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四天王寺前針灸院
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H5(リンパ管)良導絡
   H5(リンパ管)良導絡は、身体の「免疫」機能にかかわる自律神経と関係します。通常、体内の免疫は、リンパ液(リンパ系)、白血球(血液系)などによって、身体を病原(異物)から守り(防衛)ます。なので、両系の活動は、とても深い関係にあります。また、その防衛は緻密な協調(連携)で営んでいます。そして、その防衛が過剰になると、自己免疫病(全身性疾患、関節リウマチなど)が生じてきます。

   H5(リンパ管)良導絡の測定値は、リンパ管を含む免疫系の異常と関連して変動することが多いようです。その他、体液循環の異常の時にも変動がみられます。
※東洋医学では、リンパ管を「三焦」としています。また、H2(心嚢)・H3(心)良導絡の混ぜる機能にも関与します。

   H5(リンパ管)良導絡の測定部(代表測定点)は、手の背側、手首の真ん中のところにあります。この部位における微弱な通電電流量(測定値)を測り、その数値の高・低によって判断(診断)します。

H系
H1( 肺 )良導絡
H2(心嚢)良導絡
H3( 心 )良導絡
H4(小腸)良導絡
H5(リンパ管)良導絡
H6(大腸)良導絡

F系
F1( 脾・膵 )良導絡
F2( 肝 )良導絡
F3( 腎・副腎 )良導絡
F4(膀胱)良導絡
F5( 胆 )良導絡
F6( 胃 )良導絡

■臨床の手引き

(1) 症状が現れるところ
イラストorスナップ写真 上半身・・・
耳、側頭、側首、肩上、上腕の後側、前腕(手の甲)など
(2) 関連する器官・機能
イラストorスナップ写真 器官では・・・
循環器系:リンパ管
その他:耳


機能では・・・
おもに免疫系の働き

(3)よく見られる病症
イラストorスナップ写真 《 H5測定値が・・・ 》※:平均40μAより

高い場合
よくある : 小便異常、耳鳴り、めまい(メニエル病)など
時々ある : 下腹異常、難聴、赤面、発汗、咽喉の腫れ、微熱など

低い場合
よくある : 疲れ易い
時々ある : 腹部つかえる、呼吸苦しい、肌色濃くなる、微熱など

(4)よく用いられるツボ(灸・指圧の経穴)
イラストorスナップ写真 胸腹部・・・
VM-4(石門)

腰背部・・・
F4-36(三焦兪)

(5)よく用いられる漢方薬
イラストorスナップ写真 作成中