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四天王寺前針灸院
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F4(膀胱)良導絡
   F4(膀胱)良導絡も、F3(腎・副腎)良導絡と同じように身体の「分ける」機能にかかわる自律神経と関係します。F4(膀胱)良導絡でも、機能が2つに分かれる働きで、腎臓、骨(造骨・破骨)、下垂体・副腎(ホルモン分泌)、脳・自律神経(交感神経・副交感神経)などの働きをあらわします。とくに、F4(膀胱)良導絡では、自律神経系の働きをあらわします。なので、これらの器官・機能は、とても深い関係にあります。また、この働きは、お互いに協調・競合して営んでいます。そして、その協調が乱れると、さまざまな症状(高血圧、排尿、脳・自律神経の障害など)が生じてきます。

   F4(膀胱)良導絡の測定値は、脳・脊髄の神経および自律神経系の異常と関連して変動することが多いようです。その他、排尿の異常の時にも変動がみられます。

   F4(膀胱)良導絡の測定部(代表測定点)は足の外側、第5趾側の関節の後ろにあります。この部において微弱な通電電流量(測定値)を測り、その数値の高・低によって判断(診断)します

H系
H1( 肺 )良導絡
H2(心嚢)良導絡
H3( 心 )良導絡
H4(小腸)良導絡
H5(リンパ)良導絡
H6(大腸)良導絡

F系
F1( 膵・脾 )良導絡
F2( 肝 )良導絡
F3( 腎・副腎 )良導絡
F4(膀胱)良導絡
F5( 胆 )良導絡
F6( 胃 )良導絡

■臨床の手引き

(1) 症状が現れるところ
イラストorスナップ写真 上半身・・・
頭部(前頭、頭頂、後頭)、後頸部、胸背部

下半身・・・
腰部、臀部(仙骨)、大腿の後側、下腿の後側、足の小指側など

(2) 関連する器官・機能
イラストorスナップ写真 器官では・・・
神経系:脳(大脳基底核)、自律神経(副交感神経系)など
泌尿器系:膀胱、尿道など
その他:胃腸(食欲)など


機能では・・・
おもに骨格および姿勢の働き

(3)よく見られる病症
イラストorスナップ写真 《 F4測定値が・・・ 》※:平均40μAより

高い場合
よくある : 後頸部のこり、腰痛(坐骨神経痛)、足神経異常など
時々ある : 背中が張る、頭痛、眼の異常、鼻血、脳疾患、てんかんなど

低い場合
よくある : 後頸部のこり、腰痛、足神経異常(だるさ)など
時々ある : 背中が張る、坐骨神経痛、痔、脳疾患、てんかんなど

(4)よく用いられるツボ(灸・指圧の経穴)
イラストorスナップ写真 胸腹部・・・
VM-2(中極)

腰背部・・・
F4-27(膀胱兪)

(5)よく用いられる漢方薬
イラストorスナップ写真 作成中