兄弟の作品


 農業や山仕事の合間に、生活必需品を工夫している兄弟の作品ですが、珠に帰ってみると
 「なにこれ」的な不思議なものも時々あります。
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可愛い竹カゴ

・小さくて可愛い竹カゴですが、スッポリ重ねることができます。
・2組もらってきたので、何に利用しようか思案中です。

・テーブルアクセントに、造花とか小さい動物のぬいぐるみとか入れてやっても面白いかも? 娘たちが何か考えてくれることでしょう。

・この他にも色々作っていたが、荷物に入らなかったので、今回はこれだけもらってきた。


座り心地のよいイス

・竹製のイスだが、座り心地は最高です。

・裏には滑り止めのゴムが編み込んであるので、床を滑ることも傷付けることも有りません。

・竹の表皮を剥いであり、表面がとてもきれいに仕上がっているので、インテリアとしても使えそうです。

・気に入ってくれる人が多く、もう何個もあげたようですが、自分も1個お願いして帰ってきました。
作業かご

・ワラビやゼンマイなどの山菜取りに活躍するカゴたち。
・左の背負いカゴは、クリ拾いには便利そうです。 これを背負って、イガを踏みつけながらトングで拾う姿が浮かびます。

・チンパンジーのパン君が、このカゴを背負ってクリ拾いする姿に大笑いしたことが思い出されます。 パン君は今どうしているのでしょう?
小鳥かご

・子供の頃には、庭先に掛かっているのを見かけることもあったが、今日では全く見かけなくなった小鳥かごです。

・この構造は、自分も作ったことがあったので、懐かしい作品でした。
猫ちぐら(猫ハウス)

・猫ハウスのことを”猫ちぐら”とか呼ぶそうだが、猫愛好家にはとても評判で、テレビで取り上げられているのを見て作り始めたとのこと。
・左は2階建て式、右は途中工程です。これから未だ数日かかるようですが、全工程では約1週間程度とのこと。
・天然のワラのみで作るので、中は暖かく猫も喜びそう。
・出来あがった傍から、2台引き取られていきました。
しめ縄

・本格的な”しめ縄”です。
・藪不動尊の為に製作したもののようです。毎年更新するのかな?
・さがり房の部分は、大相撲の吊り天井に下がる房と同じ編み方になっているとのこと。
・しめ縄に4本の房が下がるのにも、きっと何か意味があるのでしょう。
ままごとキッチン

・兄弟作品ではないが、甥っ子の手作り"ままごとキッチン
・蛇口付きシンクやガス台もついた可愛いい作りになっています。
・下部には玩具が収納できるシッカリ構造。

・子供が使わなくなったので、実家に持ってきたようです。
ショーケ

・いろいろ活用できそうなショーケ
・草むしりや、土の小石をふるうのにも便利そう。
・これも一つ貰って帰りたかったが、飛行機の荷物には一寸困るのであきらめる。
一輪差し

・一輪差しの別バージョン
  ・かわいいので左のを貰ってきた。
一輪差し

・かわいい引っかけのついた一輪差し、ウナギかごの応用編
・中にはペットボトルが挿入してあります。


化石

・土建工事の山仕事などで、見つけて拾ってきた化石たち。
・こんなもの、ドロだらけの中によく見つけられるなあと、その感性に感心する。
・茶色い石には年輪がくっきり見えるし、白いのも変わった石ころ。

・左下写真: これにも木の年輪が見えるし、下の黒いのは石炭らしい。えー、燃料の石炭? 
↓下の写真の白いのは水晶。そんなものが拾えるのかい。

   自分も注意して山歩きしよう。
・後日、下記のページを見つけ、周辺に鉱山がこんなに存在していたのかとビックリするやら、納得するやら。
 http://hitakodai.web.fc2.com/kinzan.htm
鹿の頭

・山仕事の最中に、シカの骨が転がっていたので、頭だけ拾ってきて奇麗に洗って飾りにしたらしい。
・顎の骨はバラバラだったので持ち帰らなかったそうだ。
・そういえば例年、鹿追いに猟師たちが、猟犬を連れて山に入るので鉄砲に当たって朽ちたらしいとのこと。
・3段の立派な角だが、玄関の頭上にいきなりあると一寸ビックリします。

・山の中にこんなものがいきなり転がっていると、自分なら後ずさりして帰ってくるかも。
石垣の隙間

・棚田の石垣には、毎年雑草が伸び放題で、田植え時期には草刈が大変だったのが、いつの間にかきれいにコンクリートで仕上げられていた。
・土建工事の経験があるので、排水穴もちゃんと設けてあり、田んぼのアゼも全てコンクリート仕上げになっている。
・田んぼの廻りは、イノシシ避けの柵で囲んであるが、シカは易々と飛び越えるのだとか。
紅葉の苗床

・孟宗竹をくりぬいて、何やら草が生えているだけかと思いきや、モミジの苗を育てているのだとか
・よーく見ると確かに・・・。
・この石垣も、隙間をきれいに目つぶしがしてあります。


しょーけ作り

・ザルのことを「しょーけ」と呼ぶのは田舎だけかと思ったら、一般的な呼び方らしいのが分かり、一寸うれしくなる。
・自分の山から真竹を切ってきてヒゴを作ってと、細工に時間はかかるだろうが、材料費がタダなのがいいよ。


完成
・自分も何時か挑戦してみたいテーマだが、都会暮らしではザルって使わないあな・・・。
・やっぱり、完全に丸くするのって難しいのだろう。
竹細工たち

・「しょーけ」に「ふるい」そして試作中の「うなぎかご」
・楕円形に丸形と、形もいろいろあるんだ。
・図面もなしに感覚だけで作っていくようです。
うなぎ取りカゴ   クリックで拡大

・「うなぎ取り」を随分沢山作り貯めています。
・自分で使う為だけではないようで、アルバイト収入源?
・手前に少し頭だけ見えるのも、川に仕掛ける魚とりの仕掛けだが、写真に撮り損なった。
クルクル風車

・簡単に作れそうな「クルクル風車」
・風を受けて心地よく廻ります。
・穴加工は上のタブのところだけ、缶底の針金は、タコの頭形に折り曲げて缶を乗せているだけ。
基礎の石・・・兄弟作品ではないが・・・ クリックで拡大
 
・亡き親父と職人達の拘りに(築1957)今更ながらビックリする。
・基礎の石材は、わざわざ裏山から切り出したもので、凄いのは長さが4.5mもあること。しかも道なき道を人力や牛に引かせて運んだこと。
・土台も固い栗の木を使っている。芯材をまっすぐ取るのが困難だったらしく、短い材を細かく繋いで使っている。
・そのほか、丸太杉の1本梁や松材の梁などなど、大工経験の拘りがいっぱい詰まった家である。

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