遥かかなたの恵庭岳裾野の湖岸にテントらしき形が見える。さらに1時間ほど漕ぎ100mほどに近づいた。やはりテントだ。右手方向から2人乗りのカヤックが近づきテントを撤収していった。
ここは支笏洞爺国立公園。指定地外にはテントを設置できない。
朝方は、風が薙ぎ、湖面に恵庭岳が映りこみ、風情を奏でる。
洞爺湖畔財田キャンプ場に滞在。中島近くに湖面に立てるポイントがあるとの情報で場所を捜したが見つからず。中島に上陸し休憩。時折水上バイクがグループで通り過ぎる。翌日は、岸沿いを浮見堂公園へ。
達古武湖:釧路川に繋がる支川入口付近から約1km先にある達古武オートキャンプ場の東岸を見ている。
東西1km、南北1.5km程の長細い達古武湖。釧路湿原国立公園に含まれる。湖岸の東側にある達古武オートキャンプ場から出廷し、西側にある釧路川に繋がる支川を下ってみた。支川は広くないが、両岸の木々から次々とカワセミが飛び立った。
海の旅 |
家族3人でツアーに参加。インストラクター2名含む3艇で出発。シーカヤックで一路ウミガメが泳ぐ波静かな湾内を進行。さらに初めて見るマングローブが生い茂るピナイ川を遡る。熱帯の花などを眺めながら進むとやがてピナイザーラの滝。水しぶきを浴びる距離まで接近した後、岸辺に上陸。
帰路は砂浜で肉厚のチャーシューが3枚入った沖縄ラーメンなどで昼食。楽しくゆったりした南国の海での一日ツアーだった。
西海国立公園内にある九十九島パールシーリゾートへ。ビジターセンターに寄りカヤック情報を取得。遊覧船や漁船から視認し易いようにとオンデッキシーフラッグ(写真の艇後部に立つ黄色旗)を渡され装着。カヤックの組み立てや出艇がし易い港で、大変気に入った。
計画どおり「元の島」を一周するべくコースを進行。島の形はかなりいびつで、また同じような島が周りに沢山あるので、現在地を見失いやすい。時々GPSにて位置確認。静かだとは言え、海は波が来て疲れるので、途中砂浜に上陸して一休み。再び漕ぎ出し一周完了した。
良質の矢竹を産出した矢島、日蓮の放免状を携えた高弟の日朗が途中嵐にあい、読経して一夜を明かしたと伝えられる経島。この二島に囲まれた湾で、佐渡名物「たらい舟」を体験した。お客は我々だけだったのでガイドのおばさん達と仲良くなった。カヤックを出廷可能か伺ったところ他の客の邪魔にならなければと心地よく了解してくれた。
矢島と経島の間から外海へ、若干波はあったが、他の湾内は静かだった。
戻って見ると地元の中学生らしき団体が「たらい舟」を体験中だった。
白崎海洋公園の東約2kmにある小引地区の小さな海岸(漁港から数百b西)から出艇。他に魚釣り装備艇2艇。漁港を右手に見ながら北上し、十九島(つるしま)の水門を通過。黒島に向かう。黒島は大きな島と、西の端に岩礁が2箇所でできている。この岩礁には陸路行けないがなぜか岩場には釣り人が陣取っている。目指すは洞門。
大きな島の岩礁に近い所にカヤックがやっと通れそうな洞門を発見。通行を試みたが、流れが逆で通過できず。しかたなく岩礁との間から北に抜け、反対側から通過に挑戦。なんとか初めて洞門を潜れた。漁船が船の先を岩礁に着けて釣り人を乗せていた。迎えの船だったようだ。
水月湖(三方五湖)と若狭湾との間に基地がある「あそぼーや」のカヤックツアーに参加した。若狭湾のリアス式海岸を満喫するコースだ。
波は静かに見えたが、前線通過の影響で若干波高しなのだそうだ。簡単な講習を受けた後、シットオントップ型の二人乗りカヤックで出発。パドルの左右に角度差があるのと、この型のカヤックは初めての経験だ。
波を避けて陸側を進む。陸側は岩礁が多く波しぶきが立っている。1時間足らずでプライベートビーチに到着。浜辺で遊んだ後ランチタイムだ。ダッチオーブンでの鶏料理は、味付けもよく野菜も形は豪快だが味は繊細で美味しかった。インストラクターのお一人がバーベキュー用の石を組んでいる。今週末に出会いを求めたペアカヤックが開催され、8組が参加するとのこと。中々人気の楽しい企画のようだ。
帰路は、楽しみにしていた洞窟探検。
「あそぼーや」の「あそぼーや日記」に掲載して頂いてます。 「あそぼーや」
北海道羽幌町の西約30kmの沖合にある周囲12kmの天売島。島の西半分は断崖が続きウトウ80万羽や絶滅が心配されるケイマフリやオロロン鳥(ウミガラス)など海鳥の繁殖地になっている。昼間海上で暮らすウトウが、夕暮れになってヒナの待つ断崖穴倉営巣地への帰巣風景を見学した。ウトウは泳ぐのに適した短い翼を持っているため、離陸や着陸は不得意とのことで、見学時も、見えないほどの猛スピードで次々に帰島する親鳥が、落ちるように帰巣するのが無数に確認できた。
一方、島の東半分にはフェリーターミナルや漁港などの港湾や民家が広がる。
私たちは、モンベル主催のツアーに参加し、東海岸にある小さな港湾からカヤックを出廷させ、生憎の雨の中で海岸線のカヤックツーリングを楽しんだ。
ツーリング当日、民宿栄丸に宿泊し、夕食に生うに、ホタテ貝、いかなど食べきれないほどの海の幸をバーベキューで味わった。
極楽浄土に似ていることからそう呼ばれるようになったと伝えられる「浄土ヶ浜」は、宮古市の中心から東へ約2kmの海岸線にある。当初「浄土ヶ浜」から2kmほど南にある「リアスハーバー宮古」から出廷する計画だったが、浄土ヶ浜ビジターセンターに寄ると、浄土ヶ浜から出廷可能とのことなので、車を進めた。
浄土ヶ浜の南数百mの地点にりっぱな出廷地点があり、そこから出廷。南へ下り穴崎を回り込むと八戸穴と呼ばれる大きな岩の裂け目が見える。カヤックで入っても何とか回って出てこられる広さだ。10数m中に入り暗闇の中から出口に戻ろうとすると、水の底が青く輝いている。これが「青の洞窟」なのだ。浄土ヶ浜との間をゆっくり2度往復し、その景観を楽しんだ。
この「青の洞窟」は、近くの浜からさっぱ船が観光用に運航されている。
帰路、お菓子を撒くと群れ飛ぶウミネコ達が沢山寄ってきた。カヤックをかたずけているとまたまた寄ってきた。今度は、帽子の上に乗っかるうみねこも出現。