ビタミンは必須栄養素の1つで人が生きて行くためには必ず必要な栄養素です。3大栄養素の脂質、タンパク質、炭水化物が体内でエネルギーになる時や筋肉や骨、内臓などがつくられるときに必要な微量栄養素です。
タンパク質のページでタンパク質を材料に体をコントロールする酵素がつくられている書きましたが、この酵素の多くは補酵素がないと働きません。その補酵素にあたるにがビタミンなのです。体に必要なビタミンの内1つでも不足するものがあるとうまく酵素が働きません。
但し、人の体はうまくできてまして今、ビタミンが足りないから病気になると言う訳ではありません。体にはある程度の許容量(30年間から50年間と言われています。)があります。しかし、日頃の生活の習慣の中でビタミンの足りない状態がつづくとどうなるでしょう?ある日突然「ガン」「糖尿病」または「脳卒中」などの生活習慣病となるのです。
最近では体の許容量が少なく子供でも生活習慣病となるケースも増えています。(子供を産む親がビタミン不足だからかも)
ビタミンは大きく分けると水に溶ける水溶性のものと脂にとける脂溶性の2種類となり、一般的には水溶性のビタミンは尿として排泄されやすいが、脂溶性ビタミンは体内に溜まりやすく過剰ぎみになりやすいと言われています。では、ビタミンの個々の働きについて詳しく見てみましょう。
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