洋風庭園施工例６(モデルガーデン・洋風庭園編)山形市-三澤造園

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　　　洋風庭園・モダン庭園

　　＜嶋地区内・モデルガーデン（洋風庭園編）＞

今回は日頃より公私共に大変お世話になっている方からのご厚意により、山形市嶋地区に新築された住宅の、お庭の敷地すべての工事を任せたいとのご依頼をいただきました。施主様からは「三澤造園のモデルガーデンとして好きにデザインしてくれ」というありがたいお言葉をいただき、ほぼすべての設計・施工を一任していただきました。このページではそのモデルガーデンの外回りに設置したドウタンの生垣と、リビング前に施工した洋風庭園を併せて紹介させていただきます。

今回設置した外回りから見たドウタンの生垣の写真です。私たちの洋風庭園の施工例を見て頂けるとわかると思いますが、私たちはこのドウタンという木を特に洋風庭園ではよく好んで使っています。
生垣にも一本木にもどちらにも使えますし、繰り返しの説明になるかもしれませんが、春には小さくかわいい花が咲き、秋には赤く紅葉もしてくれるのでまさに一石二鳥の木だと思います。また樹木自体の成長も遅いため、あまり刈込みなどの管理も難しくないので、若い方や共働きで忙しい方などにはオススメの生垣です。

洋風庭園の中央部、全体の写真です。庭園部分の敷地が広いため、これからの樹木の成長を見込んで木と木の間隔を広めにとって植栽しました。
中央には施主様からのご要望で春の新緑と秋の紅葉が美しい「イロハモミジ」を植栽し、玄関前にはお子様のいる家庭で人気がある実の収穫も楽しめる木「ジューンベリー」をそれぞれ植栽しました。その他にも花や紅葉が楽しめる赤・白のハナミズキやヤマボウシなどの樹木をバランスを見ながら植栽しました。これからドウタンの生垣とともに大きく成長して立派な木に、そして心地よい洋風庭園になってほしいと願いながら施工いたしました。

これは後日の作業になりましたが、植栽した樹木を囲むようにして「ギンパイソウ」という下草(グランドカバー)を植え付けました。施主様とのお話で最初は芝生を張る事も考えましたが、芝生は意外に管理が難しく草取りや刈込みなどけっこうまめな手入れが必要なため、最近は我々もお客様にご提案するのをためらう事が多くなりました。
今回植えたギンパイソウは地を這うように広がっていき、背丈も５～６センチくらいなので非常に扱いやすく、６月～８月にかけて白いかわいらしい花を咲かせます。また、寒さにも強く、管理にもさほど手が掛からないため芝生より簡単で素人さんにはもってこいのグランドカバーになると思います。
この下草は和風・洋風を問わず庭先で色々な使い方ができると思うので、我々もこれからお客様に安心してオススメできる下草になるのではと期待しているところです。