HOME > 安産整体

安産整体について(マタニティー整体)

安産になるための施術について

ただ単に妊婦さんの症状を改善するだけでなく、安産でご出産していただくための施術を行います。

まず施術ができる期間ですが、安定期に入った4~5か月目から出産予定日の1か月前までが目安となります。

また、おなかの張りが強くて動くことを制限されたいる方は、通常の施術ができない場合もございます。

おなかの赤ちゃんに負担にならないように、仰向け、横向き、座った姿勢、立った姿勢での施術になります。


不妊のページでも載せましたが、女性生殖器は骨格、特に骨盤が大きく関係しています。妊娠出産となれば、なおさら大切です。

安産になるためのポイントは、赤ちゃん(子宮)の位置を高い位置でキープする事です。

哺乳類の中でも人間だけが2本足で生活しています。そのため妊娠中、特に後期は子宮が下がりやすくなります。出産直前に下がるのは当たり前ですが、それ以前はなるべく高い位置を保つことが安産には大切な事です。

 

 図をみていただくとわかりますが、この中でポイントは《膣と子宮の位置関係》です。これは妊娠前の状態ですが、妊娠前でも骨盤のズレなどによりこの位置関係が崩れると不妊や生理痛の原因になります。子宮や卵巣、卵管が圧迫され下に押し下げられるのが原因だと思われます。

 

 

こちらは、妊娠後期の状態ですが、この図のような位置関係を保っていれば安産になりやすい状態と思われます。

産道をまっすぐにするイメージです。

おへその上あたりがトップになるくらいでしょうか。

この状態は妊娠時によくある足のむくみや静脈瘤、妊娠高血圧症(妊娠中毒症)や膀胱が圧迫されることによる残尿感や尿漏れなどの症状を軽減させる効果も期待できます。

子宮のすぐ後ろに太い動脈や静脈、神経が通っています。また子宮のすぐ下には膀胱ありますが、子宮が下がってくるとそれらを圧迫するようになり、さまざまな症状が出やすくなります。

大きなとうがんのような形のものが、おなかに入っているわけですから、それが下がって横向きに寝てしまえば、いろいろんな部分を圧迫するだけでなく、膣との角度が大きくなり、赤ちゃんが産道を通りにくくなります。ですから赤ちゃんが出やすくなるためには、産道はストレートに近いほうが望ましいのです。

このような状態を保てるように骨盤やおなかの調整をしてゆきます。

また出産時には骨盤が広げられます。広がりやすくするため、骨盤内の関節を柔らかく調整してゆきます。

そして出産後1か月過ぎからは開いた骨盤を調整して妊娠前の状態に戻してゆきます。骨盤が動くわけですから、この時期にしっかり戻さないと、腰痛や恥骨痛、股関節の痛みやホルモンバランスの乱れ等その後の体調におおきく関わってきます。

当然ですがスタイルも戻りますよ!

 

逆子について

逆子についての問い合わせも多いのでここでちょっと説明します。

簡単に説明すると逆子になるのは赤ちゃんがその方が居心地がいいためです。

ではなぜその方が居心地がよくなるのか?多くの場合、子宮の向きが関係しています。

安産になるための施術で説明したように赤ちゃんがなるべく高い位置を保つこと!逆子についても同じことが言えます。

やはり骨盤の向きが重要で後傾になっていると逆子にもなりやすいようです。

ですから施術としてはこの骨盤の角度を付けることを中心に行ってゆきます。

また、おなかを緩めることも重要で、それも子宮を立たせやすくなります。

バランスを整えた後、逆子体操をしたら治ったとか、中にはバランスを整えただけで自然に治った方もいらっしゃいました。

もちろんバランスだけではどうしようもないこともあります。

たとえば骨盤の大きさが小さ目の方とか、どうしても張りが強くなってしまう方などは、それ自体赤ちゃんの居心地が悪いですから、なかなか治らないことも有るでしょうが、多くの場合バランスを良くすることは、赤ちゃんも居心地がよいという事です。

 

お問い合わせはコチラへ!

icon 電話番号0533-95-8888
ご不明な点がございましたら、まずはお気軽にご相談下さい。
→メールでのお問い合わせ


ページトップに戻る