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2(肝)良導絡は、身体の「
動き」機能にかかわる自律神経と関係します。通常、私達の体内での動きは、神経(末梢神経系など)・筋肉(腱・靱帯など)
※などによる働きです。また、F
2(肝)良導絡の動きは、そのすべて活動に、胆の機能がかかわっています。さらに、心(こころ)や性の働きも影響します。なので、これらの器官や機能は、とても深い関係にあります。それに、この働きは、すべてが協調して営んでいます。そして、その協調が乱れると、さまざまな症状(精神、生殖器や運動の障害など)が生じてきます。
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2(肝)良導絡の測定値は、肝機能の異常と関連して変動することが多いようです。その他、脳・脊髄、筋肉の異常の時にも変動がみられます。さらに、心(感情)の動揺の時にも変動するようです。
※東洋医学では、腱を「筋」、筋肉を「肌肉」としています。
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2(肝)良導絡の測定部(代表測定点)は足の背側、第1趾と第2趾の関節の後ろにあります。この部において微弱な通電電流量(測定値)を測り、その数値の高・低によって判断(診断)します。
H系
F系