散打について、ごそごそ書いて行こうと思う。
ただし、私は年寄りなので、そして、充分体も動かなくなったので観念論的な話に終始してしまい、はなはだ面白くない文章になるだろうと思う。
多分、剣道の有段者である作家、津本陽の言葉である・・・、ような気がする。齢を取って記憶力がすっかり衰えてしまったのだ。
散打の試合では、余程の実力差、相手がとっても弱いか、
初速を最大に「突く」。
動き始めた瞬間が最高の速度で対象に当たるまでその速さを持続する。本に書いてあったことを、少し表現を変えてみただけでございます。
軽いものを動かす方が重いものを動かすより、速く動かすことができます。しかし、軽いものは堅いものに当たると弾かれたり、割れたりするわけで。
正座をして素振りをする。
正座をすることで腰から下が固定される、腰から上だけを使うように制限できるわけだ。
肩は上がってはいけない、いや、表現を変えるならば、
太極拳でも他のものでもそうですが、大抵は足の裏全体、均等にして、とか申します。
周流でも、多くの動作はそのように云います。
特定の動きでは足の爪先を地面に突き刺して、などと云うことがあります。もちろん、本当に地面に突き刺さるわけではありませんけど。
友人と話をする中で、椅子からの立ち方に話は及んだ。
特にソファなど低い椅子から立つ方法。
膝を痛めずに立つには、という話だった。
幸い、今のところ、膝に痛みはない。膝が痛むのはその人の歩き方によるところが多いが。
さて、私はというと。
せっかく木刀をいただいたので素振りをする。
半身から腰を落とす。
木刀は腰構え。
体を開きつつ、抜く。構え、両腕を上げつつ、切っ先を落として行く。手の握る力は木刀が滑り落ちない程度、突きでもそうだけれど、強く握り締めれば動きが堅く遅くなる。
超低式とは、以前、先生に教わった基本功で、名前を教わらなかったため、分類するのに適当な名前をつけたわけでございます、私が。
で、もちろんのこと、この名称を知っているのは私だけであり、
この3点セット、纏糸掌、翻手掌、回転掌は繋ぐ練習と同時に、繋がりを切る練習でもあります。
例えば突きの速さを少しでも速くしたいとします。
周流には幾つかの型があり、それらには花の咲く木の名が与えられています、雪柳、令法など。
さて、その型のほとんどが、全てではありません、