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4(小腸)良導絡は、身体の「
代謝」機能にかかわる自律神経と関係します。通常、体内での代謝は、全身のあらゆる所で営まれますが、H
4(小腸)良導絡の代謝は、小腸や下腹部(主に腹筋)の活動
※などによる現象です。なので、小腸や下腹部の活動は、とても深い関係にあります。また、小腸の消化や腹筋の活動により、共に体熱が産生されます。そして、その過剰や不足により、冷えや熱性の症状(冷え症、微熱、関節炎など)が生じてきます。
※腹筋の活動により腹圧が上昇して、腹部の大動脈が押圧されて、血液の循環が促進されます。なので、H2(心嚢)・H3(心)良導絡の混ぜる機能にも関与します。
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4(小腸)良導絡の測定値は、小腸を含む消化器系の異常と関連して変動することが多いようです。また、下腹部に異常がある時にも変動がみられます。
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4(小腸)良導絡の測定部(代表測定点)は、手の背側、手首の小指側のところにあります。この部位における微弱な通電電流量(測定値)を測り、その数値の高・低によって判断(診断)します。
H系
F系