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四天王寺前針灸院
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H4(小腸)良導絡
   H4(小腸)良導絡は、身体の「代謝」機能にかかわる自律神経と関係します。通常、体内での代謝は、全身のあらゆる所で営まれますが、H4(小腸)良導絡の代謝は、小腸や下腹部(主に腹筋)の活動などによる現象です。なので、小腸や下腹部の活動は、とても深い関係にあります。また、小腸の消化や腹筋の活動により、共に体熱が産生されます。そして、その過剰や不足により、冷えや熱性の症状(冷え症、微熱、関節炎など)が生じてきます。
※腹筋の活動により腹圧が上昇して、腹部の大動脈が押圧されて、血液の循環が促進されます。なので、H2(心嚢)・H3(心)良導絡の混ぜる機能にも関与します。

   H4(小腸)良導絡の測定値は、小腸を含む消化器系の異常と関連して変動することが多いようです。また、下腹部に異常がある時にも変動がみられます。

   H4(小腸)良導絡の測定部(代表測定点)は、手の背側、手首の小指側のところにあります。この部位における微弱な通電電流量(測定値)を測り、その数値の高・低によって判断(診断)します。

H系
H1( 肺 )良導絡
H2(心嚢)良導絡
H3( 心 )良導絡
H4(小腸)良導絡
H5(リンパ管)良導絡
H6(大腸)良導絡

F系
F1( 脾・膵 )良導絡
F2( 肝 )良導絡
F3( 腎・副腎 )良導絡
F4(膀胱)良導絡
F5( 胆 )良導絡
F6( 胃 )良導絡

■臨床の手引き

(1) 症状が現れるところ
イラストorスナップ写真 上半身・・・
耳、側頭、側首、肩上、肩甲、上腕の後側、前腕(手の甲、小指側)など
(2) 関連する器官・機能
イラストorスナップ写真 器官では・・・
消化器系:小腸および下腹の諸器官
その他:耳、顎など

機能では・・・
おもに新陳代謝、酵素などの化学的な消化の働き

(3)よく見られる病症
イラストorスナップ写真 《 H4測定値が・・・ 》※:平均40μAより

高い場合
よくある : 下腹が張る、頭痛、関節痛(リウマチ)など
時々ある : 便秘、口瘡(口内炎)、熱っぽい、発汗など

低い場合
よくある : 下腹が張る、頭痛、関節痛(リウマチ)など
時々ある : 耳鳴り、難聴、手足の冷え、下痢など


(4)よく用いられるツボ(灸・指圧の経穴)
イラストorスナップ写真 胸腹部・・・
VM-3(関元)

腰背部・・・
F4-28(小腸兪)

(5)よく用いられる漢方薬
イラストorスナップ写真 作成中