大型犬☆病気

知っておきたい大型犬の病気

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知っておきたい大型犬の病気
大型犬は成長期の体重の増加に関節の成長が追いつけず、
   肘・股関節などを痛めるケースがよくあります。

  大型犬で「股関節形成不全」はその中でも深刻な病気のひとつです。

   その他に「胃捻転」「心筋症」などが大型犬に多いとされている3大疾病と言えるでしょう。

股関節形成不全
   
@特徴
    大腿骨を受け止める骨盤のくぼみの部分が、極端に浅かったり、
    最悪の場合は真平らの場合もあったり、

    あるいは、大腿骨頭の部分が変形していたりして、
    骨同士がうまくかみ合うことが出来ない場合
    歩行に支障をきたしてしまう。

   
A症状
    明らかに分かる症状としては、歩く時に腰を左右に振ったり、
    走る時に後ろ足がウサギの様に両足を揃えて
    ピョンピョン飛ぶ様であったら、要注意です。

    成長と共に症状は悪化して行き歩行困難になる子も出てきます。

   
B予防・治療方法
    早い子ですと、生後6ヶ月でこの症状は出てきます。

    この病気と診断されたら、関節に負担が掛からないように体重を減らし、
    激しい運動は避けるようにしましょう。

    外科手術を行う場合も有りますが、後ろ足に筋肉をつけて骨を固定していく方法が、
    近頃の治療方法で注目されています。

    筋肉をつける方法でもっとも良い方法はスイミングです。
    この治療方法で歩行困難だった沢山の子たちが、 
    歩けるようになってきています。(個体差はありまがす。)

心筋症
   
@特徴
    心筋症は伸縮を繰り返す働きのある心臓が、その収縮運動低下によって起こる病気です。

    心臓の収縮が低下すると心臓から送り出される血液の量が減り、
    その結果全身の酸素量が不足してしまいます。

    そうすると、心臓は拍動回数を増やし心臓への負担をよりいっそう大きくしてしまうのです。
  
   

    食欲が無くなったり、元気がなくなり呼吸が速くなったりしてきたら
    初期症状を疑いましょう。

    病気が進行すると、せきがでたり、失神したり、心不全などをひき起こし、
    死に至る場合も有ります。

   
B予防・治療法
    今の段階で残念ながら予防方法はみつかっていません。

    大型〜超大型犬で4歳〜6歳にかけての若年から老年にかけて幅広く発症する確立が高い。

    また、オスのほうが発症する確立が高いと言われている。

    弱ってしまった心臓は治療することが不可能なため、
    血管を拡張ずる薬を使用するることによって心臓への負担を軽減させます。

    人も犬も心臓病はとても厄介な病気のひとつです。

胃捻転
   
@特徴
    未だに「これ」と言う原因ははっきりしていないが、
    多くに見られるのが、食事を取った後すぐに激しい運動をしたり、
    その逆で運動(散歩)後すぐに食事をとったりした場合発症する場合が多い。

    しかし、上記の事を守っていても「胃捻転になってしまった」と言う例は沢山報告されています。

   
A症状
    胃捻転になると胃にガスが溜まり、それによって、お腹が異常に膨らみます。
    呼吸が苦しくなり、吐こうと言う意思に反して何も中身が出ない場合は、
    胃捻転の初期症状を疑って間違いありません。

   B予防・治療法
    上記で述べた症状が出たらすぐに獣医さんに連れて行かなければならない、
    一刻を争う病気です。

    治療は開腹手術によって、ねじれた胃を元に戻す方法。

    予防としては、食事は少量を何回かに分けて与えあたり、
    食事を取った後は安静にさせる事。

    であるが、そのことをしっかり守っていても胃捻転を起こしてしまう
    大型犬・超大型犬には怖い病気です。

番外編
   
☆ゴールデン・レトリバーに多い病気
     やはり多いのが遺伝の場合も多い「股関節形成不全」。
     その他には「アトピー性皮膚炎」や「膿皮症」、
     外傷で出血すると血が止まりにくくなる「血友病」などが挙げられます。

   
☆バーニーズ・マウンテンドッグに多い病気
     やはりゴールデン同様、「股関節形成不全」には気をつけなくてはいけません。
     「股関節形成不全」と同じくらい発症率が高いとされているのが、「胃捻転」です。

 

★★★おさらいポイント★★★
  我が家には10歳のゴールデンレトリバーの男の子と2歳のバーニマウンテンドッグの女の子が居ます。

  両方とも大型犬の為、上記の病気には特に気を使っています。

  ゴールデンでは、8歳の時に胃捻転を起こし、アタフタしていたのですが、
  まずは獣医さんの指示を仰がなくては。

  っと思い、電話で指示を受け少し落ちついた時点で獣医さんに連れて行きました。
  その車の中で吐いたのが良かったようで、胃の中のガスが抜けたため、手術をせずに済みました。

  原因はわからずじまい。

  食事とは全く無関係な時間に引き起こしてしまったのですから、
  怖いですね。

  飼い主としては、愛犬の症状を冷静な目で見ることが一番大切だと思います。
  どうしても、動転してしまうとは思いますが、

  深呼吸して、今まず何をやるべきかを咄嗟に判断することによって愛犬を救うことが出来るでしょう。

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