F
5(胆)良導絡も、F
2(肝)良導絡と同じように身体の「
動き」にかかわる自律神経機能と関係します。通常、私達の体内での動きは、神経(末梢神経系など)・筋肉(腱・靱帯など)などによる働きです。また、F
5(胆)良導絡の動きは、そのすべて活動に、肝の機能がかかわっています。さらに、心(こころ)の働きも影響します。なので、これらの器官や機能は、とても深い関係にあります。それに、この働きは、すべてが協調して営んでいます。そして、その協調が乱れると、さまざまな症状(精神、運動の障害など)が生じてきます。
F
5(胆)良導絡の測定値は、胆嚢の異常と関連して変動することが多いようです。その他、脳・脊髄(中枢神経系など)の異常の時にも変動がみられます。また、血圧の変化の時にも変動するようです。
※東洋医学では、腱を「筋」、筋肉を「肌肉」としています。
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5(胆)良導絡の測定部(代表測定点)は足の関節の外側(外くるぶし)の前下方にあります。この部において微弱な通電電流量(測定値)を測り、その数量的な高低差によって判断(診断)されます。
H系
F系