2007年8月26日 発行

日本で一番小さなトンボ


《ハッチョウトンボ》



日本で一番小さなトンボ〔ハッチョウトンボ〕は世界的に見ても最小の部類に入るトンボです。オーストラリア、インド、東アジア等で6種が知られ、日本では本州、四国、九州などの草丈の低い湿生植物が生えた湿地や休耕田に分布している。私の住んでいる神戸では北区や西区に生息しているようですが、今回の写真は岡山県和気町で撮りました。一円玉と一緒に撮ろうとしましたがダメでした。

トンボ

ハッチョウトンボ(♂)
トンボ目トンボ科ハッチョウトンボ属

トンボ

ハッチョウトンボ(♂)
日本で一番小さなトンボです。全長17〜21mm
1円玉の直径は20mmです。

トンボ

羽化後しばらくはオス・メスともに褐色
飛んでいるときはハチかアブと間違える

トンボ

ハッチョウトンボ(♀)
世界でも最も小さい部類に入る。
カモノハシ(鴨の嘴)に留まって一休み

トンボ

ハッチョウトンボ(♀)
メスは黄色、褐色、黒色の模様をしている。

トンボ

オニヤンマ トンボ目 オニヤンマ科
日本で一番大きなトンボです。
体長 オス=85〜100mm、メス=95〜105mm

トンボ

チョウトンボ トンボ目 トンボ科
特に後羽が幅広いトンボです。チョウのようにひらひらと飛ぶのでこの名が付いたと思われる。
体長 オス=35mm

トンボ

オオシオカラトンボ(♂) トンボ目トンボ科
粉を吹いた様なくすんだ青色をしている
シオカラトンボと違い腹部(腰から下)が太い
体長 52mm〜60mm

トンボ

オオシオカラトンボ(♀)
メスをムギワラトンボと呼んでいる。

トンボ

オオシオカラトンボの交尾の様子。上がオス、下がメスです。

トンボ

キイトトンボ(♀) トンボ目 イトトンボ科
腹部が美しい黄色をしています、オスの腹部背面の7〜10節には明瞭な黒斑があります。
体長 40mm

トンボ

モノサシトンボ(♂)  トンボ目 モノサシトンボ科
節が等間隔で、目盛りのような斑紋が、名前の由来
体長 40mm〜50mm