Last Update: 10/01/2021
専門家でない人たちに向けたこれまでの解説・講演です。多少難易度が違うので、星の数を目安にしてください。アイコンがついているものはダウンロード可能です。(直接超弦理論には関係のない記事もあります。)
:できるだけやさしく書いたもの
:比較的易しい
:素粒子を学び始めた学生や他分野の研究者向け
タイトル |
掲載紙・出版社 |
難易度 |
内容紹介 |
ファイル |
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AdS/CFT Duality User Guide |
Springer 2015年4月 |
AdS/CFTの教科書.改訂増補英語版.詳しい情報とerrataはこちら. |
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超弦理論の応用 |
サイエンス社 2012年9月 |
AdS/CFT応用の教科書。詳しくはここをクリックしてください。 |
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超ひも理論への招待 |
日経BP社 2008年6月 |
超ひも理論の入門書。詳しくはここをクリックして下さい。 |
草稿 | |
よくわかる量子力学 |
ナツメ社 2005年11月 |
二間瀬敏史氏(東北大)との共著。高校生や文系の方にも向けた量子力学の入門書です。特に現代的応用に重点。詳しくはここをクリックして下さい。 |
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アインシュタインと |
評論社 2005年3月 |
共著、担当記事:「超弦理論とブラックホールのパラドックス」 「ブラックホールの謎に迫る」を単行本版のために改題・加筆したもの(本文の1〜2割を差し替え) |
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現代物理最前線7 |
共立出版 2002年12月 |
共著、担当記事:「超弦理論と時空」 超弦理論がブラックホールにまつわる問題をどう解いてきたか、または解かなければならないかを解説。主に、特異点問題とインフォメーション・パラドックスを扱う。詳しくはここをクリックして下さい。 |
タイトル |
掲載紙・出版社 |
難易度 |
内容紹介 |
ファイル |
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インフォメーション・パラドックス とはなにか |
2016年5月号 |
久しぶりに執筆したインフォメーション・パラドックスの解説.基礎知識の解説からはじめ,クローン不可能定理とブラックホール,ブラックホール相補性,近年の発展であるAMPSパラドックスとファイアウォール仮説などを扱う. | ||
超弦理論と実験 ---ホログラフィー理論と 重イオン実験 |
2013年11月号 |
AdS/CFT双対性の解説.超弦理論とクォーク・グルーオン・プラズマ実験の関わりがどうはじまり,どう発展していったのか,歴史を振り返る. | ||
ブラックホールは もっとも完全流体に近い? |
2012年10月号 |
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AdS/CFT双対性の解説。流体力学の観点から。超弦理論や素粒子論の予備知識は仮定していない(また、ほとんど使っていない)。 | |
ホログラフィー原理仮説と弦理論 |
2011年12月号 |
AdS/CFT双対性の解説。「ホログラフィー原理」をキーワードとして。 | ||
ゲージ重力対応と強い相互作用 |
2008年2月号 |
AdS/CFT双対性の解説。クォーク間の力を例に使って、超弦理論が強い力 (QCD) がどう関係するのか解説。 | ||
超弦理論と クォーク・グルーオン・ プラズマの 「予期せぬつながり」 |
日本物理学会誌
2007年9月号 |
AdS/CFT双対性の解説。下の数理科学の記事と同じテーマ。 | ||
Heavy-ion collisions where string theory meets reality? |
AdS/CFT双対性の解説。下の数理科学の記事と同じテーマ。"News & Views" 記事(英文)。 | |||
ブラックホールと クォーク・グルーオン・ プラズマ |
2006年7月号 |
AdS/CFT双対性の解説。超弦理論(ブラックホール)とクォーク・グルーオン・プラズマ実験(RHIC)というぜんぜん違った分野がどう関係するのかについて。 | ||
アインシュタインと |
日本物理学会編 2004年8月 |
共著、担当記事:「ブラックホールの謎に迫る」ブラックホール・エントロピーとインフォメーション・パラドックスの解説. 下の一般向け講演会、物理学会科学セミナー「アインシュタインと21世紀の物理学」のためのテキスト。 |
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ブラックホールの謎に迫りつつある超弦理論 |
2000年7月号 |
ブラックホール・エントロピーの謎を超弦理論がいかに解いたかを解説。インフォメーション・パラドックスについても解説. |
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超弦理論はブラックホールの謎を解けるか? |
日本物理学会誌 1999年3月号 |
テーマは 2000 年のパリティのものと同じものですが、やや専門的。 |
タイトル |
掲載紙・出版社 |
難易度 |
内容紹介 |
ファイル |
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朝倉書店 |
担当記事:「ブラックホール熱力学と量子重力」,「量子重力と超弦理論」 超弦理論,一般相対論 |
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無と有の物理学 |
別冊ニュートン |
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5章,「素粒子の無と有」を共同監修.統一理論と超弦理論についての初歩的な解説. 素粒子物理学,超弦理論 |
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時空の終端ファイアウォール |
日経サイエンス 2015年7月号 |
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(監修)ブラックホールのインフォメーション・パラドックスの解説.特に,近年の発展であるAMPSパラドックスとファイアウォール仮説について,提案者自身による解説.別冊日経サイエンス「重力波・ブラックホール 一般相対論のいま」に再録 原論文:Joe Polchinski, "Burning rings of fire," Scientific American, April 2015 超弦理論,一般相対論 |
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ブラックホールからストレンジメタルへ |
パリティ |
AdS/CFT双対性の解説。物性物理への応用について。 原論文:Hong Liu, "From black holes to strange metals," Physics Today, June 2012 超弦理論 |
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Newton Special 超ひも理論 |
橋本幸士さんと共同監修.ニュートン別冊「現代物理学3大理論」に再録. | |||
曲がった時空でわかる 場の量子論 |
2009年8月号 |
AdS/CFT双対性の解説。提唱者自身によるもの。クォーク・グルーオン・プラズマや物性への応用についても。同じ著者による2006年日経サイエンスの記事よりやや高度。 原論文:Igor Klebanov and Juan Maldacena, 超弦理論 |
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特集「破れた対称性」 |
パリティ 2009年3月 |
編集、インタビューおよび編集後記担当。 南部陽一郎先生、小林誠先生、益川敏英先生のノーベル賞受賞記念号。主な内容は よかったら「「パリティ」ノーベル賞記念臨時増刊号編集日記」もご覧下さい。 素粒子物理学 |
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特集 「現実と向き合う 超弦理論」 |
2008年8月号 |
責任編集および巻頭言担当。 超弦理論は一般にも関心の高いテーマですが、実験的証拠がないといった批判をよく受けます。しかし近年、超弦理論を現実の世界に応用しようという試みが盛んにされています。しかも、伝統的な素粒子物理への応用だけではなく、原子核物理や宇宙論といった様々な分野へも応用され、またそれらの分野から大きな影響を受けています。物理学全体に影響し始めた超弦理論の現状は、一般の読者にも興味深いと考え本特集を企画しました。まず超弦理論の全体像の初歩的な解説の後、第一線の研究者に各分野での取り組みをまとめていただきました。 超弦理論 |
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多次元宇宙のうねりが生むインフレーション |
2008年2月号 |
(監修)インフレーションは初期宇宙で起こったとされるが、理論的基礎に欠けている。超弦理論はインフレーションをどう説明するのか(ストリング・ランドスケープやKKLTモデルなどについて)。別冊日経サイエンス「宇宙の誕生と終焉」に再録。 原論文:C. Burgess and F. Quevedo, "The great cosmic roller-coaster ride, " Scientific American, November 2007 超弦理論、宇宙論 |
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重力は幻なのか? |
2006年2月号 |
AdS/CFT双対性についての解説。提唱者自身によるもの。別冊日経サイエンス156「宇宙創生記」に再録。 原論文:Juan Maldacena, "The illusion of gravity, " Scientific American, November 2005 超弦理論 |
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アインシュタインの1905年の謎 |
2006年2月号 |
1905年に書かれた、アインシュタインの特殊相対論の第一論文について。この論文には実はちょっとした誤りがある。しかしアインシュタイン自身も訂正しなかったし、また科学史研究者達もこれまでにほとんど注意を払ってこなかった。 原論文:Alex Harvey and Engelbert Schucking, "A Small Puzzle from 1905," Physics Today, March 2005 相対論 |
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質量の起源に迫る |
2005年11月号 |
(監修)素粒子の質量はどうして生じるのか(ヒッグス・メカニズム)についての解説。別冊日経サイエンス156「宇宙創生記」に再録。 原論文:Gordon Kane, "The Mysteries of Mass," Scientific American, July 2005 素粒子物理学 |
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ローレンツ不変性は どこまで正しいか |
2005年4月号 |
特殊相対論についての近年の実験的・理論的な試み。現代物理学の金科玉条、ローレンツ不変性が実験的にどの程度正しいのか、理論的にローレンツ不変性が破れうるさまざまな可能性について解説。 原論文:Maxim Pospelov and Michael Romalis, "Lorentz Invariance on Trial," Physics Today, July 2004 相対論 |
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相対論の破れを観測せよ |
2004年12月号 |
(監修)テーマは上のものと同じですが、より平易。別冊日経サイエンス186「実在とは何か?」に再録。 原論文:Alan Kostelecky, "The Search for Relativity Violations," Scientific American, Sep. 2004 相対論 |
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宇宙はなぜ加速膨張しているのか ー超弦理論による宇宙定数問題への 2つのアプローチ |
2004年 |
ダーク・エネルギーまたは宇宙定数問題についての超弦理論による最近の考え。 原論文:Tom Banks, "The Cosmological Cosntant Problem," Physics Today, March 2004 超弦理論、宇宙論 |
講演場所 |
日付 |
難易度 |
内容紹介 |
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2004年 |
一般向け。 |
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2004年 |
タイトル |
内容 |
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現実の宇宙の |
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超弦理論を作った人々 |
:PDF ファイル