2002年皆生トライアスロン
2回目の皆生。準備万端でしたが、予想外の失速を喫した悔しさが残りました。
この翌年から総合100位を切れなくなりました。
リタイヤ危機一髪
大山道路のラスト 辛いところで菜前で応援してもらって泣いてしまいました昨年に引き続き2回目の出場となる皆生。充分な準備と最高のコンディションだったのですが、今までで一番辛いレースとなりました。
●Swim
昨年はインコースが功を奏しバトルも殆どない良い思いをしました。今年もインからスタート。ところが行けども行けどもバトル。中間点で上陸した際にアウトに行けば良かったのですが、結局流れにまかせてフィニッシュ。
●Bike
最初から気持ちがノッてこない。スイムが辛かったから?無理せずボチボチ頑張る。ところどころで後続にパスされるが追走の元気なし。(暑さで落ちてくるとの確信も多少あり)バイク降車の地下道をくぐってから少しずつペースアップ。大山道路に入ると物凄い応援!走りながら水をかけてくれたり、道路に応援のペイントがあったり気分はツール。両端をギャラリーに囲まれて掻き分けながら上りたいという妄想を少し満たしてくれる。(50mだけでよいので両脇ギャラリー区間があったら個人的にはもっと嬉しい。。。
ギャラリーを局所的に集めると整理も楽かな?)来年は是非ディアブロおじさんに現れてもらいたい。(^^ゞ
これ以降、徐々に暑さが堪え始める。とにかく水を被って体温を下げるようにする。上りで痙攣の予兆がくるが、都度「クランプストップ」なる怪しい舌下スプレー薬で凌ぐ。これは本当に効く。嘘のように痙攣が治まる。今回、もっとも苦しんだのはラスト10kmの日野川沿い。平地なのに向かい風に阻まれインナーを回す。腰にも力が入らず、パスされてもついて行けず。
●Run
いよいよ暑さもピークに。サバイバルレースになるのは間違いなし。歩道橋までは抑えて、信号が少なくなってから頑張る作戦に。エイドごとにペットボトルを貰いとにかく水分を絶やさず、 10kmまでは6分/km。過ぎてから5.5分/kmに上げる。狙いは良かったが思うほどペースが上がらない。
25kmを過ぎてから急速にペースダウン。30kmまでの5kmを6.75分/km、35kmまでの 5kmを8分/km。エイドを離れても走る事ができず真剣にリタイヤを考える。(トライアスロンをやめようとも思う。真剣に。)歩いていると応援が痛い。手を振るのが精一杯。そんな横を折り返しでリタイヤ宣言していた真柄さんが抜き去っていく。ただ見送る。黒砂糖湯を飲む。チェイサー?がついていたので喉が渇くことはなかったが復活には至らず。
日本海TV前あたりで体温が下がり始めたのかペースが下げ止まる。ラスト5km。ここに来て(今ごろ)闘争心に火がつく。 1kmごとにペースが上がる。信号に阻まれても5~6分/km。あがりは4分/km台に突入。無事フィニッシュ。走っている最中はあれほど欲しかった点滴には見向きもせず、ラーメンとアイスもろもろを喰らう喰らう。
これまでのレースで一番辛く、タイム順位も悪いのにゴール後は何故か不思議な充足感をあじわう。(生きてて良かったという思いに近いかも)
あれから2週間、懲りずに練習を再開。速さと大崩れしない強さを備えるべく1年がまた始まる。まだまだ、やめられそうにない。
#辻本さんから/
レースが終わってからブルゴーニュさんと一緒に食事をし、そのまま車で大阪まで車で帰ったのですが、あれだけ過酷なレースをした後で、よく走って帰れるなと感心しました。