●土佐国年代ﾘﾝｸ

延享･寛延･宝暦ﾘﾝｸ⇒

土佐国(延享・寛延・宝暦年間)

●宝暦元年(1751)
6月6日－高岡郡別府山郷の人々が紙や茶などの専売に反対して強訴する（別府山9か村騒動）。

●宝暦2年(1752)
国産方(国産問屋）を創設し、御蔵紙（おくらがみ＝高知城の本蔵に納入した紙）・平紙(ひらがみ)の制を設けて製紙業の統制をする。
儒学者谷垣守(かきもり)死去する。

●宝暦5年(1755)
11月－高岡郡津野山郷の農民が，藩の紙専売に反対して一揆をおこす（津野山騒動）。

●宝暦7年(1757)
3月28日－土佐藩が家臣からの借上米についての規則を定める。

●宝暦8年(1758)
2月－土佐藩が，身分制のゆるみを押さえるため，郷士らの絹・紬着用などを禁じ、履物も規制する。
与市が荒節を改良し，現在のカツオ節の製法を考案する。

●宝暦9年(1759)
訴訟箱を城外に設けて、士民の投書を許す。
藩校教授館(こうじゅかん)建設、翌年1月16日開校する。

●宝暦10年(1760)
9月12日－土佐藩が1752年設置の国産方会所を廃止し，生産者・商人直接の平紙(ひらがみ)取引を認める。

●宝暦13年(1763)
8月－土佐藩が幡多(はた)郡の新田開発資金などを集めるため，系譜や職業を問わす，新規に郷士を募集する。