■子宮筋腫について
これは、子宮の筋肉の中にできる腫瘍で、妊娠・出産を経験されたほとんどの方にできます。
何個もできるケースが多い様で、ゆっくり大きくなり、小さい3センチぐらいの大きさの方から、赤ちゃんの頭ぐらいの大きさにまで大きくなる方もおられます。
大きい場合は鼠頚部(足の付け根の上)を触るとゴリゴリしており、わかる方もおられます。
筋腫があっても気づかずにそのまま卵巣が働きを終えそのまま小さくなり知らずに一生を終える方もおられますが、筋腫ができる場所や大きさによって痛みや圧迫感、月経困難症、が起きやすく出血がある場合は貧血の原因にもなります。
さらに、常に炎症がある場合ではガン化する可能性もあります。
筋腫が小さく自覚症状も何も無い場合であれば、そのまま様子を見ていく方が多く、それで良いと思います。
自覚症状があれば問題です。
問題は筋腫が大きくなってきたり、不正出血などの自覚症状が出ている場合です。
ホルモン療法も行われますが、乳がんのリスクも高まりますので少しでも早くホルモン療法から抜けられるために漢方の併用、食事の改善を提案しています。
筋腫が大きく、自覚症状もきつい場合は子宮を取る手術をされる方もありますが、まだ出産経験も無く、これから妊娠を考えられている方は筋腫が不妊の大きな原因で無い限りあまりオススメしていません。
手術で傷がつき、それが不妊の原因になる事もあるからです。
当店では、筋腫の原因は瘀血(おけつ)が中心だと考えています。
もちろん体全体の問題でもあります。
『完全に消えた!』という症例は今の所1例だけしかありませんが、ほとんどの方が筋腫が小さくなりやすい食事改善と漢方併用で小さくなっています。
当店では子宮筋腫に対して東洋医学を中心とした提案をしています。
お気軽にご相談ください。