地震防災情報HP
「公助」に期待しすぎない
■地域防災拠点(小学校など)の役割
・避難生活場所
家屋の倒壊などで自宅にとどまれない人が寝泊り
する
・情報の受発信拠点
自治体と被害状況、必要物資、などを衛星電話で
情報を受発信する
・物資の集配拠点
被災生活者に備蓄食料、水、救援物資を配布
・救助・救護の活動拠点: 備蓄している道具により
救助や救護活動を行う(地元消防団など)
・避難場所として寝泊り可能な人数は体育館で2000人
程度(1人1畳分の面積しかない)
・自治体が防災拠点としている小学校の体育館などが
ありますが、大都市では収容できる人数は地域に
よっては町の人口の10分の1以下です。
・貯水タンクに水を備蓄している場合でも、水は町の
住民全員分はとてもありません
・自宅が使えなくなった人以外は受け入れる余裕は
ありません
・仮設トイレはありますが、下水管が破損した場合
流すことができないのは自宅と変わりません。
仮設トイレを大量に建てた熊本地震の現場でさえ、
トイレの行列は真夜中でも1時間だったといいます。
家のトイレが使えないなら小学校に借りに行けば
いいやで済ませられますか?
首都直下地震、相模トラフなどの南関東地震や南海トラフ地震が実際に起こった場合、大量の家屋の倒壊が起こり、多数の死傷者が出て、火事も発生します。
★消防、レスキュー、救急車は間に合うのでしょうか?
★水道、下水道、電気、ガス、通信、物流に重大な支障
が生じた時、どんな生活になり、どれぐらいで復旧
するのでしょうか?
心配性の方は以下の記事もご覧ください。
⇒対策遅れる公助