本文へスキップ
【天王寺駅から徒歩9分 四天王寺南大門<駐車場>東隣り】

〒543-0052
大阪市天王寺区大道2-13-21
ライオンズマンション四天王寺101号
電話/FAX 06-4305-3805



0643053805
ご予約電話はこちらから

四天王寺前針灸院
グーグル・マップはこちらから
H2(心嚢)良導絡
   H2(心嚢)良導絡は、身体の「混ぜる」機能にかかわる自律神経と関係します。通常、私達の体内で、混ぜるとは循環器系(心臓、血管、リンパ管など)によって、体液(血液・リンパ液など)が混ぜ合わさる現象です。なので、これら器官は、とても深い関係にあります。また、これら器官(心臓・血管・リンパ管)は、動的な協調で営んでいます。そして、その協調が乱れると、さまざまな症状(動悸、貧血・充血、浮腫など)が生じてきます。

   H2(心嚢)良導絡の測定値は、心臓を含む循環器系の異常と関連して変動することが多いようです。とくに、心拍や脈拍の異常の時に変動がみられます。
※東洋医学では、心嚢を「心包」と表しています。その心嚢とは、胸部の真ん中で肺に挟まれた所(縦隔)です。

   H2(心嚢)良導絡の測定部(代表測定点)は、手の平(手掌)側、手首の真ん中のところにあります。この部位における微弱な通電電流量(測定値)を測り、その数値の高・低によって判断(診断)します。

H系
H1( 肺 )良導絡
H2(心嚢)良導絡
H3( 心 )良導絡
H4(小腸)良導絡
H5(リンパ管)良導絡
H6(大腸)良導絡

F系
F1( 脾・膵 )良導絡
F2( 肝 )良導絡
F3( 腎・副腎 )良導絡
F4(膀胱)良導絡
F5( 胆 )良導絡
F6( 胃 )良導絡

■臨床の手引き

(1) 症状が現れるところ
イラストorスナップ写真 上半身・・・
胸の中央、上腕の内側、前腕の中央(手の平)など
(2) 関連する器官・機能
イラストorスナップ写真 器官では・・・
循環器系:心臓(心膜=心嚢・縦隔)、血管系など
その他:舌、肋間(乳房の下)
など

機能では・・・
おもに血液やリンパ液の流れ(循環)具合など

(3)よく見られる病症
イラストorスナップ写真 《 H2測定値が・・・ 》※:平均40μAより

高い場合
よくある : 肩こり
時々ある : 心臓病、上肢の痛み、目の充血など

低い場合
よくある : 動悸
時々ある : 言語障害、胸苦しい、手掌の熱感など


(4)よく用いられるツボ(灸・指圧の経穴)
イラストorスナップ写真 胸腹部・・・
VM-16(?中)

腰背部・・・
F4-50(厥陰兪)

(5)よく用いられる漢方薬
イラストorスナップ写真 作成中