ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア (WEST HIGHLAND WHITE TERRIER)
犬種標準(スタンダード)解説
犬種グループ |
3グループ(※参照) テリア |
犬 種 名 | ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア WEST HIGHLAND WHITE TERRIER |
原 産 地 | イギリス |
用 途 | テリア |
沿 革 | ケアーン・テリアからしばしば白色の犬が生まれ、昔はこれを除去していました。 ボルタロッチのマルコルムスはこの白いケアーン・テリアに興味を持ち、他の白い犬種を利用して白いテリアを増やしていきまいた。 この白いテリアがウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの出現に大きな影響を与えました。 長い間この犬種とケアーン・テリアの交配が認められていたが、AKCが1917年両犬種の間から生まれた子犬の登録を認めないようになり、両犬種は完全に分離されるようになりました。> |
一 般 外 貌 | 力強い体躯構成で、胸と後肋は深く、背は平で、四肢は力強く、筋肉質で力強さと活動力のコンビネーションが最大の特徴である。 |
習 性・性 格 | 小さく、活動的で、勇敢。自尊心は高く、いたずらっ子である。 鋭敏で、陽気で、勇気があり、独立心が強いが、友好的である。 |
毛 色 | ホワイト |
サ イ ズ | 大高は約28cm |
(JKCスタンダードブック参照) |
※ 現在、世界には非公認犬種を含めて700〜800の犬種があるといわれていますが、社団法人ジャパンケネルクラブでは国際畜犬連盟(FCI)により公認された339犬種(2008年6月現在)のうち、187犬種を登録しております。 ご紹介する以下の犬種は、その存在目的や形態によって10のグループに分類(国際畜犬連盟により10グループ制となっているため)されております。 これらの犬種には全て、繁殖指針とするための「犬種標準」(スタンダードとも呼ばれるもので、各犬種の理想像を文書で書き表したもの)が定められています。 |
1グループ(G) | 牧羊犬・牧畜犬 シープドッグ(SHEEP DOGS)&キャトル・ドッグ(CATTLE DOGS) 「スイス・キャトル・ドッグ(EXCEPT SWISS CATTLE DOGS)を除く」 家畜の群れを誘導・保護する犬 |
2グループ(G) | 使役犬 ピンシャー(PINSCHER)&シュナウザー(SCHNAUZER)、モロシアン犬種(MOLOSSOID BREEDS)、スイス・マウンテン・ドッグ(SWISS MOUNTAIN)&スイス・キャトル・ドッグ(SWISS MOUNTAIN AND CATTLE DOGS)、関連犬種(OTHER BREEDS) 番犬、警護、作業をする犬 |
3グループ(G) | テリア テリア(TERRIERS) 穴の中に住むキツネなど小型獣用の猟犬 |
4グループ(G) | ダックスフンド ダックスフンド(DACHSHUNDS) 地面の穴に住むマナグマや兎用の猟犬 |
5グループ(G) | 原始的な犬・スピッツ スピッツ(SPITZ)&プリミティブ・タイプ(PRIMITIVE TYPES) 日本犬を含む、スピッツ(尖ったの意)系の犬 |
6グループ(G) | 嗅覚ハウンド セントハウンド(SCENTHOUDS)&関連犬種(RELATED BREEDS) 大きな吠声と優れた嗅覚で獲物を追う獣猟犬 |
7グループ(G) | ポインター・セター ポインティング・ドッグ(POINTING DOGS) 獲物を探し出し、その位置を静かに示す猟犬 |
8グループ(G) | 7グループ(G)以外の鳥猟犬 レトリーバー(RETRIEVERS)、フラッシング・ドッグ(FLUSHING DOGS)、ウォーター・ドッグ(WATER DOGS) 7グループ(G)以外の鳥猟犬 |
9グループ(G) | 愛玩犬 コンパニオン・ドッグ(COMPANION DOGS)&トイ・ドッグ(TOY DOGS) 家庭犬、伴侶や愛玩犬目的の犬 |
10グループ(G) | 視覚ハウンド サイトハウンド(SIGHTHOUNDS) 優れた視覚と走力で、獲物を追跡捕獲する犬 |