ペットロス |
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ペットロス〜愛犬との別れ。その時・・・。〜 |
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「愛犬との別れ」 をあなたは考えたことがありますか? 「考えただけでも悲しくなる」「死んでしまうなんて、考えたくない」 と思っている飼い主さんがほとんどだと思います。 でも、現実に愛犬との別れはいつか必ずやってきてしまいます。 それもずっとずっと先のことではないのです。 その現実に向き合って、愛犬の元気なうちから心の準備をしていくことが、 飼い主さんにとっても愛犬にとっても大切なことなのです。 心の準備がうまく出来ていないと、重度の「ペットロス障害」に陥ってしまいがちです。 私たちの家族の一員だった愛犬もたった3歳半で「虹の橋」に行ってしまいました。 いつも寝るときには「長生きしようね!」が口癖にだったのに・・・。 たった3歳半です。 白血病の宣告を受けて3日後に他界してしまったのです。 心の準備など全く出来ていませんでした。 それから一週間ほど寝ること・食べることを忘れてしまう生活が続き、抜け殻状態でした。 そんな私たちを、徐々に立ち直らせてくれたのが、 もう一匹の家族と同じように犬を飼っている友達だったのです。 ここでは、「避けては通れないペットの死」と「ペットロス」について少しだけ学んでいきたいと思います。 ★ペットロスとは? 大切にしていたペットを失う体験の「総称」。 その別れ(死別・生き別れ)に伴う悲しみの過程を言います。 ★ペットロス障害とは? 「ペットロス」をきっかけに、心の病気に陥ってしまうことを言います。 死別・生き別れ直後に充分に悲しみ・泣けなかったことが、 大きく関係されていると考えられています。 ★ペットロスに伴う飼い主さんの心の変化 愛犬を亡くして悲しむことは、自然なことです。 その悲しみが大きいということは、愛犬を心から愛していたことの証明です。 大いに泣いて、悲しんで、充分に気持ちを開放していくことが大切なのです。 すると、時間が経つにつれて、徐々にその悲しみが消え、 愛犬と過ごしてきた楽しかったことを思い出すようになります。 そして、愛犬が一緒に幸せな時間を過ごしてくれたことへの感謝の気持ちが湧いてくるはずです。 この大変な経験を乗り越えることによって、 人間としてまた一つ成長し、愛犬が与えてくれた大切な時間を宝物として、 今後歩んでいく道のりをより強く進んでいくことが出来るでしょう。 ★ペットロスを重くしない為の今からの準備。 @愛犬は自分よりも先に死んでしまうということの自覚。 愛犬を自分の子供の様に愛情を注いでしまうことによって、愛犬を擬人化してしまい、 いつしか、人間と同様長生きしてくれるものと思い込んでしまう事があります。 その思い込みを取り除き、愛犬の寿命の短さを日ごろから認識しておくことが大切です。 A愛犬への過剰な依存はやめましょう。 愛犬への溺愛が過剰なものになると、 亡くした時のショックも大きなものになってしまいます。 「愛着」が「依存」にならないように日ごろから、ある程度の心の距離をとるようにしていきましょう。 B犬を介した友達を作っておきましょう。 犬友達を作っておくことも、大切なことです。 お互い犬を飼っていると、いづれ皆同じ境遇に合う仲間同士と言う共通点から 悲しみを共有することが出来、お互いに心の支えになることが出来るでしょう。 Cペットロスについての知識を持ちましょう。 ペットロスの知識があれば、悲しみがなくなるわけでは有りませんが、 必要以上のパニックは防げることでしょう。 日ごろ本を読むなどして、ペットロスについての知識を頭の片隅において置くようにしましょう。 ★ペットロスの悲しみの乗り越え方。 @悲しみを押し殺さないで、充分に悲しみましょう。 感情を表に出せなかったり、「他人に知られたら恥ずかしい」と思っている人は、 ペットロスが重く、長く引きずる 様になりかねません。 感情を抑えず思いっきり悲しみ泣くことによって、自分を癒す行為にもなり、 早く立ち直ることが出来るはずです。 A早く立ち直ろうと頑張らない様にしましょう。 立ち直った振りをしても、心はついていきません。 自分の心に素直になって、充分な充電期間を持ち少しずつ 愛犬の写真の整理をしながらでも、心を癒していくことが大切でしょう。 B犬友達など悲しみを分かってくれる人とおしゃべりの時間を作りましょう。 一人でずっと悲しみに浸っているのではなく、少し心が落ち着いてきたら、 犬友達などに愛犬の生前の思い出話などを話せる時間を作りましょう。 話を聞いてもらうことによって、徐々にポッカリ空いた心の隙間を埋めていってくれるはずです。 ★★★おさらいポイント★★★ ペットと言っても、今や本当に家族の一員に間違いないのです。 家族の一員でありながら、私たち飼い主の寿命の(寿命80年として) 長くて約5分の1しか生きられないなんて・・。 っと考えてしまうことが有ると思います。 一年ほど前までは私も働いていた為、朝は早くに家を出て夜は早くても8時頃。 でも、犬たちは、いつも「おかえり〜!!」っと、尻尾を振ってそれはそれは嬉しそうにお出迎えしてくれます。 私が、体調を崩し会社を長期の休暇に入った時、「今日も居るの!嬉しいなぁぁ!!」っと言う表情に。。。 寿命が長くて14〜15年の大型犬。 決して依存はしてはいけないけれども、少しでもこの子達に楽しい時間を 私たちと共に過ごさせてやりたいと思い出しました。 「長生きしてほしい」事には変わりはありませんが、 私たちとの楽しい思い出を一杯作ってやりたいと思っています。 私たちもそうすることによって「もっと、ああしてやればよかった。。」っと 悩むことも少なく(何かしら後悔は有るとは思いますが) ペットロス障害にまでは発展せず、「良い思い出をありがとう」っとある一定の期間を 経た時思えるようになり、立ち直れる事ができる事でしょう。 |
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