アフガン・ハウンド
 ゴールデンレトリバー
 サルーキー
 シベリアン・ハスキー
 ジャーマンシェパード・ドッグ
 ジャイアント・シュナウザー
 スタンダード・プードル
 ダルメシアン
 ニューファンドランド
 バーニーズ・マウンテン・ドッグ
 フラットコーテッドレトリバー
 ボーダー・コリー
 ボルゾイ
 ラフ・コリー
 ラブラドールレトリバー

 アメリカン・コッカー・スパニエル
 ウィペット
 ウェルシュ・コーギー
 シェットランド・シープドッグ
 柴
 日本スピッツ
 ビーグル
 フレンチ・ブルドッグ

 イタリアン・グレーハウンド
 ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア
 キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
 シー・ズー
 ジャック・ラッセル・テリア
 ダックスフンド
 チワワ
 チャイニーズ・クレステッド・ドッグ
 トイ・プードル
 パグ
 パピヨン
 ボストン・テリア
 ポメラニアン
 マルチーズ
 ミニチュア・シュナウザー
 ミニチュア・ピンシャー
 ミニチュア・ブル・テリア
 ヨークシャー・テリア

スタンダード・プードル STANDARD POODLE

スタンダード・プードル (STANDARD POODLE) 犬種標準(スタンダード)解説

犬種グループ
9グループ(※参照) 愛玩犬
犬  種  名 スタンダード・プードル STANDARD POODLE
原  産  地 フランス
用      途 愛玩犬・家庭犬
沿      革 非常に古くからヨーロッパ大陸の各地にいたようで原産地を特定するのが困難なくらいだが、フランスで人気化したことからフレンチ・プードルというような呼び名もあります。
ドイツから移入された水辺の猟を得意とする犬が先祖犬といわれています。
16世紀頃からフランスの上流階級の婦人に愛されるようになってミニチュア・サイズのプードルが作出されました。
ルイ16世(1754年〜1793年)の時代にはトイ・プードルも作出されており、他の国にも知られるようになりました。
南欧のウォーター・ドッグ(水中作業犬)との混血説もあり、この犬は作業を容易にするため被毛の一部分を刈りとる習慣がありました。
プードルはカモ猟に使用され、獲物の運搬を得意としたことからカットがほどこされ、次第に美的な要素が加味されて今日のクリップに発展しました。
一 般 外 貌 優雅な容姿、気品に富んだ風貌を備え、スクエアの体構でよく均整がとれている。
慣例上の刈り込みによって、一層プードル独特の高貴さと威厳をたかめている。
プードルの特色であるクリップによって、多少の外貌表現に差を見るが、表現は知的であり、より優雅で気品を発揮しなければならない。
習 性・性 格 利口、活発、従順で、しかも活動的な動作を示す。
毛      色 きれいな一色毛であることを理想とし、ブラック、ホワイト、ブルー、グレー、ブラウン、アプリコット、クリーム、シルバー、シルバー・ベージュ、レッドなどがあり、同色内の濃淡がある。
カフェ・オ・レ色はブラウン系色の中に含まれる。
サ   イ   ズ スタンダード・プードル
 45cm〜60cm。上下2cmまでは許容される。スタンダード・プードルはミディアム・プードル
 をそのまま拡大・伸展したものとし、ミディアム・プードルと同一の特徴を有していなけれ
 ばならない。
ミディアム・プードル
 35cm〜45cm。
ミニチュア・プードル
 28cm〜35cm。このサイズのプードルはミディアム・プードルを縮小した外貌と類似し、比
 率は可能な限りミディアム・プードルの比率を維持し、ドワーフィズム(矮小発育症)のい
 かなる兆候も呈してはならない。
トイ・プードル
 28cm以下(26cmが望ましい)である。トイ・プードルはミニチュア・プードルの外貌と類似
 し、全体的な比率も同一であり、ミニチュア・プードルのスタンダードのすべての必須要件
 に適合するものとする。ドワーフィズム(矮小発育症)が見られるものは全て失格となる
 が、オクシパットの隆起に限ってはそれほど目立たなくてもよい。
(JKCスタンダードブック参照) スタンダード・プードル STANDARD POODLE
※ 現在、世界には非公認犬種を含めて700〜800の犬種があるといわれていますが、社団法人ジャパンケネルクラブでは国際畜犬連盟(FCI)により公認された339犬種(2008年6月現在)のうち、187犬種を登録しております。
ご紹介する以下の犬種は、その存在目的や形態によって10のグループに分類(国際畜犬連盟により10グループ制となっているため)されております。
これらの犬種には全て、繁殖指針とするための「犬種標準」(スタンダードとも呼ばれるもので、各犬種の理想像を文書で書き表したもの)が定められています。
1グループ(G) 牧羊犬・牧畜犬
シープドッグ(SHEEP DOGS)&キャトル・ドッグ(CATTLE DOGS) 「スイス・キャトル・ドッグ(EXCEPT SWISS CATTLE DOGS)を除く」
家畜の群れを誘導・保護する犬
2グループ(G) 使役犬
ピンシャー(PINSCHER)&シュナウザー(SCHNAUZER)、モロシアン犬種(MOLOSSOID BREEDS)、スイス・マウンテン・ドッグ(SWISS MOUNTAIN)&スイス・キャトル・ドッグ(SWISS MOUNTAIN AND CATTLE DOGS)、関連犬種(OTHER BREEDS)
番犬、警護、作業をする犬
3グループ(G) テリア
テリア(TERRIERS)
穴の中に住むキツネなど小型獣用の猟犬
4グループ(G) ダックスフンド
ダックスフンド(DACHSHUNDS)
地面の穴に住むマナグマや兎用の猟犬
5グループ(G) 原始的な犬・スピッツ
スピッツ(SPITZ)&プリミティブ・タイプ(PRIMITIVE TYPES)
日本犬を含む、スピッツ(尖ったの意)系の犬
6グループ(G) 嗅覚ハウンド
セントハウンド(SCENTHOUDS)&関連犬種(RELATED BREEDS)
大きな吠声と優れた嗅覚で獲物を追う獣猟犬
7グループ(G) ポインター・セター
ポインティング・ドッグ(POINTING DOGS)
獲物を探し出し、その位置を静かに示す猟犬
8グループ(G) 7グループ(G)以外の鳥猟犬
レトリーバー(RETRIEVERS)、フラッシング・ドッグ(FLUSHING DOGS)、ウォーター・ドッグ(WATER DOGS)
7グループ(G)以外の鳥猟犬
9グループ(G) 愛玩犬
コンパニオン・ドッグ(COMPANION DOGS)&トイ・ドッグ(TOY DOGS)
家庭犬、伴侶や愛玩犬目的の犬
10グループ(G) 視覚ハウンド
サイトハウンド(SIGHTHOUNDS)
優れた視覚と走力で、獲物を追跡捕獲する犬