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ニホンザリガニ.6
「帯広の森」の自然林
みちくさ
幻灯のヌプリ
11月5日 「とかちキムンカムイの森」主催の「帯広の森」自然観察会に参加しました。 帯広の森の面積は400haで街のすぐ側にあり、身近に自然を楽しめる貴重な所です。その一画にある自然林を帯広百年記念館学芸員 池田享嘉(ゆきよし)さんの案内で、自生する植物生態や外来帰化植物(アワダチソウ)の影響など学びました。
○オオバユリ やや湿りのある林内、林縁に自生。種から花が咲くまで約10年と一生に一度だけ繁殖を行う、あとは自分の根元から子孫増やす栄養繁殖がある。風で種子を飛ばす。花の咲かせる場所は10年間環境の変化がなかったことなるそうです。一度花を咲かせるとその花の命は終わり、種を残し枯れる儚い話です。
鈴蘭公園
屈足公園
オオバユリの花
オオバユリの茎枯れ、種つき
ウキクサの小さな沼もありました。
○フユノハナワラビ 冬緑性シダ植物、生育期間秋から春、夏は地上部が枯死して休眠。食べられる。
左下写真、
○ウキクサ 水面に浮遊する一年草で葉と茎の葉状体、葉状体とは茎を葉のように発達させて、両方の機能として働く。葉状体に空気をためて浮き袋に、安定のため根が水中にたれさがる。葉状体の長さ5〜10mm、幅が4〜8mm程の卵球形で表面は緑色、秋になると水底に沈んで越冬する。<ヴィキペディア百科事典参照>
観察会の日は雪が降っていたのですが、雪の中に緑の植物がありました。
ウキクサ
○フユイチゴ
葉の長さ5〜10
cm、ほぼ円形で浅く3〜5裂ふちに細い鋸刃。果実直径1cm球形。
左写真
帯広の森自然林にある小さな沼