樹木用語集
この用語集は柏書房「葉っぱでおぼえる樹木」の用語集を中心に記載したものです。転記は著作権に触れるかもしれませんが、ご理解いただきたく。記載のなかったものは、他の書物、あるいはネット情報の説明を付加しています。
毬状花序(まりじょうかじょ)
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針葉樹の花の付き方を言う。
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実生(みしょう)
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接木や挿し木、株分けなどによらず、種子から発芽して生育すること。またはそのように生育した植物。とくに苗木などをいう。
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蜜腺(みつせん)
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被子植物の分泌組織で、糖類を主成分にする花蜜を分泌する。多くは子房の基部か雄しべと子房の間にある。花以外に蜜腺があるものもあり、ヤマザクラやトケイソウなどでは葉柄にある。
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無限花序(むげんかじょ)
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花茎の主軸の先端が成長しながら、側面に花芽を作っていくような形のもの。多数の花が並んでいる場合、基本的には先端に遠いものから順に花が咲く。
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雌しべ(めしべ)
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花を構成する器官のうち、花粉を受け取って種子を作るもの。受精後種子となる胚珠を内臓する子房、花粉を受け取る柱頭、子房と柱頭の間の部分である花柱からなるが、モクレンのように花柱がないものもある。
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雌花(めばな)
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機能をする雌しべであって、雄しべがないかあっても機能していない花。雄花に対する対語。
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綿毛(めんもう)
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綿のように柔らかい毛。例:ヤマナラシ、ネコヤナギ
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木本(もくほん)
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植物のうち一般に木と呼ばれるもの。何年にもわたって生き続ける地上茎をもち、木部がよく発達するもの。草本の対語。茎の木質化の程度や形質層の活動による肥大成長の有無などを草本との区別点といわれることがあるが、木本と草本を明確に区分して定義することは難しく、草本であっても茎が木質化するもの、木本であっても明らかな形成層をもたないものもある。
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