ミネラルは6大栄養素の1つです。ほかの栄養素と違い炭素が結合されていない無機質なものです。
ビタミンは酵素を助ける補酵素ですがミネラルも実は補酵素なのです。そしてビタミンはミネラルがないと吸収されず、本来の機能を発揮できません。
人間の生命活動と健康維持に必要不可欠なミネラルを必須ミネラルと言いカルシウム、リン、カリウム、イオウ、ナトリウム、マグネシウム、鉄のマクロ元素と亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、マンガン、モリブデン、クロムなどの微量元素があります。
ミネラルは約2000種の酵素反応にかかわっています。たとえばマグネシウムが不足すると生命活動に大切な酵素反応の約300種が働かなくなります。
こんな1つ1つが体にとって大変必要なミネラルですが摂りすぎて中毒症や過剰症が起きやすく必要量と毒性が現れる量の幅が狭いのが特徴です。
(日本人は一般的にナトリウムとリンが過剰ぎみです。)
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