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山形の庭園施工は三澤造園へ【美しき日本庭園の伝統美 本格和風庭園】

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   和風庭園(日本庭園)


  竹に囲まれた清涼空間「創作腰掛待合」


  • 今回は以前からお付き合いさせていただいてるお客様より、玄関脇にあるベンチスペースを利用してお茶時に使用する「腰掛待合」を作ってほしいとのご依頼を受けました。施主様には竹垣工事で度々お世話になっており、かねてからこの腰掛待合のお話しもいただいてましたので、今回数年越しの建築実現となりました。
    この度の工事では、施主様より「デザインや設計はすべてお任せします」とのありがたいご依頼をいただき、デザインや作り方を私たちなりに考案しながら創作の腰掛待合として今回設置させていただきました。


玄関入口からの今回設置した「腰掛待合」の写真です。この場所は、以前設置したうちの屋根付型袖垣で目隠しをしたベンチスペースだったのですが、面積が畳で2畳分くらいしかなく、建物ギリギリでの建築が必須だったため、今回は少しの寸法ミスも許されない建築作業となりました。また、腰掛待合とは茶時の際に休息所として人が中に入って腰を下ろしす場所であるため、何よりも頑丈さを第一に考えた設計を心掛けました。そこで今回は材料はすべて防腐処理が施してある太い角材を使用し、設計も私たちが考えうる一番頑丈な建て方で設置をさせていただきました。



今度はお庭部分から見た「腰掛待合」です。今回は施主様よりデザインも一任していただきましたので、骨組みとなる柱などは強固な物にこだわりましたが、内装部や屋根部は昔ながらの趣を残したいと思い竹材や杉皮などを中心に使わせていただきました。これにより茶時の際の落ち着いた雰囲気を壊すことなく、"侘び寂び”を感じる清涼空間を創り出すことが出来たと思います。
今回の工事は早春での施工だったため、もう少し暖かくなってから施主様お気に入りのベンチを設置するとのことでしたので、完成披露が楽しみです。



最後は正面からの内装部の写真です。今回の工事では私たちもあまり経験がない片屋根式の建築工事でしたが、竹材や袖垣などをうまく使用してデザイン的にも美しく仕上げる事が出来たと思います。今回使用した自然材料は当然年数経過とともに古くなったり、色があせてきたりするものですが、そこにこそ私たち日本人の"侘び寂び"という美意識が生まれます。
新しく変化のない物を良しとするのではなく、今回の施主様のように庭で変化していく過程を楽しんだり、古くなった物を愛でたりするのも一つの"美"ではないでしょうか。



<和風庭園工事・ビフォーアフター>




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