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1(脾・膵)良導絡は、身体の「
化ける」機能にかかわる自律神経と関係します。通常、私達の体内で、化けるとは「消化」活動です。食べ物の消化は、膵臓などの消化液(化学的)と口腔・胃・腸の蠕動運動(機械的)などでおこなわれます。なので、これらの器官や機能は、とても深い関係にあります。さらに、これらは栄養にも関与し、肌肉(筋肉・皮下脂肪など)と関節の働きに影響します。また、消化・栄養と関節の働きは、協調して営んでいます。そして、その協調が乱れると、さまざまな症状(胃腸や関節の障害など)が生じてきます。
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1(脾・膵)良導絡の測定値は、膵臓を含む消化器系の異常と関連して変動することが多いようです。その他、肌肉(筋肉・皮下脂肪など)の異常の時にも変動がみられます。
※東洋医学では、膵臓を「脾」としています。
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1(脾・膵)良導絡の測定部(代表測定点)は、足の内側、第1趾側の関節の後ろにあります。この部位における微弱な通電電流量(測定値)を測り、その数値の高・低によって判断(診断)します。
H系
F系