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安芸国(延宝・天和・貞享年間)

●延宝2年(1674)
秋－夏からの大風雨・洪水で領内の田畑の損失は7万7,000余石，流失家屋7,527軒に達する。

●延宝3年(1675)
4月15日－広島藩が給地をすぺて代官支配とする。
10月7日－広島藩が東西の新開地で犬・猫狩りをする。

●延宝4年(1676)
5月7日－大雨・洪水により国内の田畑の損害3万7,000石余，流失家屋1,122軒に達する。

●延宝6年(1678)
8月4日－九州から中国・四国・近畿・東海地方にかけて大雨・洪水が襲い，各地に激甚な被害をもたらす（～8.12）。
山城宇治の人佐平が山県郡殿賀(とのが)村に製茶法を伝える。

●天和2年(1682)
広島藩が8～9年来の不作続きのため，年貢の切り下げなど救済策を打ち出す。

●貞享2年(1685)
12月10日－中国、四国で大地震が発生。安芸では人家が倒壊し死者が続出する。