5月11日更新
風薫る五月、一年で一番気候のいい季節になりました。土手の菜の花も終わって、今は菜種のさやが茶色く色づいています。
全ての命の萌え出る季節で、私の中では、イエスもこの時期に生まれたことになっています。
イスラエルでは、過ぎ越しの祭りがおわり、大麦、小麦の収穫の時期であり、ダビデの家系であるルツがナオミとともにモアブの地から、移り住んだ時でもあります。
聖書では今から3000年も前の士師の時代であり、スペクタクル映画で有名なサムソンとデリラもこの時の話です。
サムソンを騙したこのデリラはペリシテ人の女性です。こう見れば、ユダヤ人というのはアブラハムの時代から数えて4000年以上の歴史をもった最古の民族であり、現在でも10%近くいる正統派ユダヤ人はこの時から綿々と同じ教えに従ってきました。
ですから、戦後80年足らずの歴史しかない国連が唱える国際法など、眼中になくて当然です。
彼らはずっと一貫してヤハウェの教えだけを守ってきたのですから。キリスト教から見ても、パレスチナ人のしたことは大きな罪です。
イエスは言いました。汝の隣人を愛せよ。1948年、国連決議によって世界中からユダヤ人がパレスチナの地に集まりイスラエルが建国されました。この新しい隣人に対して、当時70万人ほどいたパレスチナ人は周辺のアラブの国と共に、彼らに襲い掛かったのです。
しかし、四度の中東戦争を経て、エジプトとヨルダンは良き隣国となりました。アラブの大国、サウジアラビアも、近代化を推し進める中、イスラエルを不可欠の国とみて国交樹立に向けて歩み寄りを始めた所でした。
ところが、パレスチナ人はアラブ人ではない、イランと共に未だにイスラエルを滅ぼそうとしています。
一昨年の10月7日に、彼らが行ったことを思えば、パレスチナ人は少しも変わらす残忍で野蛮なことがわかります。
彼らの経済的な支えはイランと共に、国連です。彼らの仕事は世界から紛争をなくすことですが、却って、彼らを経済的に支えることで、紛争を長引かせています。アメリカが資金援助を断ち切ったのも、当然といえるでしょう。
クリスチャンとして言えることは、イエスの第一の教えを守れない彼らは、歴史上から消え去ったペリシテ人と同じ運命を辿るでしょう。
それは、個人であれ、団体であれ、国家であれ、パレスチナに加担する者は主の祝福から外れることに変わりありません。
具体例を挙げれば、前上川陽子外務大臣は、UNRUWAのラザニ氏の要請を受けて中断していた資金援助を自らの判断で再開しました。その後、総裁選挙に立候補するなど、華やかな経歴を経て、あっという間に消え去りました。
パレスチナを承認した140か国もやがて、暗黒の時代を迎えるでしょう。
そしてイランは今、政権存続が危ぶまれるほどの大変な危機を迎えています。首都テヘランでは、大規模の地盤沈下がおこり、首都移転もとりざたされている状況です。
すべて、主の祝福から外れた結果だと、私は信じています。
当の石破政権では、パレスチナ人女性を治療のために国内に入院させたと聞いています。
女性だから、テロリストではない、とは断言だきません。ハマスは女性に子供を産ませてテロリストを増やしているのです。
人道支援という言葉は、一時、人を和やかにしますが、その結果にまで注意を払う人は少ないのです。
今こそ、何が本当の人道支援か、しっかりと考える必要があると思います。
国内に目を向ければ、豊だと言われる日本で、ひとり親家庭では、三度の食事も満足に取れない子供達がたくさんいます。私は現在年金生活なので、将来の日本を背負う若者たちに、政府は海外支援よりも、多くの支援をすべきだと思っています。
ユーチューブで、ある議員が、外国人の生活保護に政府はどれだけ税金を使っているのか?という質問に対し、事務局員が、ざっと350億円と答えていました。驚くべき数字です。
さて、五月の花と言えば、バラやスミレなどいろいろありますが、英語でメイフラワーと言えば、アメリカ建国の父祖たちが初めてイギリスから海を渡ってアメリカの土を踏んだことで有名です。
今回の聖書画は、このアメリカを題材にして描いてみました。非常に大きなテーマですが、現在このアメリカで最も有名な人物を中心に描いていますので、興味のある方はご覧ください。
詳しくはGallery油彩と聖書画をご覧ください。
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