地震防災情報HP 


東日本大震災の次にくるもの
 2011年3月に起きた東北地方太平洋沖地震M9.1(以降、東日本大震災の通称を使用)は有史以降に日本で起きた地震で最もエネルギーの大きな地震だったといわれます。
 1995年3月の兵庫県南部地震M7.3(以降、阪神・淡路大震災の通称を使用)以降、震度6強を記録する地震が数多く発生しており、日本は地震活動期に入ったともいわれています。
 地震を予知する研究は阪神淡路大震災以来様々に行われていますが、まだ実用段階とは言えません。(いつ・何日以内に起こるという事は言えない)

 しかし東日本大震災以来、国(内閣府・中央防災会議)が最も恐れている地震が二つあります。
南関東地震(首都圏直下地震、相模トラフ地震を含む)南海トラフ地震です。

 日本の地震の歴史を見てみると、大津波を伴う三陸沖の大地震は869年の貞観地震以来8回記録されていますが、その前後30年で南関東地震も南海トラフ地震もどちらも起こらなかったのは1回だけです。
  ⇒大地震の時間軸上の関連性

 南関東地震と南海トラフ地震は歴史上何回も起きていて、大きな被害をもたらしていますが、
電気・水道・ガス・通信というインフラに依存した現代の日本でそのどちらかが起きた場合、国家存亡の危機というべき恐ろしい事態になりかねません。

このHPは、今懸念されているこれらの大地震からいかに身を守るべきかという防災情報を提供するものです。
特に『P波訓練』『自宅避難』という言葉を知らない方は、このHPで勉強していただきたいと思います。
南関東地震や南海トラフ地震では今までの防災の考え方では通用しないものがあります、

防災なんて国や自治体が対策すべきことだと考える人がいるかもしれません。
しかし、何十万人、何百万人が一斉に被災するような大規模地震が起こった時、消防車、レスキュー、救急車
あるいは給水車は間に合うでしょうか?避難できる場所があるのでしょうか?
同時多発的な広域災害に対して消防車、レスキュー、救急車の絶対数は全く足りません。停電し、断水した時給水車ははるか遠方から水を運ばなければならず、簡単には来てくれません。何百万人が避難できる場所はどこにも用意できません。

住民一人ひとりが「公助」任せにすることなく正しく備えなければ、地域全体あるいは国そのものが破滅的な危機に陥ってしまうでしょう。


このHPに関するお問合せ、情報提供などありましたら、以下のアドレスにメールをお願いいたします。
jishin.bousai.hp@gmail.com
(@は半角でお願いします)