当店自慢の『燕の巣』です。


〜永い歴史をもつ燕の巣〜

歴史上の美しい女性の代名詞として語られることが多い「楊貴妃(ようきひ)」の名前。
楊貴妃は8世紀の中国唐朝六代皇帝・玄宗の寵愛を受けた実在の人物でした。

その楊貴妃が永遠の美貌を手に入れるために好んで食したと伝えられているものがあります。それが燕の巣(燕窩)です。

現代の私たちは、主に中華料理の高級食材として知っている燕の巣。
中国では食用や薬用として燕窩(えんか)と呼び、千年以上にわたって大切に食べ継がれてきました。
楊貴妃の時代以降も明、清の時代には高級官吏の間で燕窩が最高級贈答品として珍重され、やがて貴族や豪商の間にも広まっていったと伝えられています。

〜量も限られ、稀少で高価〜

こうした歴史からもわかるように燕の巣は昔から大変稀少で高価なものでした。
その大きな理由のひとつは採取地にあるかも知れません。
燕窩と呼ばれ食用や薬用になる燕の巣は、主に中国南部や東南アジアのごく限られた地域に生息するアナツバメの巣です。
アナツバメは、毎年2月から7月にかけて3回ほど巣作りします。
場所は海岸線に面した断崖絶壁の洞窟の奥深く高い壁面がほとんどです。
その採取には大変な危険が伴い特殊な技術を要し、認められた人々にしかできない作業です。
採取者たちはヒナが十分に成長するまで巣には手をつけないで待ちます。
そして、8月の終わりごろ巣立ちを終えた若鳥が自由に飛び回れるようになった後、鳥の数が減少していないことを確認してから巣の採取が行われます。

        

〜愛され食べ継がれてきた理由〜

繁殖期のアナツバメのオスの唾液分泌はとても盛んで、オスが約30日もかけて極めて粘性の高い唾液だけを固めて巣を作ります。
人々が美容と健康のために食べ継いできた燕の巣には、人の免疫機能と深く関わるシアル酸を有する良質の糖たんぱく質(シアリル糖たんぱく質)が豊富に含まれています。

このシアル酸は母乳や脳神経細胞、生殖器官など基本的生命維持に関わりの深いところに多く存在し、免疫力の向上、内臓諸器官の機能強化、自然治癒力の向上などに関わっていると考えられています。
更に、燕の巣に含まれるE.G.F.様物質(Epidermal Growth Factor=表皮成長因子)は、表皮細胞に働いてその成長を促し、効率よく確実に表皮を再生させることがわかってきております。

これらのことは、古代中国では明らかにされていませんでしたが、中国では古くから燕の巣は自然治癒力を高め免疫力を調整する穏やかな働きがあり、燕の巣を常食すれば「気血の流れを改善し、若さと美貌を保ち、気力、体力、精力に満ち溢れ、心肺、消化器官などの内臓諸器官に活力を与え、頭脳明晰になる。」と言い伝えられてきました。
これらを裏付けるかのようにたくさんの中国古書には、漢方医たちによって多くの働きが書き記されています。
その働きのほとんどが現代人の健康に関する悩みに有効なのには驚かされます。
このように燕の巣が美容と健康維持のために永く愛され食べ継がれてきた伝統には確かな理由があるのです。


〜伝統的な調理法から手軽な健康食品へ〜
燕の巣は、どんな形状をしているのでしょうか? 
食用や薬用として流通している燕窩は、長さ6.5〜10cm、幅3〜5cmほどの中央が窪んだような甲(かぶと)状をしていて 白色のものほど上質とされています。
しかし、例えこうした稀少な燕の巣を手に入れたとしても、小さな羽根やゴミを除いて何度も洗い長時間煮込まなければなりません。
そして効果を得るためには永く食べ続ける必要があり、このような中国で用いられてきた伝統的な調理法では膨大な手間と時間とお金が必要で一部のお金持ちだけにしか常食できない贅沢品なのです。

多くの中国の人たちが永い間抱き続けてきた、この美容と健康に良いと言い伝えられている燕の巣の効果を「毎日手軽に補給することができれば・・・」という願いを美津村が長年の研究開発により叶えたのです。

現代にもし楊貴妃が生きていればこの【美津村燕窩エキス配合】の燕の巣健康美容食品を喜んで愛用してくれたことでしょう。