サプりメント |
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犬のサプリメントって? |
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ペットショップ・動物病院・ネットでも良く見かける犬用のサプリメント。 「これって何?」って思った人も多いのではないでしょうか? 犬にとって、サプリメントは本当に必要なものなのか、ここで考えていきたいと思っています。 サプリメントって、どんなものなの? @本当に必要なものなのでしょうか。 英語である「サプリメント」の意味は、「補給・補足」で、食事だけでは補えない栄養素を 摂取する為の「栄養補助食品」です。 「総合栄養食」のドッグフードは、ドッグフードと水だけで 必要な栄養素は充分摂取可能なのですが、持病がある場合は、 その栄養素を補うことによって、 病気の進行を抑えたり、痛みなどの軽減をすることが出来るのです。 A効果はあるのでしょうか? サプリメントは薬ではなく「栄養補助食品」です。 肉体に栄養を補給することによって、自然治癒力を高めていくものです。 サプリメントを摂取していた結果、病気が治ることもあるかもしれませんが、 「治癒」目的ではないことを飼い主さんは充分理解しておいてください。 人間のサプリメントと同様に即効性を期待するものでもありません。 B薬とはどう違うのでしょうか? 薬は病気の治癒を目的としたものですが、サプリメントは「栄養補助食品」なのです。 自然治癒力をアップさせることはあっても「必ず病気を治す」ものではありません。 C副作用は無いのでしょうか? 愛犬に今必要なサプリメントがどのような物なのかと言う事を 獣医さんに相談してから与えるようにしましょう。 用量・用法などを間違えてしまうと、下痢・嘔吐を引き起こす原因になることもあります。 サプリメントの効果を発揮しやすい病気 @関節疾患 大型犬に多いと言われている「股関節形成不全」などの 関節疾患を抱えている子は数多く居ます。 この病気は完治することが難しい為サプリメントを摂取することによって、 痛みの軽減・病気の進行を遅くすることが可能です。 ☆関節疾患に効果のあるサプリメントの主成分 @コンドロイチン 細胞組織に保水力を高め、弾力を保つ効果があり、特に軟骨に多く含まれる成分です。 軟骨の柔軟性を高め、痛みの軽減をする働きが有ります。 Aキトサン カニの甲羅からたんぱく質とカルシウムを取り除き化学処理したものを言います。 血圧・コレステロール値を下げる効果があります。 Bグルコサミン 軟骨の形成を助けて、軟骨が磨り減っている場合は再生を促進させ、 関節の痛みを軽減させる働きがあります。 C緑い貝 ニュージーランドにだけ生息する貝で、関節の痛みの軽減に効果があります。 Aがん 人と違って、犬は自覚症状を訴えることができない為、 見つかった時には手遅れの場合が多いと言われています。 高齢犬の場合、手術のリスクも高いため再発の危険から逃れられないこともあります。 そこでサプリメントを摂取することによって、自己治癒力を高め、病気の再発率を下げたり 痛みを抑える効果が期待されています。 ☆がんに効果のあるサプリメントの主成分 @ウコン 英語では「ターメリック」。日本・中国で古くから生薬として扱われており がんをはじめ幅広い病気に効果があるとされています。 Aプロポリス アミノ酸・ミネラル・酵素・ビタミンを含み、抗菌・鎮痛・がんに効果があるとされています。 Bアガリクス 抗腫瘍効果のあるβーD−グルカンの含有量の多いきのこの一種で 抗がん効果も高いとされています。 Cサメの軟骨 いわゆる「フカヒレ」です。がん細胞が増殖する為に作る新生血管の生成を抑え、 増殖・転移に効果が有るとされています。 B皮膚疾患 アレルギー皮膚炎をはじめとする皮膚病は、治りにくいものが多く、 少しでもかゆみや脱毛を軽減してあげられるか と言う点でサプリメントの効果が期待されています。 ☆皮膚疾患に効果のあるサプリメントの主成分 @海藻エキス 海藻は、甲状腺ホルモンの原料となる「ヨウ素」を多く含み、 皮膚の新陳代謝を高める効果があります。 A月見草オイル γーリノレン酸と言う脂肪酸を天然な状態で含んでおり、 アトピー性皮膚炎の症状改善の効果があります。 B竹酢液 少し前に人間の皮膚疾患に効果があるとブームを呼んだ竹酢液。 犬にも効果があり、皮膚を弱酸性に保つ酢酸が含まれているとされています。 ★★★おさらいポイント★★★ サプリメントの効果は、これで少しは理解して頂けたでしょうか? しかし、サプリメント使用するに当たっては、注意しなければいけない点がいくつかあります。 @「犬友達がサプリメントを使用したら効果が出たらしい」っと言うだけで愛犬にそのまま使用してはいけません。 サプリメントが効果を発揮するかどうかは、犬の年齢・犬種・生活環境・個体差によってさまざまなのです。 体に合わないこともあるでしょう。 使用する前に獣医さんに相談することをお勧めします。 A犬のサプリメントも人用と同じ名前の物があるため、「人用でもいいかも?」っと思って使用する人がいますが、 決してそのようなことはしないでください。 中毒を引き起こすことがあります。 人と犬とでは体の構造も必要な栄養素も全く違います。 B前述した様にサプリメントは薬とは違います。 食品なのです。 そのサプリメントに薬の様な即効性を求める 飼い主さんが沢山いらっしゃるようで、 効果が得られないからといって種類を変えたり、追加したりされる方も多いとか。 最低でも一ヶ月は続けなくては効果は期待できないものです。 一ヶ月経たないうちに新しいサプリメントの追加等はやめましょう。 C薬ではないから大丈夫と思っても、やはり犬の健康管理に使用するものなので、 極力獣医さんに相談してから使用をお勧めします。 それが愛犬への思いやりのひとつだと思います。 |
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