これまでの仕事〔1〕
・ここには2012年までに公表された著作を収録してある。2013年以後については「これまでの仕事〔2〕」を参照)。
・アンダーラインを付したものについては,全文のテキストをリンクしてある。
・東京大学法学部の内部規律として、教授昇任12年を区切りとして「研究結果報告書」というものを提出することになっており、私の場合、2004年夏にそれを提出した(『東京大学法学部研究・教育年報』第18号(2003・2004)、2005年刊に収録。ここにリンク)。
【著書(単著)】
『「社会主義国家」と労働者階級』岩波書店, 1984.
『スターリン体制下の労働者階級――ソヴェト労働者の構成と状態:一九二九‐一九三三年』東京大学出版会, 1985.
『ソヴェト社会政策史研究――ネップ・スターリン時代・ペレストロイカ』東京大学出版会, 1991.
『ペレストロイカの終焉と社会主義の運命』(岩波ブックレット)岩波書店, 1992.
『終焉の中のソ連史』(朝日選書)朝日新聞社, 1993.
『社会主義とは何だったか』勁草書房, 1994.
『ソ連とは何だったか』勁草書房, 1994
『現存した社会主義――リヴァイアサンの素顔』勁草書房, 1999.
(本書への諸種の批評への応答は別ファイル参照。
ここにリンク)。
『《20世紀史》を考える』勁草書房,2004.
『民族と言語――多民族国家ソ連の興亡T』岩波書店,2004.
『国家の構築と解体――多民族国家ソ連の興亡U』岩波書店,2007.
『ロシアの連邦制と民族問題――多民族国家ソ連の興亡V』岩波書店,2007.
『民族とネイション――ナショナリズムという難問』岩波新書,2008.
【編著】
『スラブの社会』弘文堂, 1994.(「講座スラブの社会」の第4巻, 石川晃弘・松里公孝両氏との共編).
『新版・ロシアを知る事典』平凡社,2004.(川端香男里・佐藤経明・中村喜和・和田春樹・栖原学・沼野充義各氏との共同監修)
『国際化と法』東京大学出版会,2007.(中谷和弘氏と共編)
『ユーラシア世界』全5巻,東京大学出版会,2012(小松久男・沼野充義両氏と共同編集)
【論文ないしそれに準ずるもの】
「一国社会主義的工業化と対外経済関係」『ロシア史研究』第21号, 1973.
「工業化論争」菊地昌典編『ソビエト史研究入門』東京大学出版会, 1976.
「ネップの導入と労働組合」『歴史学研究』第443号(1977年4月).〔後に『ソヴェト社会政策史研究』に収録〕.
「ネップ初期の労働組合」『ロシア史研究』第26号, 1977年.〔後に『ソヴェト社会政策史研究』に収録〕.
「スターリンのプロレタリアート独裁論」『思想』1977年12月号.
「ブハーリン理論とネップ期のソ連社会」コーエン『ブハーリンとボリシェヴィキ革命』未来社, 1979所収.
「ネップはいつ終わったか」津田塾大学『国際関係学研究』第5号(1978年度だが1979年3月発行).
「最近のスターリン体制研究」『歴史学研究』第467号(1979年4月).
「1930年代ソ連における政策論争に関する一試論」1・2『社会科学研究』第32巻第1号,2号, 1980.
「スターリン体制成立期における労働者統合の問題」1・2『社会科学研究』第33巻第4, 6号, 1981-82.〔後に『「社会主義国家」と労働者階級』に収録〕.
“Labor Turnover in the USSR, 1929-1933,”Annals of the Institute of Social Science, No. 23, 1982.〔後に『スターリン体制下の労働者階級』に収録〕.
「ソヴェト労働者階級の社会的構成およびその変容」『社会科学研究』第34巻第1号(1982年7月).〔後に『スターリン体制下の労働者階級』に収録〕.
「出稼ぎ組織化政策とその履行」溪内謙・荒田洋編『ネップからスターリン時代へ』木鐸社, 1982所収.〔後に『スターリン体制下の労働者階級』に収録〕.
「第1次5カ年計画期ソ連における合理化と労働組織化」『スラヴ研究』第30号, 1982.〔後に『「社会主義国家」と労働者階級』に収録〕.
“The Collectivization of Agriculture and Otkhodnichestvo in the USSR, 1930,”Annals of the Institute of Social Science, No. 24, 1982-83.〔後に『スターリン体制下の労働者階級』に収録〕.
「ソヴェト社会政策史の一側面」『社会科学研究』第35巻第5号, 1984.〔後に『ソヴェト社会政策史研究』に収録〕.
「ソ連における団体協約制度およびその変容」『スラヴ研究』31号, 1984.〔後に『ソヴェト社会政策史研究』に収録〕.
「ドンバス炭鉱の危機と変容」溪内謙編『ソヴィエト政治秩序の形成過程』岩波書店, 1984所収.〔後に『ソヴェト社会政策史研究』に収録〕.
「ソヴェト史における党・国家・社会」溪内謙・荒田洋編『スターリン時代の国家と社会』木鐸社, 1984所収.〔後に『終焉の中のソ連史』に収録〕.
「ロシア・ソ連における社会保険制度の変遷,1912-1933年」東京大学社会科学研究所編『福祉国家』第2巻、東京大学出版会, 1985所収.〔後に『ソヴェト社会政策史研究』に収録〕.
“Some Aspects of Japanese Studies on Russian and Soviet History,”Acta Slavica Iaponica, Tomus V, Sapporo, 1985.
「今日におけるスターリニズム研究の意味」上・下『UP』1985年11, 12月号.〔後に『社会主義とは何だったか』に収録〕.
“A ‘Socialist State’and the Working Class: Labour Management in the Soviet Factory, 1929-1933,” Paper presented at the Soviet Industrialisation Project Seminar, Centre for Russian and East European Studies, University of Birmingham, May 1986.
「ネップ期の労働者の生活実態」和田春樹編『ロシア史の新しい世界』山川出版社, 1986所収.〔後に『ソヴェト社会政策史研究』に収録〕.
「スィルツォーフ=ロミナーゼ事件再考」国家学会編『国家学会百年記念・国家と市民』第2巻, 有斐閣, 1987所収.
「ペレストロイカをどうとらえるか」上・中・下『経済評論』1988年5,6,7月号.
「ソ連の経済改革と失業問題」『国家学会雑誌』第101巻第7=8号(1988年8月).〔後に『ソヴェト社会政策史研究』に収録〕.
“Политическая ситуация в СССР.Осень 1930 г.,”(「ソ連の政治情勢,1930年秋」ロシア語)Acta Slavica Iaponica, Tomus Z, March 1989.
「ペレストロイカとブハーリン」上・下『未来』1989年2, 3月号.〔後に『終焉の中のソ連史』に収録〕.
「ペレストロイカと女性」『ソビエト研究所ビュレティン』第4号(1989年8月).
「スターリン」『歴史読本ワールド』第17号(1989年9月).〔後に『終焉の中のソ連史』に収録〕.
“Perestroika and the New Perspective on Soviet History: The case of the history of industrialization and the working class,”in Takayuki Ito (ed.), Facing Up to the Past: Soviet Historiography under Perestroika, Sapporo: Slavic Research Center, Hokkaido University, 1989.
「1930年代体制とペレストロイカ」『ロシア史研究』第47号, 1989.〔後に『終焉の中のソ連史』に収録〕.
「現代ソ連の思想状況」『ソ連研究』第9号(1989年10月).
「ペレストロイカとソ連労働者」上・中・下『経済評論』1989年12月号, 1990年1, 2月号.〔後に『ソヴェト社会政策史研究』に収録〕.
“Изучение истории СССР в Японии,”《Вопросы истории》,(「日本におけるソ連史研究」『歴史の諸問題』ロシア語)1990, No. 2.
「『東』側世界での議会の復権」『ジュリスト』1990年5月1-15日号.
「ソ連の大統領制」『ジュリスト』1990年6月15日号.
「スターリニズムの根源をめぐる最近の論争」『国家学会雑誌』第103巻第7=8号(1990年8月).〔後に『終焉の中のソ連史』に収録〕.
「現代ソヴェト政治における民族問題の位置」『ソ連研究』第11号, 1990.
「『スターリニズムの犠牲』の規模に関する最近の議論」原暉之・藤本和貴夫編『危機の〈社会主義〉ソ連』社会評論社, 1991.〔後に『終焉の中のソ連史』に収録〕.
「ソ連の民族問題と連邦=共和国関係」日本国際問題研究所編『現下ソ連の民族問題U』外務省委託研究報告書, 1991.
「ペレストロイカ『後退』の意味するもの」上・下『経済評論』1991年7, 8月号.
「クーデター・経営者団体・労働組合」『UP』1991年10月号.
「『奇妙なクーデター』から『ロシア最後の革命』へ」『世界』1991年11月号.
「各共和国の動向」木村汎編『エリツィン革命と日本』実業之日本社, 1991所収.
“The End of Perestroika?”Japan Review of International Affairs, vol. 5, No. 2 (Fall/Winter 1991).
“Has Perestroika Ended?”in Shugo Minagawa (ed.), Thorny Path to the Post-Perestorika World: Problems of Institutionalization, Slavic Research Center, Hokkaido University, 1992.
“The Time of New Smuta: Tendencies Toward Authoritarianism in Successor Countries to the Former USSR,” Paper presented at the First Japan-Us Joint Conference on Russia and CIS, May 5-6, 1992, Washington, DC.
「ペレストロイカとその後――『民主化』のパラドクス」和田春樹・小森田秋夫・近藤邦康編『〈社会主義〉それぞれの苦悩と模索』日本評論社, 1992所収.
「社会主義改革論の挫折――経済学者への問いかけ」『社会主義経済学会会報』第30号, 1992.〔後に『社会主義とは何だったか』に収録〕.
"Russia's Fourth Smuta: What Was, Is, and Will Be Russia?", in Osamu Ieda (ed.), New Order in Post-Communist Eurasia, Slavic Research Center, Hokkaido University, 1993.
「旧ソ連社会のとらえ方――2層認識から4層認識へ」『ソビエト研究』第9号(白石書店), 1993.〔後に『ソ連とは何だったか』に収録〕.
「ソ連の解体とロシアの危機」近藤邦康・和田春樹編『ペレストロイカと改革・開放――中ソ比較分析』東京大学出版会, 1993所収.
「ペレストロイカの終焉とソ連の解体――歴史の必然性再考」『ロシア研究』第18号, 1994.〔後に『ソ連とは何だったか』に収録〕.
「1993年の歴史学界――回顧と展望(ヨーロッパ・現代・東欧)」『史学雑誌』第103編第5号(1994年5月).
「旧ソ連における複数政党制の出発」木戸蓊・皆川修吾編『スラブの政治』弘文堂, 1994所収.
「旧ソ連の家族と社会」石川晃弘・塩川伸明・松里公孝編『スラブの社会』弘文堂, 1994所収.
「伊東孝之氏の書評へのリプライ(回答)」『ロシア史研究』第56号, 1995.
「伊東孝之氏の書評へのリプライ(回答)・補遺」私家版ワープロ原稿, 1995年3月.
「『現存した社会主義』の社会科学へ向けて」『比較法学』第57号, 1995.
Toward a Historical Analysis of the "Socialism That Really Existed," in Shugo Minagawa (editor in chief) and Osamu Ieda (editor), Socio-Economic Dimensions of the Changes in the Slavic-Eurasian World, Slavic Research Center, Hokkaido University, 1996.
「ペレストロイカ・東欧激動・ソ連解体」歴史学研究会編『講座世界史』第11巻, 東京大学出版会, 1996.
「政界再編分析の視点」『大統領選挙後のロシア政局の行方』北海道大学スラブ研究センター重点領域報告輯, No. 15, 1996.
「ロシア・ナショナリズム――その歴史と現在」東京大学シンポジウム《ロシアはどこへ行く?》報告ペーパー,1996年9月.
「タジキスタン内戦とロシア軍――『精神(こころ)の声』の背景」(映画『精神の声』プログラム), パンドラ社, 1996.
「ロシア人にとっての中央アジア――『精神(こころ)の声』に寄せて」『ユリイカ』臨時増刊(総特集ソクーロフ)1996年8月.
「第5章 上からの革命」「第6章 盛期スターリン時代」「補章 ソ連史にお けるジェンダーと家族」田中陽兒・倉持俊一・和田春樹編『世界歴史大系・ロシア史』第3巻, 山川出版, 1997所収.
「社会主義在世界史中的意義」(「世界史における社会主義」季衛東氏による中 国語訳)香港中文大学『二十一世紀』1997年10月号.〔
日本語原文をここにリンク〕.
「概観――ロシア政治への視点」ユーラシア研究所編『情報総覧 現代のロシア』大空社, 1998.
「『体制転換の目的』は『西欧化』か?」『スラブ・ユーラシアの変動』(重点領域研究公開シンポシウム報告集)北海道大学スラブ研究センター, 1998.
「体制転換の見取り図」『ロシア・東欧学会年報』第26号, 1997年版(1998年刊行).
「ソ連解体後のロシアとユーラシア空間」『国際問題』1998年11月号.
「菊地昌典先生を偲んで――《歴史の主体でもあった歴史家の時代》の終わり」『敬愛大学国際研究』第2号(1998年11月).
「ソ連言語政策史再考」『スラヴ研究』第46号(1999年3月).
「言語と政治――ペレストロイカ期の言語法をめぐって」皆川修吾編『移行期のロシア政治』溪水社, 1999.
「『20世紀』と社会主義」『社会科学研究』第50巻第5号(1999年3月).
「『もう一つの社会』への希求と挫折」『岩波講座・20世紀の定義』第2巻, 2001.
「集団的抑圧と個人」江原由美子編『フェミニズムとリベラリズム』勁草書房,2001.
「第10章 社会主義体制の変貌・成熟・停滞」「第11章 ペレストロイカの時代」「第12章 ロシア連邦」和田春樹編『ロシア史』山川出版, 2002.
"From Reconstruction to Destruction: Perestroika and the Disintegration of the Soviet Union," in Proceedings of the International Conference in Commemoration of the 20th Anniversary of 'Perestroika' , The Korean Association of Slavic Studies, 2005.
「日本におけるロシア史研究の50年」『ロシア史研究』第79号(2006年11月)〔後に、『歴史の中のロシア革命とソ連』有志舎、2020年、第7章に「日本におけるロシア史研究の歴史――ロシア史研究会50周年に寄せて」と改題して収録〕。
「国家の統合・分裂とシティズンシップ――ソ連解体前後の国籍法論争を中心に」塩川伸明・中谷和弘編『国際化と法』東京大学出版会,2007所収。
「ソ連解体の最終局面――ゴルバチョフ・フォンド・アルヒーフの資料から」『国家学会雑誌』第120巻第7=8号(2007年8月)。
「ロシア革命90年を考える」『ユーラシア研究』第37号(2007年)。
「ソ連史研究の方法と視角について――高田和夫の批評に応える」『歴史学研究』第847号(2008年11月)。
「旧ソ連地域の民族問題」『ユーラシア研究』第40号(2009年)〔後に、『ナショナリズムの受け止め方』三元社、2015年、第8章に収録〕。
「藤田『社会主義史』論との対話――藤田勇『自由・民主主義と社会主義1917-1991』を読む」『社会体制と法』第10号(2009年6月)。
pdfはここ。
「ペレストロイカ・冷戦終焉・ソ連解体――20年後の地点からのパースペクティヴ」『比較地域大国論集』第3号、北海道大学スラブ研究センター、2010年3月。
「現代史における時間感覚――事件・歴史家・読者の間の対話における距離感」『アリーナ』(中部大学編集、風媒社刊)第10号、2010年12月。
pdfはここ。
「《成熟=停滞》期のソ連社会――政治人類学的考察の試み」『(東京外国語大学)スラヴ文化研究』第9号、2010年度(実際の刊行は2011年3月)。〔この文章の37頁の注6に、「大杉一郎」という人名が出てきますが、これは「大杉高司」氏の間違いでした。お詫びして訂正します〕。〔後に、『歴史の中のロシア革命とソ連』有志舎、2020年、第3章に「「後期社会主義」という時代――政治人類学的試論」と改題して収録〕。
「解説」(テリー・マーチン『アファーマティヴ・アクションの帝国――ソ連の民族とナショナリズム』明石書店、2011年)〔後に、『ナショナリズムの受け止め方』三元社、2015年、第6章に「ソ連の民族問題と民族政策――テリーマーチンの業績に寄せて」と改題して収録〕。
「スターリニズム・全体主義論・比較史――バベロフスキ氏の報告原稿に寄せて」『現代史研究』第57号、2011年。
「ソ連はどうして解体/崩壊したか」村岡到編『歴史の教訓と社会主義』ロゴス,2012年。
pdfはここ。
「総論――国家と国際関係」塩川伸明・小松久男・沼野充義編『ユーラシア世界』第5巻(国家と国際関係),東京大学出版会,2012.
「ソ連邦の解体過程とその後――連邦内擬似国際関係から新しい国際関係へ」同上書所収。
Sheila Fitzpatrick (ed.), Cultural Revolution in Russia, 1928-1931,『国家学会雑誌』第92巻第5=6号(1979年6月).〔後に『終焉の中のソ連史』に収録〕.
辻義昌『ロシア革命と労使関係の展開』『日本労働協会雑誌』第278号(1982年5月号).
下斗米伸夫『ソビエト政治と労働組合』『経済学論集』第49巻第1号(1983年).
同上書『ロシア史研究』第37号(1983年).
A.ノーヴ『スターリンからブレジネフまで』『週刊ポスト』1983年9月2日号.
Arcadius Kahan and Blair Ruble (eds.), Industrial Labour in the USSR; Leonarad Schapiro and Joseph Godson (eds.), The Soviet Worker: Illusions and Realities; Blair Ruble, Soviet Trade Unions: Their Development in the 1970s. 『国家学会雑誌』第96巻第9=10号(1983年10月).
R.ヒル『ソ連の政治改革』『エコノミスト』1984年4月17日号.
藤田勇編『社会主義と自由権』『東京大学新聞』1984年9月25日号.
山内昌之『スルタンガリエフの夢』『朝日ジャーナル』1987年2月13日号.
Sheila Fitzpatrick, New Perspectives on Stalinism,『ロシア史研究』第45号(1987年9月).〔後に『終焉の中のソ連史』に収録〕.
Robert Conquest, Inside Stalin's Secret Police; J. Arch Getty, Origins of the Great Purges,『国家学会雑誌』第100巻第11=12号(1987年11月).〔後に『終焉の中のソ連史』に収録〕.
溪内謙『スターリン政治体制の成立』『国家学会雑誌』第101巻第3=4号(1989年3月).〔後に『終焉の中のソ連史』に収録〕.
大津定美『現代ソ連の労働市場』一橋大学経済研究所編『経済研究』第41巻第1号(1990年1月).
R・デイヴィス『ペレストロイカと歴史像の転換』『朝日ジャーナル』1990年8月3日号.
長谷川毅『ロシア革命下ペトログラードの市民生活』『ロシア史研究』第49号(1990年).〔後に『終焉の中のソ連史』に収録〕.
アレクサンドル・ツィプコ『コミュニズムとの訣別』『エコノミスト』1994年8月2日号.
原暉之『インディギルカ号の悲劇』Russian Review, vol. 54, No. 3 (July 1995).
アーチー・ブラウン『ゴルバチョフ・ファクター』日本国際問題研究所『国際問題』2008年9月号。
pdfはここ。
北海道大学スラブ研究センター監修『講座スラブ・ユーラシア学』全3巻(『ロシア史研究』第83号(2008)。
モンテフィオーリ『スターリン――赤い皇帝と廷臣たち』〔元来、ある書評紙の依頼で執筆したが、あまりに率直すぎてこのままでは掲載しづらいとのことだったため、原稿を取り下げたもの〕 〔
pdf版〕
鶴見太郎『ロシア・シオニズムの想像力』『思想』2012年5月号〔この文章には技術的ミスがあったので、ここで訂正する。107頁上段2−3行目:「抑圧民族のナショナリズム」と「被抑圧民族のナショナリズム」〔誤〕 → 「被抑圧民族のナショナリズム」と「抑圧民族のナショナリズム」〔正〕 〔後に、『ナショナリズムの受け止め方』三元社、2015年、第9章に収録〕。
砂野幸稔『多言語主義再考――多言語状況の比較分析』『ことばと社会』(三元社)第14号(2012年10月)〔後に、『ナショナリズムの受け止め方』三元社、2015年、第5章に収録〕。
アーチー・ブラウン『共産主義の興亡』『日本経済新聞』2012年10月29日.
pdfはここ。
【翻訳】
E.H.カー『ロシア革命』岩波書店, 1979(改訳版, 岩波現代文庫, 2000).
S.F.コーエン『ブハーリンとボリシェヴィキ革命』未来社, 1979.
M.シートン=ワトソン『文学作品にみるソヴェト人の息吹』(共訳)朝日新聞社, 1988.
T.ザスラーフスカヤ「ペレストロイカの社会的管理の戦略」アファナーシエフ編『ペレストロイカの思想』群像社, 1989所収.
【インタビューおよび講演】(主なもののみ)
「フランス革命からソ連消滅までの200年」『(毎日ムック・シリーズ・20世紀の記憶)新たな戦争,民族浄化・宗教・電網,1990-1999』毎日新聞社,2001. (
html版)
〔ロシア・グルジア・南オセチア衝突について〕共同通信社より2008年8月25日に配信(『京都新聞』『秋田さきがけ』『河北新報』各8月26日付などに掲載)。
「
旧ソ連地域の民族問題:その文脈と視点――コーカサスに力点をおきながら」(日本記者クラブ、2009年4月3日) pdfはここ。
「ペレストロイカ・冷戦終焉・ソ連解体――20年後の地点からのパースペクティヴ」『比較地域大国論集』第3号(唐亮編『ユーラシア地域大国の政治比較――共同作業の課題と分析の方法』北海道大学スラブ研究センター、2010年)
【事典項目】
「言語政策」「在外ロシア人」「ペレストロイカ」「民族問題」「(国名項目)ロシア連邦」など(『新版・ロシアを知る事典』平凡社,2004).
「社会主義国家」「スターリン」『歴史学事典・12・王と国家』弘文堂,2005.
「エリツィン」「ゴルバチョフ」「ソ連共産党」「ソ連行政区画」「ソ連邦・ロシア」「ペレストロイカ」『中央ユーラシアを知る事典』平凡社,2005.
「トロツキー」「ブハーリン」『国際政治事典』弘文堂、2005
「民族問題」「カー」「ブハーリン」『現代社会学事典』弘文堂、2012
【小文】
「冷戦・ソ連・社会主義」『週刊朝日百科・日本の歴史』第115号(現代5・アメリカ:日米交錯の諸相),2004年8月22日.
「日露戦争から100年」「東京大学新聞」2005年11月29日。〔
html版〕〔
pdf版〕
(淡青評論」「『勝ち組』『負け組』」『東京大学学内広報』1334号(2006.4.12)〔
html版〕〔
pdf版〕
「日南田静眞先生のこと」『想い出の記――教育者、研究者、そして人間としての日南田静眞』(非売品、2007)所収.
「時代の磁場」亀山哲郎写真集『北極圏のアウシュヴィッツ――知られざる世界文化遺産』ブッキング,2007.
「思い出すことつれづれ」『保田孝一先生追悼文集』保田孝一先生を偲ぶ会(非売品),2007.
「青春の一冊――『共同研究 転向』思想の科学研究会編」『東京大学新聞』2008年5月6日。〔
html版〕〔
pdf版〕
無題(西川正雄先生お別れ会における発言)『記録・西川正雄先生お別れ会』同会世話人監修・製作(非売品)、2008年.
「イグナティエフと『より小さな悪』――M・イグナティエフ著『許される悪はあるのか?』をめぐって」『風のたより』(風行社)第46号、2012年1月.
pdfはここ。
「ロシアは西か、東か――問い自体を問い直す」『UP』(東京大学出版会),2012年6月号.
pdfはここ。
【座談会】
「中国とロシア――その党史と政治改革の構図」(加々美光行、緒形康、両氏と)『中国21』第14号(2002年).
「ユーラシア世界」(小松久男・沼野充義両氏と)『UP』(東京大学出版会),2012年10月号.
pdfはここ。