本文へスキップ
【天王寺駅から徒歩9分 四天王寺南大門<駐車場>東隣り】

〒543-0052
大阪市天王寺区大道2-13-21
ライオンズマンション四天王寺101号
電話/FAX 06-4305-3805



0643053805
ご予約電話はこちらから

ryodoraku@kme.biglobe.ne.jp
ご予約・お問い合わせメールはこちらから
治療方法

 おもに「良導絡療法」を用いて治療します。この良導絡療法は大阪・浪速の地で発祥し、世界的に広まった”日本式針灸治療”です。しかし、一般の方にはあまり知られていません。当院では良導絡の専門治療ならびに啓蒙・普及を目的として開院いたしました。すばらしい浪速の健康・治療法をぜひ体感してみてください。

良導絡療法とは?






測定の写真





カルテの写真





治療の写真

 良導絡療法の正式な名称は「良導絡自律神経調整療法」といいます。これは”良導絡理論”にもとずいて、身体各所(臓腑など)の自律神経活動を測定し、針灸などの刺激療法を施して、その活動(機能)を強めたり、弱めたりして調整する方法です。

 ”良導絡理論”を簡単に説明すると次のようになります。

 身体内部に生じた異常(疾病など)は身体外部(体壁)に向かう自律神経によって、皮膚や筋肉に伝えられます。この外部へ向けられる自律神経を「交感神経(遠心性線維)」といいます。

 この遠心性の交感神経は、皮膚面の通電抵抗に変化(良導点)を起こさせ、それによって、その異常を伝えます。つまり、皮膚に電気を通りやすくしたり、通り難くしたりして異常を知らせます。

 この電気的変化、すなわち交感神経遠心性の活動性は予期せぬことも教えてくれます。すなわち、電気的変化のある皮膚(良導点)は、身体内部の異常部位を逆探知して見つける重要な部位、また手がかりとなります。

 これを発見したのが大阪の故中谷義雄博士です。

 中谷博士は、この現象(電気的変化)を数値化し、科学的な研究を重ねて、科学的根拠のある学説を導きました。これを「良導絡理論」といいます。

 その上、その異常活動があるとおもわれる自律神経に刺激を与え、その刺激による反応(反射)によって自律神経の活動性=働きを調整する方法も考案されました。これが「良導絡療法」です。

 具体的には、@良導絡測定をおこない、通電電流値を数値化し、A良導絡専用カルテにプロットして良導絡診断カルテ作成し、Bこの良導絡診断カルテによって導かれた身体の異常=弱点(自律神経の変調=良導点=ツボ)を見つけます。

 Cその後、針灸などの刺激(治療)によって、その自律神経の活動性=働きを健康な人に近づけるように調整していきます。

 健康な人の自律神経系は、身体機能に起きる、さまざまな異常を自然に整えて治癒させる力(自然治癒力)が常に備わっています。

 なので、健康な人の自律神経活動に近づける良導絡療法は、身体の「自律機能活性法」または「自然治癒(再生)力活性法」などと言っても過言ではありません。

良導絡療法プロモーション映像 (YouTube)

@ 良導点と反応良導点
A 経穴(ツボ)と反応良導点
B 良導絡と良導絡療法
C 良導絡の測定と治療
D 全身調整療法
E 反応良導点治療
F 良導絡治療に際しての注意!

こんな方にお勧めです。

近ごろ、体調が悪く、疲れが全然取れない方。
神経の痛みや麻痺の症状に悩まされている方。
筋肉の緊張やコリが取れずに困っている方。
今までの治療法でスッキリしなかった方。
その他の針療法

当院では下記の方法と効果を期待して治療します。

良導針

【良導針】直流の微弱マイナス電流を針に通じ、症状のあるツボを刺激します。”電気針(EAP)”や”ER針”とも呼ばれます。電気を通じる、このような針は患部の自然治癒力(組織再生力)を高める作用があるとされます。したがって、とくに頑固な症状のある局所におこないます。当院では「良導針」という名称でおこなっています。

神経幹刺針

【神経幹刺針】末梢神経(幹)の近くを針で刺激します。”ペインクリニック的針療法”とも呼ばれます。神経を刺激すると”とても痛い”と思う人がいます。しかし、この針は痛みを伝えている神経(感覚)を刺激するので、むしろ痛みは抑えられて鎮まります。一方、麻痺は運動や痛みなどの感覚が伝えられない症状です。この針は、この場合にも良い賦活刺激となります。したがいまして、神経痛や神経麻痺の緩和の場合におこないます。

筋弛緩針

【筋弛緩針】凝り(コリ)や圧痛などの生体反応がある筋肉を電気針で刺激します。”トリガーポイント針療法”や”ドライ・ニードル”とも呼ばれます。一般的にマッサージなどで刺激された筋肉は収縮する力が弱まり、また内部の血行も増して筋肉の疲労物質や発痛物質などが流し出されます。しかし、慢性化した頑固な凝り(コリ)は、揉んでもなかなか緩みません。筋弛緩針では、それらを”ほぐす”為、つまり頑固な筋緊張・筋肉痛・筋硬結などを緩和させる場合におこないます。

耳針

【頭皮針】頭の表面(頭皮)を針で刺激します。頭皮の針は”脳卒中の針”として知られています。とくに、脳卒中の後に生じた運動麻痺・機能障害に効果があるとされます。また、脱毛・抜け毛の防止にも効果が出た人もいます。したがって、この頭皮針は、片麻痺の機能訓練の補助や脱毛症の場合におこないます。

耳針

【耳針】耳の表面(耳介)を針で刺激します。なので”耳介療法”とも呼ばれます。耳の針は”やせる針”としてよく知られています。たしかにその効果がすごく出た人もいます。しかし、近年よく利用されるのは”解毒”の作用です。この針により代謝を早めて身体に有害な中間代謝物を処理します。とくに、それが問題となるのは諸種の依存症です。したがって、タバコ(ニコチン)依存やアルコール依存などを抑える場合におこないます。

耳針

【SSP療法】表面電極(SSP電極)で刺激します。SSP電極は大阪医科大学麻酔科教授(初代) 故兵頭正義先生が開発されました。SSP電極は、特殊な形状の電極であり、電気的に針と同様な刺激を発生させ皮膚を刺激します。なので”刺さない針療法”とも呼ばれています。一般的には子供や針治療が苦手な患者に施す療法として知られます。また、この療法では通電治療しながら動作・運動がおこなえることも特徴的です。ただ、針治療よりも若干効果が劣ることがありますのでご了承ください。


上記のほか、効果が期待できる様々な方法で治療します。

患者様の声

これまでの患者様の声を紹介しています。

人物写真

過労が原因で後部に転倒しました。その直後から背中がひどく痛み、歩くことも大変でした。整形外科で”脊椎圧迫骨折”と診断され、日常はコルセットをして、歩行には松葉杖を使うように言われました。また、痛み止めなどを服用するようにも言われました。しかし、痛みが強く、寝起きも苦痛でした。その上、不慣れな松葉杖を使っていたために肩まで痛くなりました。
それで良導針の治療を受けました。骨折自体はコルセットと安静で良くなりました。また背中と肩の痛みは、この治療で大変楽になりました。(73歳女性)

人物写真

末期ガンで、抗ガン剤を服用していました。その副作用で手足が痺れ、髪の毛が抜け落ち、体調も大変乱れました。外出など、とてもする気持ちになれませんでした。
良導絡療法で体調を整える治療を受けました。その後から、体調はとても良くなりました。ガンの状態は変わりませんが、散歩などの外出は楽しくなりました。(77歳男性)

人物写真

イライラする性格のためでしょうか、血圧が高く、ひどい肩こりに悩まされていました。内科で”高血圧”と診断され、降圧剤をもらって飲んでいます。血圧はお薬で調節されているようですが、肩こりはあまり変わりません。
良導絡療法を受けました。それから、肩こりがとても軽くなりました。また、イライラも少なくなりました。(68歳女性)


上記はほんの一部で、許可をいただいた患者様に喜びの声を掲載しております。