BFJ (ブリティッシュジャズ=英国ジャズとほんの少しのニュージーランドジャズ) ホームページ コンテンツ#16 CD時代の英国ピアノトリオアルバム

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[ 本ページの最終チェック日 : 2024/3/10 ]



(2010年6月4日アップロード)

CD時代の英国ピアノトリオアルバム


2年近くのブランクをはさんだ久しぶりの新しいコンテンツである。当コンテンツでは本BFJサイト初の試みとして、CD作品のみをその対象としたい。

タイトルにある「CD時代」の意味は、CDがアナログレコードに代わって「普通の媒体」として扱われるようになった「時代」を指す。クラシック界が先行した「CD化」の波は、少し遅れてジャズの世界にも及んだと記憶するが、それは80年代も後半に入ってからのことだっただろうか。私が初めてジャズのCDを買ったのは1987年7月である。なお、その後に「漸移期間」ともいうべき時期があり、アナログレコードとCDの同時発売という形態が、90年代の初めに掛けて結構長く続いたように思う。ちなみに、現在でもアナログレコードのリリースが続いていることは周知のとおりだが、少なくともジャズについて言えば、それらは「好事家向け」、あるいは多少穏当な?今風の言葉にすれば「コレクターズアイテム」と呼ばれるものであろう。

というわけで、本コンテンツでは、当方のコレクションのなかから、80年代の末頃から始まる、CDを媒体としてリリースされた英国のピアノトリオのアルバムを紹介していくことにしたい。蛇足ながら取りこぼしのあろうことは言をまたない。

本コンテンツで言う「英国」とは、例えば「英国を主な根拠地として活動しているピアニストによる」あるいは「英国でリリースされた」くらいのニュアンスで、厳密な定義に基づいてセレクトしたものではない。

ところで、ピアノトリオという演奏形態は、わが国では特に人気の高いユニットであるらしい。英国ではというと、人気についてはよく分からないが、アルバムのリリース数はその他の演奏形態のものに比べて、決して多くはなかったような印象がある。多少恣意的な言い方になるが、英国ジャズのミュージシャンでまず思い出されるのが、タビー・ヘイズやドン・レンデルのような管楽器奏者だったりすることもあるし、当のピアニストたちも、これまで「トリオ」という演奏形態にそれほどこだわっていなかったように見えたがどうだろうか。

それが最近になって、ピアノトリオ作品のリリース点数が確実に増えていることは特筆に値する。もっとも、「CD時代」に入って、リリースされるアルバムの数そのものが格段に多くなっているので、その比率が大きくなったのかどうかについては即断できないが。なお、英国においては、トリオ名義でリリースされたアルバムでも、1曲とか2曲とかに「ゲストミュージシャン」によるボーカルが入ったり、サックスが演奏に加わるといったことが珍しくないことを付け加えておこう。

なお、ここで紹介した作品は、その出来が玉石混交かどうかは措くとして、演奏のスタイルは当サイトの他のコンテンツと同様にモダン中心ながら、バラエティーに富んだものとなった。ピアノトリオというオーソドックスな演奏形態であるため?、「ぶっ飛んだ」フリーミュージックっぽいものはないものの、多少フリージャズ的な作品は入っているし、一方、当方のコレクション自体がスイングやトラッドを対象にしていないので、その方面の極端な作品もないとは思うが、いくぶんオールドなスタイルなものは含まれていることを念のために言い添えておこう。

また、上に書いたこととも関係するが、ピアノ弾き語り(ボーカル入り)のトリオアルバムや、トリオ以外のユニットによる演奏が一部含まれている作品なども取り上げている。

最後に一つ。本コンテンツ作成に当たってはネット配信には全く目配りをしていない。上に『CDを媒体として』と書いたので言い訳ということにはならないが、「ネットで音楽ファイルをダウンロード−(必要なら)CD作成」ということが普通になり、CDなしの音楽ファイルの配信だけによる「リリース」が数多くなっていることを考えると、やはり一言断っておいた方がいいように思う。現在では、専門の配信サイトはもとより、あまたのミュージシャンサイトにおいてもネット配信が盛んに行われている。ネットの世界ではメジャーとマイナーの差異はないように見える。「デジタル時代」の音楽の全貌を知ることはまことに至難の業と言わざるを得ない。

例によってミュージシャンの姓名のアルファベット順に紹介するが、ピアニスト以外がリーダーとなった作品やグループ名義の作品については、当該作品のピアニストの姓名(カッコ内に表示)により配列してある。


1. DOMINIC ALLDIS TRIO - SONGS WE HEARD (CANZONA MUSIC CANZ CD 6) (P2009)
アルディスはロンドン生まれのシンガー、ピアニスト。リーダーアルバムは何枚かあるがトリオ作品はたぶんこれ1枚。

2. DJANGO BATES BELOVÈD - BIRD (レーベル名なし LM 004) (2008, 09)
ジャンゴ・ベイツの久しぶりの新譜はなんとピアノトリオの編成。といってもベイツのことだから一筋縄ではいかないか。

3. TRIO TIME (TED BEAMENT) - HOW BEAUTIFUL IS NIGHT (CALLIGRAPH CLGCD 036) (1998)
4. TRIO TIME (TED BEAMENT) - SWEET SEPTEMBER (CALLIGRAPH CLGCD 039) (2000)
5. TRIO TIME (TED BEAMENT) - JAZZ JUBILATION (CALLIGRAPH CLGCD 043) (2004)

ハンフリー・リトルトンのバンドで活動してきたミュージシャンたちによるピアノトリオのグループ。楽しい演奏。ポール・ブリッジの他界により5では新任のベーシストとなった。

6. THE GORDON BECK TRIO - NOT THE LAST WALTZ (ART OF LIFE AL 1008-2) (2003)
7. THE GORDON BECK TRIO - APPLEBY BLUES (ART OF LIFE AL 1025-2) (2005)

ベックのトリオ作品は米国レーベルからのリリース。

8. BOURNE DAVIS KANE (MATTHEW BOURNE) - LOST SOMETHING (EDITION EDN 1003) (2004)
若手ミュージシャンによるアバンギャルドなトリオ作品。マシュー・ボーンはソロアルバムもリリースしている新傾向のピアニスト。
[ 2017年8月1日追記 ]
本作の CDR バージョンを入手した。こちらがオリジナル盤だろうか。追補 116 で紹介しておく。

9. JUSTIN CARROLL 3 - QUIRK (IMC IMCD 1015) (1999)
アイルランドのピアノトリオ作品。ちなみに、本コンテンツでも当サイトの他のいくつかのコンテンツと同様に、アイルランドのミュージシャンも採り上げることにしたい。

10. ROBERT CARTER TRIO - COINCIDENCE (FLAME CD 001) (1999)
ほとんど知られていないと思うが、オリジナル曲をはじめ、ジャズのスタンダードやラテンナンバーなどバラエティー豊かな選曲からなる本作は、モダンでリリカルな印象の好盤。カーターには他にもアルバムがあるようだがトリオはこの1枚だけか。

11. CURIOS (TOM CAWLEY) - HIDDEN (JAZZIZIT JITCD 0744) (2006)
12. CURIOS (TOM CAWLEY) - CLOSER (IMPURE MUSIC IMPS 003) (2008)
13. CURIOS (TOM CAWLEY) - THE OTHER PLACE (EDITION EDN 1018) (2009)

今売り出しのトム・コーリー率いるキュリオスの3作品。もちろん新しいタイプの演奏。

14. LES CHISNALL, STEVE BERRY, DAVE WALSH - FORTUNE HEIGHTS (ROOM FOR MUSIC RFM 106) (2002) (CDR)
この3人の中で辛うじて知られているのはルースチューブスのメンバーだったベースのスティーブ・ベリーぐらいか。

15. PHILIP CLOUTS TRIO - DIRECTION SOUTH (33 JAZZ 096) (2003)
南アフリカ出身で、アフロビートバンド?、 Zubop ズボップ のメンバーだったフィリップ・クラウツの初リーダー作はトリオ作品。最近、ワンホーンカルテットのセカンドをリリースしたようだ。

16. COVENTRY YORK BUTTERLY (KENNY COVENTRY) - TANGENTS (CYB 0001 CD) (1997)
ちょっと前衛的なピアノトリオユニット。コベントリーはトランペットやエレクトロニクスも。

17. THE NEIL COWLEY TRIO - DISPLACED (HIDE INSIDE HIDECD 001) (2005)
18. THE NEIL COWLEY TRIO - LOUD LOUDER STOP (CANDID CACD 78551) (P2008)
19. NEIL COWLEY TRIO - RADIO SILENCE (NAIM CD 147) (2009)

これも今売り出し中のニール・カウリーの3作品。他にEPのリリースがある(18のスリーブ写真をクリックして参照)。

20. JOHN CRITCHINSON TRIO - REMOVE ALL COVERS (33 JAZZ 160) (2006)
1980年代のはじめからアルバムリリースのあるクリッチンソンのトリオ作品。

21. BRIAN DEE TRIO - SECOND SIGHT (SPOTLITE SPJ-CD543) (P1992)
22. BRIAN DEE TRIO - CLIMB EVERY MOUNTAIN (SPOTLITE SPJ-(CD)552) (1994)
23. BRIAN DEE TRIO - THE CATALYST (MAINSTEM MCD 0018) (2001)

ベテラン、ディーのCD時代の作品。

24. UGO DELMIRANI - BRAZILIAN SONG BOOK (JM 005) (1995)
イタリア出身のラテン風味のモダンピアニストの作品。

25. JAMES DICKENSON, HARALD JULIUSSEN, ROLV OLAV EIDE - CAKEWALK (BERGEN DIGITAL STUDIO BD7038) (2000)
26. JAMES DICKENSON TRIO - IMAGES IN TIME (ASC CD 80) (2005)

マンチェスター出身で80年代末からノルウェー在住のディケンソン。25はノルウェー、26はマンチェスターでの録音。トリオ演奏が一部入ったアルバムが他にもある。

27. JOHN DONALDSON, ANDREW CLEYNDERT, DAVE MATTACKS - SING THE LINE (RED DOT RD 00123) (1995)
28. JOHN DONALDSON - MUSIC BOX (WOODVILLE WVCD110) (2005)

1990年代からアルバムリリースのあるドナルドソンのトリオ作。27は一部、サックス、弦楽器などが入る。

29. KIT DOWNES TRIO - GOLDEN (BASHO SRCD 31-2)
いくつかのバンドにも参加している若手ピアニストの昨年リリースされた初リーダー作。

30. THE GEOFF EALES TRIO - FACING THE MUSE (MAINSTEM MSTCD 0032) (2001)
31. GEOFF EALES TRIO - THE HOMECOMING (33 JAZZ 143) (2004)
32. GEOFF EALES - JAZZ PIANO LEGENDS (JAZ2 CREATIVE J2C 0701) (2006)
33. GEOFF EALES TRIO - MASTER OF THE GAME (EDITION EDN 1011) (2008)

1998年のアルバムデビュー以来、ソロ、トリオをはじめ様々なユニットで活発な活動を続けるイールズのトリオ作品。

34. JOANNA EDEN TRIO - MOVING SHADOWS (33 JAZZ 149) (P2007)
女性シンガーソングライターの第3作(たぶん)はもちろん自身のボーカル入りの初のトリオ作品。

35. MARTIN KLUTE (MARK EDWARDS) - SWING (TOP CAT TCF 1731) (1994)
36. MARK EDWARDS, MICK HUTTON, BRYAN SPRING - TRIPLE EXPOSURE (HI-HAT HHR 0002) (1997)
37. BRYAN SPRING (MARK EDWARDS) - THE SPIRIT OF SPRING (TRIO TR 568) (P2005)

マーク・エドワーズがピアノを演奏する諸作。35はほとんど知られていないと思うが、ごきげんな演奏が楽しめる快作。

38. ANDREW FISHER - PRELUDES & SUITES (33 WM 140) (2005)
映画音楽やミュージカルの作曲を数多く手掛けているらしいフィッシャーのジャズ作品。

39. DORIAN FORD, MAX DE WARDENER, IIAN PATTINSON - SONGS TRIO (レーベル名・規格/番号なし) (2002) (CDR)
40. DORIAN FORD TRIO - THE BILL GAME - THE MUSIC OF BILL EVANS (レーベル名・規格/番号なし) (2007) (CDR)
41. DORIAN FORD, MAX DE WARDENER, IIAN PATTINSON - SONGS TRIO LIVE (レーベル名・規格/番号なし) (2007)

バークリーへの留学経験を持つフォードの作品。「ソングス」はユニークな選曲のアルバム。

42. GUY GARDNER TRIO - EMMA'S DREAM (BEAR ON THE LOOSE GSG 001) (2003)
「著名な」ベーシストとドラマーを擁するガードナーのたぶん唯一のトリオアルバム。

43. THE MICHAEL GARRICK TRIO - A LADY IN WAITING (JAZZ ACADEMY JAZA 1) (1993)
44. THE MICHAEL GARRICK TRIO - PARTING IS SUCH (JAZZ ACADEMY JAZA 3) (1994, 95)
45. THE MICHAEL GARRICK TRIO - INTRODUCING MICK GARRETT… (JAZZ ACADEMY JAZA 16)

2000年代に入ってもオーケストラ作品を中心に活発な活動を続けるガーリックのトリオアルバム。

46. JONATHAN GEE TRIO - CLOSER TO (ASC CD 14) (1995, 96)
47. JONATHAN GEE TRIO - YOUR SHINING HEART (ASC CD 21) (1997)
48. JONATHAN GEE TRIO - CHEZ AUGUSTE (RSJH MUSIC JHCD 064) (2000)
49. JONATHAN GEE, DANILO GALLO, ALESSANDRO MINETTO - CREAM OF MANDARINS (ARTESUONO ART 026)

46がたぶん公式デビューと思われるジーの諸作品。

50. DAVID GORDON TRIO - DOZEN A DAY (GUILD MUSIC ZAH ZAH ZZCD 9801) (1997)
51. DAVID GORDON TRIO - UNDIMINISHED (GUILD MUSIC ZAH ZAH ZZCD 9817) (1999)
52. DAVID GORDON TRIO - ANGEL FEET (GUILD MUSIC ZAH ZAH ZZCD 9819) (2002)
53. DAVID GORDON TRIO - SECOND LANGUAGE (GUILD MUSIC ZAH ZAH ZZCD 9827) (2007)

リリース時にはわが国でも注目を集めたゴードンの作品。


[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

01. - D.Alldis Trio-Songs We Heard ***** 02. - D.Bates-Beloved Bird ***** 03. - Trio Time-How Beautiful Is Night ***** 04. - Trio Time-Sweet September ***** 05. - Trio Time-Jazz Jubilation

06. - G.Beck Trio-Not The Last Waltz ***** 07. - G.Beck Trio-Appleby Blues ***** 08. - Bourne, Davis, Kane-Lost Something ***** 09. - J.Carroll 3-Quirk ***** 10. - R.Carter Trio-Coincidence

11. - Curios-Hidden ***** 12. - Curios-Closer ***** 13. - Curios-The Other Place ***** 14. - L.Chisnall-Fortune Heights ***** 15. - P.Clout Trio-Direction South

16. - Coventry, York, Butterly-Tangent ***** 17. - N.Cowley Trio-Displaced ***** 18. - N.Cowley Trio-Loud Louder Stop ***** 19. - N.Cowley Trio-Radio Silence ***** 20. - J.Critchinson Trio-Remove All Covers

21. - M.Carr ***** 22. - B.Dee Trio-Climb Every Mountain ***** 23. - T.Coe-Sax With Sex ***** 24. - U.Delmirani-Brazilian Song Book ***** 25. - J.Dickenson-Cakewalk

26. - J.Dickenson-Image In My time ***** 27. - J.Donaldson-Sing The Line ***** 28. - J.Donaldson-Music Box ***** 29. - K.Downes Trio-Golden ***** 30. - G.Eales Trio-Facing The Muse

31. - G.Eales Trio-The Homecoming ***** 32. - G.Eales-Jazz Piano Legends ***** 33. - G.Eales Trio-Master Of The Game ***** 34. - J.Eden Trio-Moving Shadows ***** 35. - M.Klute-Swing

36. - M.Edwards-Triple Exposure ***** 37. - B.Spring-The Spilit Of Spring ***** 38. - A.Fisher-Preludes & Suites ***** 39. - D.Ford-Songs Trio ***** 40. - D.Ford Trio-The Bill Game

41. - D.Ford-Songs Trio Live ***** 42. - G.Gardner Trio-Emma's Dream ***** 43. - M.Garrick Trio-A Lady In Waiting ***** 44. - M.Garrick Trio-Parting Is Such ***** 45. - M.Garrick Trio-Introducing Mick Garrett...

46. - J.Gee Trio-Closer To ***** 47. - J.Gee Trio-Your Shining Heart ***** 48. - J.Gee Trio-Chez Auguste ***** 49. - J.Gee-Cream Of Mandarins ***** 50. - D.Gordon Trio-Dozen A Day

51. - D.Gordon Trio-Undiminished ***** 52. - D.Gordon Trio-Angel Feet ***** 53. - D.Gorson Trio-Second Language


54. MIKE GORMAN TRIO - THE MAZE (33 JAZZ 065) (2001)
2007年の Us3 のライブメンバー。ピアニストとして参加しているアルバムは数多いようだが、リーダー作としてはこれだけか。

55. SEAN HARGREAVES TRIO - DO YOU KNOW WHO YOU ARE? (TERRAPIN TRPN 2001) (1998)
56. SEAN HARGREAVES TRIO - RUSH HOUR (TERRAPIN TRPN 2002) (P2005)

同じく2007年の Us3 のライブメンバー。バークリー留学後、ロンドンをベースに活動するハーグリーブスの作品。収録曲も多彩だ。56はトリオ以外のユニットの曲を含む。

57. FRANK HARRISON TRIO - FIRST LIGHT (BASHO SRCD 15-2) (2005)
オックスフォード出身、同じくバークリーの留学経験を持つハリソンのトリオ作品。他にギターのルイス・スチュワートを迎えたアルバムがある。

58. PAUL HARRISON TRIO - NAMESIS (CABER MUSIC 013) (1999) (CDR)
ケイバーミュージックは90年代後半から2000年代前半にかけてリリース活動を行ったスコットランドのレーベル。本作はそのスコットランドを本拠とするモダンピアニストのトリオ作品。

59. THE MIKE HATCHARD TRIO - THE STANDARDS BEARER (BINAURAL JAZZ LABEL BJL 023) (1997)
NYJOの出身で多方面で活動しているらしいハチャードの作品。手元にはもう1枚、ベースのハービー・フラワーズとのデュオアルバムがある。

60. THE LAURIE HOLLOWAY TRIO - SHOWTIME (ELGIN 05 CD) (1997)
61. LAURIE HOLLOWAY TRIO - LIVE AT ABBEY ROAD (GRASMERE GRCD 102) (P2000)

大ベテラン、ホロウェーのCD作品。他にもあるかもしれない。

62. JOHN HORLER DUO/TRIO - LOST KEYS (MASTERMIX CHECD 00109) (1993)
63. JOHN HORLER, JEFF CLYNE, TREVOR TOMKINS - SORRY IT'S BEEN SO LONG (WOODVILLE WVCD 108) (2003)
64. THE MODERN JAZZ TRIO (JOHN HORLER) - THE KEY TO IT ALL.. (DIVING DUCK DDRCD 006)

これもベテランのホーラーの作品。現在も活躍中のようだ。

65. BOB HUDSON TRIO - SWINGS YESTERDAYS (MIDLANDSJAZZ HSJ 004) (2004)
イングランド中部、ミッドランド地域をベースに、60年代にその楽歴をスタートさせたベテランのアルバム。

66. THE NEW GARY HUSBAND TRIO - FROM THE HEART (JAZZIZIT JITCD 9918) (1998, 99) (2CDs)
67. GARY HUSBAND NEW TRIO - LIVE AT RONNIE SCOTTS (レーベル名・規格/番号なし) (2002) (CDR)
68. GARY HUSBAND & FRIENDS - ASPIRE (JAZZIZIT JITCD 0433) (P2004)

フュージョン系のドラマー、ピアニストであるハズバンドが1990年代末から2000年代の初めにかけて結成していたピアノトリオ時代のアルバム。ただし、ハズバンドがピアノとドラムを演奏するベースとのデュオ作品なども含まれる。67は、自主製作のCDR。

69. ALEX HUTTON TRIO - CROSS THAT BRIDGE (33 JAZZ 133) (2005)
70. ALEX HUTTON TRIO - SONGS FROM THE SEVEN HILLS (33 JAZZ 177) (2007)

英国国外でも活発な演奏活動をしている若手メインストリーマー、ハットンの2作品。参加ミュージシャンも多国籍。

71. TONY HYMAS, JACQUES THOLLOTS, JEAN-FRANCOIS JENNY-CLARK - A WINTER'S TALE (NATO 53027.2) (1992)
72. TONY HYMAS, BILLY PATERSON, ERIC KAMAU GRAVATT - HOPE STREET MN (NATO 777 771) (P2002)

ピアニストというよりはロック系のキーボード奏者というイメージのハイマスのジャズ作品。

73. NIKKI ILES, DUNCAN HOPKINS, ANTHONY MICHELLI - EVERYTHING I LOVE (BASHO SRCD 5-2) (2002)
ティナ・メイとのコラボレーションでも知られるアイルズのトリオ作品はカナダ録音。

74. KEITH INGHAM - MUSIC, MUSIC EVERYWHERE (SPOTLITE SPJ577-CD) (2003)
女性シンガー、スザンナ・マッコークルとの共演など長い楽歴をもつベテラン、イングハムのトリオ作品。

75. PETER JACOBSEN TRIO - ON YOUR MARKS (GLOBAL JAZZ PROMOTIONS GJP 110101) (2001)
アルトのピーター・キングやフランス人ドラマー、フィリップ・ブリアンとの共演で知られ?、2002年に51歳で夭折したヤコブセンの作品。コンテンツ#11 アイテム#28も参照。

76. THE DAVE JONES TRIO - HAVE YOU MET MR.JONES? (PARROT PARCD 507) (1995)
77. DAVE JONES TRIO - IMPETUS (レーベル名なし DJT 003) (2008)

ウェールズ出身のデーブ・ジョーンズのアルバム。76は11曲中5曲にトランペットがフィーチャーされている。

78. JULIAN JOSEPH - UNIVERSAL TRAVELLER (WARNER EASTWEST 0630-12042-2) (1995)
90年代の初頭からアルバムリリースのあるジョセフ。多彩なユニットで活動しているがトリオアルバムとしてはこの1枚か。

79. THE BRIAN KELLOCK TRIO - SOMETHING'S GOT TO GIVE (CABER MUSIC 003) (1996)
80. BRIAN KELLOCK TRIO - LIVE AT HENRY'S (CABER MUSIC 020) (2000)

スコットランドのモダンミュージシャンのアルバム。

81. THE MIKE KEMP TRIO - FEELING GOOD, THANKS (ROSE RRCD 1010) (1997)
あまり知られていないと思うが、ちょっとオールドなスタイルのベテランピアニスト。近作に歌伴のアルバムがあるようだ。

82. FRANCES KNIGHT - TALES FROM THE FRONT ROOM (MANDEVILLE MVL 1)
83. FRANCES KNIGHT, ALEX KEEN, VINCE CLARKE - RIPPLE (MANDEVILLE MVL 2)

82は3曲のみトニー・コーが参加。83ではナイトがバンドネオンも演奏している。

84. HANS KOLLER - WILD ROSES (33 JAZZ 122) (2004)
85. HANS KOLLER - MONDS & STERNLEIN (33 JAZZ 178) (2007)

著名なサックス奏者とは同名異人、英国で活動するピアニストのトリオ作品。85は一部コラー指揮のストリングカルテットの演奏を収録。

86. TIM LAPTHORN TRIO - OUTLINES (1A A 114902) (2002)
87. TIM LAPTHORN TRIO - NATURAL LANGUAGE (BASHO SRCD 9-2) (2004)
88. TIM LAPTHORN - SEVENTH SENSE (BASHO SRCD 19-2) (2005)

わが国でも話題を呼んだ若手ピアニストの作品。

89. JOHN LAW TRIO - GIANT LEAVES (AUTUMN STEPS) (FMR CD32-V0896) (1995)
90. JOHN LAW TRIO - THE ONLIEST (FMR CD38-E1096) (1995)
91. JOHN LAW, PAUL CLARVIS, TIM WELLS - SONGS WITHOUT WORDS (EOS CD 12) (1997)
92. JOHN LAW, PAUL CLARVIS, TIM WELLS - STRANGE STORIES (CORNUCOPIA CRCD 03) (1997) (CDR)
93. JOHN LAW QUARTET - THE MOMENT (CORNUCOPIA CRCD 06) (2000) (CDR)
94. JOHN LAW - MONK N JUNK (ASC CD 81) (2003) (CDR)
95. JOHN LAW, SAM BURGESS, ASAF SIRKIS - THE ART OF SOUND VOLUME 1 (33 JAZZ 155) (2006)
96. JOHN LAW, SAM BURGESS, ASAF SIRKIS - CONGREGATION, THE ART OF SOUND VOLUME 4 (33 JAZZ 193) (2008)

近年、リリース活動を活発に行っているローのトリオ作品。93は3曲、94は5曲にサックスが加わる。ちなみに、95と96は同じシリーズの作品だが、残りのVOLUME 2とVOLUME 3はいずれもソロピアノのアルバム。

97. THE HUGH LEDIGO TRIO - SPEAKING FOR OURSELVES (RAYMER SOUND RSCD 674) (P1998)
ケニー・ボールのバンドに在籍していたらしいベテランピアニストのトリオ作品。

98. THE TONY LEE TRIO - CLOSE TO YOU (MAINSTEM MCD 0014) (2000)
99. TONY LEE TRIO - LIVE AT THE STATION (JAGZ CD 03) (2000)

ベテラン、リーの近作。相変わらずの軽やかな演奏。

100. PETER LEMER TRIO - LOOKIN' FOR SOUP (MOVING FINGER MUSIC 002) (P1999) (CDR)
古くは1960年代のジョン・サーマンとの共演作(コンテンツ#2参照)で知られる一方、1990年代にはカンタベリー系ジャズロックグループの、また、近年ではバーバラ・トンプソンのグループのキーボード奏者として来日演奏もしているレマーの、これは知られざる?イスラエル録音のトリオ作品。

101. BRIAN LEMON TRIO - MY SHINING HOUR (ZEPHYR ZECD 30) (1999, 2000)
多彩なユニットにより数多くのアルバムをリリースしているレモンのトリオ作品。

102. THE PETE LETANKA TRIO - AFROSTOCRACY (ZEPHYR ZECD 37) (P2005)
南アフリカ出身で現在はロンドン周辺で活動しているというレタンカのアルバム。

103. RICHARD LUCK - SHANGHAI (GEEGOR GGRD 001) (2004)
ロンドン生まれの若手ピアニストのデビュー作とのこと。オリジナル曲3曲の他はスタンダード。

104. ANDREW McCORMACK - TELESCOPE (DUNE CD 013) (P2005)
同じくロンドン生まれの若手ピアニストのデビュー作。コートニー・パイン周辺とのつながりがありそうだ。

105. DAVE MILLIGAN TRIO - LATE SHOW (CABER MUSIC 030) (P2003)
スコットランドのモダンピアニスト。もう1枚トリオの近作があるようだ。

106. CRAIG MILVERTON - IT'S A JAZZ LIFE (RAYMER SOUND RSCD 704) (2000)
107. THE CRAIG MILVERTON TRIO - THREEFLOW (RAYMER SOUND RSCD 789) (2003) (CDR)

トラッド寄りの演奏を聞かせるミルバートンの作品。他にもトリオアルバムがあるかもしれない。

108. ROBERT MITCHELL 3IO - THE GREATER GOOD (JAZZ SERVICES JSLCD 002) (P2008)
多彩なアルバムをリリースをしている若手ミッチェルのトリオ作品。
[ 2023年1月29日追記 ]
本作のアナログバージョンを入手した。追補 186 で紹介しておく。


[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

 54. - M.Gorman Trio-Maze ***** 55. - S.hargreaves Trio-Do You Know Who You Are? ***** 56. - S.Hargreaves Trio-Rush Hour ***** 57. - F.Harrison-First Light ***** 58. - P.Harrison-Namesis

 59. - M.Hatchard Trio-Standards Bearer ***** 60. - L.Holloway Trio-Showtime ***** 61. - L.Holloway Trio-Libe At Abbey Road ***** 62. - J.Horler Duo/Trio-Lost Keys ***** 63. - J.Horler-It's Been So Long

 64. - Modern Jazz Trio-The Key To It All ***** 65. - B.Hudson Trio-Swings Yesterdays ***** 66. - New Gary Husband Trio-From The Heart ***** 67. - G.Husband New Trio-Live At Ronnie Scotts ***** 68. - G.Husband & Friends-Aspire

 69. - A.Hutton Trio-Cross That Bridge ***** 70. - A.Hutton Trio-Songs From The Seven Hills ***** 71. - T.Hymas-A Winter's Tale ***** 72. - T.Hymas-Hope Street MN ***** 73. - N.Iles-Everything I Love

 74. - K.Ingham-Music, Music Everywhere ***** 75. - P.Jacobsen Trio-On Your Marks ***** 76. - D.Jones Trio-Have You Met Mr.Jones? ***** 77. - D.Jones Trio-Impetus ***** 78. - J.Joseph-Universal Traveller

 79. - B.Kellock Trio-Something's Got To Give ***** 80. - B.Kellock Trio-Live At Henry's ***** 81. - M.Kemp Trio-Feeling Good, Thanks ***** 82. - F.Knight-Tales From The Front Room ***** 83. - F.Knight-Ripple

 84. - H.Koller-Wild Roses ***** 85. - H.Koller-Mond & Sternlein ***** 86. - T.Lapthorn Trio-Outlines ***** 87. - T.Lapthorn Trio-Natural Language ***** 88. - T.Lapthorn Trio-Seventh Sense

 89. - J.Law Trio-Giant Leaves ***** 90. - J.Law Trio-The Onliest ***** 91. - J.Law-Songs Without Words ***** 92. - J.Law-Strange Stories ***** 93. - J.Law Quartet-The Moment

 94. - J.J.Law-Monk N Junk ***** 95. - J.Law-The Art Of Sound Volume 1 ***** 96. - J.Law-Congregation The Art Of Sound Volume 4 ***** 97. - H.Ledigo Trio-Speaking For Ourselves ***** 98. - T.Lee Trio-Close To You

 99. - T.Lee Trio-Live At The Station ***  100. - P.Lemer Trio-Lookin' For Soup ***  101. - B.Lemon Trio-My Shining Hour ***  102. - P.Letaka Trio-Afrostocracy ***  103. - R.Luck-Shanghai

104.- A.McCormack-Telescope ***  105. - D,Milligan Trio-Last Show ***  106. - C.Milverton-It's A Jazz Life ***  107. - C.Milverton Trio-Threeflow ***  108. - R.Mitchell 3IO-The Greater Good


109. BHEKI MSELEKU - STAR SEEDING ((F)POLYDOR/POLYGRAM VERVE 529 142-2) (1995)
南アフリカ出身のピアニスト・サクソフォニストのムセレクは1990年代前半を中心に英国などで活発に活動し、欧州のメジャーレーベルからリーダーアルバムをリリースした。本作ではトリオユニットながら、ピアノの他にサックス、ギターを演奏しボーカルも披露している。2008年に53歳で死去。2003年録音の南アフリカ盤が遺作であろうか。

110. IVO NEAME TRIO - SWIRLS & EDDIES (LOOP 1002) (2006)
111. PHRONESIS (IVO NEAME) - GREEN DELAY (LOOP 1008) (P2009)

若手ピアニストのニームはトリオのほか、自身もメンバーの「ループコレクティブ」と称するミュージシャン集団のメンバーの多くの作品で演奏活動を行っている。110は女性ボーカル入り1曲。111のフロネシスはベーシストがリーダーのデンマークのグループ。本作はセカンドで、2007年録音のファーストのピアニストは、日本録音のリーダーアルバムもある同国の若手マグヌス・ヨルトだった。

112. DAVID NEWTON - VICTIM OF CIRCUMSTANCE (LINN AKD 013) (1990)
113. DAVID NEWTON - EYE WITNESS (LINN AKD 015) (1990)
114. THE DAVID NEWTON TRIO - IN GOOD COMPANY (CANDID CCD 79714) (1994)
115. THE DAVID NEWTON TRIO - HALFWAY TO DAWN (CONCORD CCDEU 4880-2) (1999)
116. DAVID NEWTON TRIO - INSPIRED (BRIGHT NEW DAY BNDCD 032) (P2005)

今やベテランの域に達した?ニュートンのトリオ作品。

117. LIAM NOBLE TRIO - BRUBECK (BASHO SRCD 27-2) (2007)
たぶん1994年アルバムデビューの若手俊英、ノーブルには何枚かのアルバムがあるが、トリオはこれ1作か。

118. THE JAMES PEARSON TRIO - THE BEST THINGS IN LIFE (DIVING DUCK DDRCD 001) (P2004)
119. THE JAMES PEARSON TRIO - SWING THE CLUB (LIMITED EDITION) (DIVING DUCK DDRCD 009) (P2009)
120. THE JAMES PEARSON TRIO - SWING THE CLUB (DIVING DUCK DDRCD 009) (P2009)

オーソドックスな演奏を聴かせる若手?ピアニストの作品。119は正規発売の120に先立ってリリースされた「缶入り」の限定盤。

121. 3BPM (MARTIN PICKETT) - FIRST HEARING (SLAM CD 274) (2007)
レーベル的に?フリーっぽい作品を想像される向きもあるかと思うが、これはポップスのナンバーなども含む軽めの仕上がり。ピアノのピケットは同じくスラムからリーダーアルバムをリリースしているが、こちらはクインテット+ボーカルのユニットによる作品。

122. STEVE PLEWS TRIO - SECRET SPACES (ASC CD 3) (P1995)
現在も活動中のASCレーベルを主宰するプルーズは、90年代半ばに自身名義の作品を同レーベルからたぶん3枚リリースしたが、トリオは最初に出たこれ1枚だけか。本作はECM的な?モダンな作品。

123. MICK PYNE - MY ROMANCE (東芝EMI SPOTLITE TOCJ-66023) (1990) (P1999)
124. MICK PYNE TRIO - "LIVE" AT RONNIE SCOTT'S (SPOTLITE SPJ561-CD) (1990) (P2005)

タビー・ヘイズとの共演でも知られるパインのトリオ作品。この2作品は同内容。123がたぶんオリジナルの国内盤。124は後にリリースされたスポットライト盤。コンテンツ#11も参照。

125. ZOE RAHMAN - THE CYNIC (MANUSHI MANUCD 001) (2000)
126. ZOE RAHMAN - MELTING POT (MANUSHI MANUCD 002) (2005)
127. ZOE RAHMAN TRIO - LIVE (MANUSHI MANUCD 003) (2007)

バークリー留学経験のある女性ピアニスト。127では一部ゲストのクラリネットがフィーチャーされている。

128. THE DAVID REES-WILLIAMS TRIO - THINKING ALLOWED (DEPAEAN DPNCD 003) (2006)
129. THE DAVID REES-WILLIAMS TRIO - BACK FROM BEFORE (DEPAEAN DPNCD 005)

クラシックをジャズ風にアレンジして演奏するリーズウィリアムスの作品。ここに紹介したのは最近作の2枚。他に3枚のアルバムをリリースしている。

130. THE JACK REILLY TRIO - LIVE AT DEAN CLOUGH (レーベル名・規格/番号なし) (2007) (2CDRs)
米国人ベテランピアニストの英国録音作品を例外的に紹介。

131. TIM RICHARDS TRIO - THE OTHER SIDE (33 JAZZ 037) (P1998)
132. TIM RICHARDS TRIO - TWELVE BY THREE (33 JAZZ 072) (2002)
133. TIM RICHARDS TRIO - SHAPESHIFTING (33 JAZZ 205) (2009)

わが国でも注目を集めたリチャーズの作品。133は久しぶりにリリースされた最新作。

134. HOWARD RILEY, MARIO CASTRONARI, TONY MARSH - WISHING ON THE MOON (FMR CD14-V0595)
最近作のリトアニアでのライブ盤をはじめ、ソロ作品のリリースが圧倒的に多いライリーの「CD時代」のトリオ作品はこれ1枚だけだろうか。

135. CRAIG SCHNEIDER, JONTY FISHER, DARRY FARRUGIA - TRIO// (CEEJAY'S CJCD 001) (2006)
オーストラリア出身のシュナイダーの英国デビュー作はピアノトリオ作品。オーストラリアではスウィンギーなボーカルアルバムをリリースしているとのこと。

136. GWILYM SIMCOCK, MALCOLM CREESE, SPIKE WELLS - REVERENCE (AUDIO-B ABCD 5021)
本作はベテランドラマーのウェルズのリーダー作品。ピアニストのシムコックは2枚(たぶん)の自身名義のアルバムをリリースしているほか、多方面で活躍中のミュージシャン。

137. JOHN TAYLOR TRIO - BLUE GLASS (JAZZ HOUSE JHCD 020) (1991)
138. PETER ERSKINE (JOHN TAYLOR) - YOU NEVER KNOW (ECM 1497) (1992)
139. PETER ERSKINE (JOHN TAYLOR) - TIME BEING (ECM 1532) (1993)
140. PETER ERSKINE (JOHN TAYLOR) - AS IT IS (ECM 1594) (1995)
141. PETER ERSKINE (JOHN TAYLOR) - JUNI (ECM 1657) (1997)
142. JOHN TAYLOR - ROSSLYN (ECM 1751) (2002)
143. JOHN TAYLOR - ANGEL OF THE PRESENCE (CAM CAMJ 7778-2) (2004)
144. JOHN TAYLOR - WHIRLPOOL (CAM CAMJ 7802-2) (2005)

「CD時代」に入ってますます旺盛な活動を続けるテイラーの演奏が聴ける諸作品。米国人ドラマー、ピーター・アースキンとのコラボレーションは90年代をとおして続いたようだ。

145. STAN TRACEY - SOLO:TRIO (CADILLAC SGCCD 06) (1997)
146. STAN TRACEY TRIO - ZACH'S DREAM (TRIO TR 560) (2002)
147. THE STAN TRACEY TRIO - SEVENTY SOMETHING (TRIO TR 563) (2003)
148. STAN TRACEY TRIO - FOR ALL WE KNOW... (TRIO TR 574) (2005)

今年84歳になるという超ベテランは相変わらずの大活躍。昨年12月録音のオクテットによる新作がリリースされたばかりだ。

149. JOHN TURVILLE TRIO - MIDAS (F-IRE CD 29) (2008)
ジョン・タービルのデビューアルバムはECM的な仕上がり。3曲に女性ボーカルが入る。

150. ANDREA VICARI - TRYPTYCH (33 JAZZ 099) (2004)
1990年代初めから多くのアルバムリリースのあるヴィカーリは米国生まれ、英国育ちの女性ピアニスト。トリオから大編成のバンドまで多様なユニットで演奏している。

151. PHIL WARE TRIO - IN OUR OWN TIME (レーベル名・規格/番号なし)
ロンドン生まれながら、2000年代以降アイルランドで活動しているモダンピアニストの自主製作作品。

152. HUW WARREN - HERMETO + (BASHO SRCD 30-2) (2009)
これまでバーベルレーベルから個性の強い作品を発表してきたウォーレンが、バショレーベルからリリースした本作はトリオ編成によるアルバム。といってもアコーディオンをやったり…。

153. THE JIM WATSON TRIO - THE LOOP (REESE CD 001) (2001)
1990年代後半に活動を開始したワトソンのデビューアルバム。

154. NICK WELDON TRIO - LAVENDER'S BLUE (VERGE 001 CD) (1994)
155. NICK WELDON TRIO - LIVE AT THE ALBERT (VERGE 003 CD) (1999)

わが国でも話題になった作品。他にはドラムとのデュオのシングルCDと女性シンガーの歌伴が何枚かあるようだが。

156. VERYAN WESTON, JOHN EDWARDS, MARK SANDERS - MERCURY CONCERT (EMANEM 4028) (1998)
157. VERYAN WESTON, JOHN EDWARDS, MARK SANDERS - GATEWAY TO VIENNA (EMANEM 4214) (2002, 03) (2CDs)

フリー・インプロビゼーションのアルバム。

158. THE KEN MARLEY TRIO (RICHRD WETHERALL) - LOOKOUT! (CRIMSON IPC 020) (1997)
この作品はあまり知られていないか。リーダーはベーシストで他にも何枚かアルバムをリリースしているようだ。

159. GARETH WILLIAMS - THREE 3 (RSJH MUSIC JHCD 062) (2000)
160. CLARK TRACEY TRIO (GARETH WILLIAMS) - BRITISH STANDARD TIME (TENTOTEN TTTCDS 751) (2005)
161. GARETH WILLIAMS POWER TRIO - SHOCK! (LINN AKD 326) (2007, 08)

Us3 のメンバー、また、クレア・マーティンとのコラボレーションなどの経歴を持つウィリアムズのトリオ作品。

162. KATE WILLIAMS TRIO AND QUARTET - SYCAMORE SONG (AUDIO-B ABCD 8) (1998)
163. KATE WILLIAMS TRIO - SCENES AND DREAMS (33 JAZZ 128) (2005)

162がデビュー作品で半分ほどはサックスの入るワンホーンカルテットの演奏。163は全曲トリオ。


[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

109. - B.Mseleku-Star Seeding **** 110. - I.Neamae Trio-Swirls & Eddies **** 111. - Phronesis-Green Delay **** 112. - D.Newton-Victim Of Circumstance **** 113. - D.Newton-Eye Witness

114. - D.Newton Trio-In Good Company **** 115. - D.Newton Trio-Halfway To Dawn **** 116. - D.Newton Trio-Inspired.jpg **** 117. - L.Noble Trio-Brubeck **** 118. - J.Pearson Trio-The Best Things In Life

119. - J.Pearson Trio-Swing The Club (limited Edition) **** 120. - J.Pearson Trio-Swing The Club **** 121. - 3bpm-First Hearing **** 122. - S.Plews Trio-Secret Spaces **** 123. - M.Pyne-My Romance

124. - M.Pyne Trio- **** 125. - Z.Rahman-The Cynic **** 126. - Z.Rahman-Melting Pot **** 127. - Z.Rahman Trio-Live **** 128. - D.Ree-Williams Trio-Thinking Allowed

129. - D.Ree-Williams Trio-Back From Before **** 130. - J.Reilly Trio-Live At Dean Clough **** 131. - T.Richards Trio-The Other Side **** 132. - T.Richards Trio-Twelve By Three **** 133. - T.Richards Trio-Shapeshifting

134. - H.Riley-Wishing On The Moon **** 135. - C.Schneider-Trio **** 136. - G.Simcock-Reverence **** 137. - J.Taylor Trio-Blue Glass **** 138. - P.Erskine-You Never Know

139. - P.Erskine-Time Being **** 140. - P.Erskine-As It Is **** 141. - P.Erskine-Juni **** 142. - J.Taylor-Rosslyn **** 143. - J.Taylor-Angel Of The Presence

144. - J.Taylor-Whirlpool **** 145. - S.Tracey-Solo:Trio **** 146. - S.Tracey Trio-Zach's Dream **** 147. - S.Tracey Trio-Seventy Something **** 148. - S.Tracey Trio-For All We Know

149. - J.Turville Trio-Midas **** 150. - A.Vicari-Tryptych **** 151. - P.Ware Trio-In Our Own Time **** 152. - H.Warren-Hermeto + **** 153. - J.watson Trio-The Loop

154. - N.Weldon Trio-Lavenders Blue **** 155. - N.Weldon Trio-Live At The Albert **** 156. - V.Weston-Mercury Concert **** 157. - V.Weston-Gateway To Vienna **** 158. - K.Marley Trio-Lookout!

159. - G.Williams-Three 3 **** 160. - C.Tracey Trio-British Standard Time **** 161. - G.Williams Power Trio-Shock! **** 162. - K.Williams Trio And Quartet-Sycamore Song **** 163. - K.Williams Trio-Scenes And Dreams


(2010年6月)



[ 追補 1. (2010年6月9日アップロード) ]

A. DAVE MILLIGAN TRIO - SHOPS (レーベル名なし TRCD 0025) (P2008)
本文アップ早々の追補となるが、アイテム105で触れたミリガンの近作を入手したので紹介しておく。一部、合唱などが入る。


[ 追補 2. (2010年6月16日アップロード) ]

B. THE DAVE JONES TRIO - JOURNEYS (レーベル名なし DJT 004) (2010)
本文(アイテム76, 77)にも採り上げたデイブ・ジョーンズの新譜。例によって?8曲中4曲にブラスが入る他、一部にストリングスも加わっている。


[ 追補 3. (2010年7月6日アップロード) ]

C. RICHARD FAIRHURST'S TRIPTYCH - AMUSIA (BABEL BDV 1087) (2009)
1990年代中頃からアルバムリリースのあるフェアハーストのたぶん初めてのトリオアルバム。このレーベルらしいややアブストラクトな内容。


[ 追補 4. (2010年7月10日アップロード) ]

D. PAT THOMAS, CLAYTON THOMAS, RAYMOND STRID - WAZIFA (PSI 10.04) (2009)
当コンテンツで紹介するのを少々ためらうが、演奏のユニットとしては確かにピアノトリオ。レーベルカラーどおりのフリーミュージック。


[ 追補 5. (2010年7月23日アップロード) ]

E. TANGALGO (PHIL ALEXANDER) - LA ZUCCA BARUCCA (EACHDAY MUSIC EDMT 01) (P2005)
新譜ではないがスコットランドで活動するグループのアルバムを入手したので紹介しておこう。ウェブサイトによれば「ジャズとタンゴの間のスペースを開拓」とあるが、「普通のモダンジャズ」として楽しめるピアノトリオ作品。当グループのブラジル出身のベーシスト、マリオ・カリベは2000年代初めに今はなきスコットランドのレーベル CABER MUSIC からリーダーアルバムをリリースしている。(カリベは本年8月新作を発表した。 [2011年12月27日追記] )


[ 追補 6. (2010年7月28日アップロード) ]

F. PHRONESIS (IVO NEAME) - ALIVE (EDITION EDN 1021) (2010)
本文のアイテム111に続くフロネシスのサードアルバムがリリースされたので紹介しておく。最近、旺盛な活動を行っているレーベル、エディションからのリリース。スリーブ写真はリーダーのベーシスト、ヤスパー・ホイビー。
[ 2021年11月11日追記 ]
エディションレーベルからのメールによれば、本作のアナログ盤が 10 年以上の歳月を経て来年 3 月にリリース予定とのこと。追補 173 で紹介しておく。
[ 2021年12月8日追記 ]
アナログ盤がリリースされるというので、改めて DISCOGS サイトで当該作品に当たっていたら、 CD バージョンには 2017 年にリリースされた国内盤があることに気付いた。それが何と 「デラックス・エディション」と銘打たれた2 枚組で、オリジナル CD にはない未発表曲が 2 曲追加されているではないか! 今頃びっくり、これまで気付かないでいたとは。で、来年リリース予定のアナログ盤の曲目リストを眺めていたらその 2 曲もラインナップされており、曲目順も国内盤 CD と同じ。


[ 追補 7. (2010年11月9日アップロード) ]

G. EYES SHUT TIGHT (JOHNNY TOMLINSON) - EVOLUTION (レーベル名・規格/番号なし) (2010) (CDR)
ベーシスト、ポール・バクスターの率いるバンド、アイズ・シャット・タイトのデビュー作品。全曲バクスターのオリジナルからなる比較的オーソドックスでモダンな演奏。バクスターはアラン・バーンズやピーター・キングと演奏したことがあるという。


[ 追補 8. (2010年12月18日アップロード) ]

H. BOURNE DAVIS KANE (MATTHEW BOURNE) - THE MONEY NOTES (FOGHORN FOGCD 013) (2010)
本文アイテム8で紹介したユニットの新譜。ボーカルあり、フリーっぽい演奏ありという新感覚の作品。


[ 追補 9. (2010年12月26日アップロード) ]

I.  THE JONATHAN TABERNER TRIO - JAZZ FROM THE CAFE (ABCD'S ABCD 1) (P1990)
J. THE JONATHAN TABERNER TRIO - MORE JAZZ FROM THE CAFE (JTCD 01) (P1996)

1990年代にリリースされたジョナサン・タバーナーという人のトリオ作品を2枚入手したので紹介しておく。タバーナーはニュージーランド出身で1980年代中頃から英国でジャズピアニストとして活動しているようだ。現在は自己のサイトで "Jazz Pianist and FileMaker Developer" と称していて、ウェブサイトのデザインなどを行う会社も立ち上げているらしい。
I は、今も健在なメインストリーム系のマイナーレーベル、 "Audio-B" (当時のレーベル名は "ABCD's" ) の記念すべき?1番としてリリースされたが、長らく品切れ状態のままとなっているアルバム。ベース、ドラムスとも交代した J は、JTCD という自主レーベルからリリースされた。ちなみに、この "JT" は、たぶん Jonathan Taberner のイニシャルから取られたものだろう。両作品ともスタンダード中心の選曲で軽めで楽しい演奏。なお、現在、 Audio-B レーベルの CD のディーラーとなっている "JTCDS" もタバーナーが主宰しているらしい。


[ 追補 10. (2011年2月1日アップロード) ]

K. STAN TRACEY DUO / TRIO - SOUNDCHECK (RESTEAMED RSJ 110) (2CDs) (P2011)
スタン・トレーシーの新譜がリリースされた。2枚組の1枚目はクラーク・トレーシーとの初の親子デュオ。即興演奏らしい。2枚目はベースのアンドリュー・クレインダートが加わったトリオの演奏。スタンダードナンバーを中心にオーソドックスな仕上がりとなっている。


[ 追補 11. (2011年2月15日アップロード) ]

L. KIT DOWNES TRIO - QUIET TIGER (BASHO SRCD 34-2)
24歳の若手ピアニスト、キット・ダウンズの本文のアイテム29に続くセカンドアルバム。ただし、トリオによる演奏は11曲中3曲。残り8曲はゲストミュージシャン2人が加わるクインテットの演奏。全曲キット・ダウンズのオリジナル


[ 追補 12. (2011年3月29日アップロード) ]

M. STEVE MELLING - TRIO, DUO, SOLO (RSJH MUSIC JHCD 045) (1995, 96)
マイコレクションの中から最近「発掘」したCD。全10曲中ソロ1曲、デュオ2曲、トリオ7曲という構成のアルバム。最近、クラーク・トレーシーとの双頭セプテットの新譜をリリースしたメリングは多くのセッションに参加している中堅ピアニスト。


[ 追補 13. (2011年4月12日アップロード) ]

N. BARRY GREEN NEW YORK TRIO - THE MUSIC OF CHANCE (MOLETONE 001) (2005)
英国の若手ピアニスト、バリー・グリーンがニューヨークを中心に活動するベーシストとドラマーを迎えたトリオアルバム。私の入手順でいうとグリーンの3作目にあたる本作は初のトリオ作品。


[ 追補 14. (2011年5月11日アップロード) ]

O. THE WILL BUTTERWORTH TRIO - HEREAFTER (MUSIC CHAMBER MC 0009) (P2011) (CDR)
ドラマーとの双頭デュオアルバム、ソロアルバムに続く若手ピアニストの(たぶん)第3作目はトリオ作品となった。アブストラクトな印象のモダンな仕上がり。


[ 追補 15. (2011年7月20日アップロード) ]

P. PETER JAMES TRIO - VISIONS AND VISTAS (MULBERRY TREE MUSIC MULTRE 0801) (2007)
Q. PETER JAMES TRIO - SOUL STORY (MULBERRY TREE MUSIC MULTRE 1101) (2010)

ロイヤル・スクール・オブ・ミュージックで知り合ったという3人からなるピアノトリオ作品。 P は2008年にリリースされたデビューアルバムで当方がこれまで見逃していたもの。現代的でオーソドックスな仕上がりだ。 Q はこのほどリリースされたセカンドでオルガンの演奏も入る。なお、ピアノのピーター・ジェームズとドラムスのトム・フーパーは、キーボード、サックス、チューバ、ドラムスからなる変則カルテット「カイロス・アンサンブル」のメンバーでもあり、同グループ名義のアルバムではジェームズはボーカルも披露している。
[ 2011年7月24日追記 ]
カイロス・アンサンブル Kairos Ensemble のウェブサイトには4枚のアルバムが紹介されている。ジェームズは最新作でプロデュースを担当しているほか、多くのオリジナル曲を提供するなどバンドの中心的存在らしい。また、収録曲のなかには彼の「ボーカル曲」といった趣きのナンバーもある。まあ、少なくとも「普通のジャズ」ではないので念のため。


[ 追補 16. (2011年7月23日アップロード) ]

R. THE ANDY RUMBLE TRIO - BRINGING BACK THE MELODY (レーベル名・規格/番号なし) (P2006)
上の M に続いてマイコレクションの中から最近「発掘」したCD。作・編曲家としてテレビや舞台の音楽も手掛けているらしいランブルのライトクラシック風味のピアノトリオ作品。1曲のみ女性ボーカルをフィーチャー。


[ 追補 17. (2011年10月14日アップロード) ]

S. SGS GROUP, INC. (GWILYM SIMCOCK) - PRESENTS... (MUSIC CENTER BA 176 CD) (2007)
リリース時に取りこぼしていたアルバムを紹介しておこう。本文136にも出てきたグウィリム・シムコックのピアノをフィーチャしたトリオ作品。ベースのユーリ・ゴロウベフはロシア生まれで現在はイタリアをベースに活動、一方、ドラムスのアサフ・シルキスはイスラエル生まれで現在は英国をベースに活動。ともにリーダーアルバムを含め多数のアルバムに登場する売れっ子?ミュージシャン。2人の共演作も数多い。またシムコックを含めた3人がともに参加するアルバムも何枚かあるようだ。


[ 追補 18. (2011年10月14日アップロード) ]

T. LEON GREENING - COOKIN' IN BROOKLYN (LEOPARD 1) (2011)
当アルバムが初リーダー作だというピアニスト、グリーニングは英国南部の港町、サウサンプトンの生まれ。ニューヨーク録音の本作は9曲中6曲がトリオによる演奏、残りの3曲にはサックスが加わる。オーソダックスでモダンな聴きやすい演奏だ。


[ 追補 19. (2011年11月19日アップロード) ]

U. KEITH INGHAM - ROCKIN' IN RHYTHM (ARBORS ARCD 19428) (2010)
本文アイテム74に続くイングハムのトリオによる新譜がリリースされた。イングハムはロンドン生まれながら長くニューヨークを拠点にスイングジャズやディキシーランドジャズを中心に演奏活動を行ってきたとのこと。ただし、本作はモダンで楽しい演奏だ。ニューヨーク録音。


[ 追補 20. (2011年11月29日アップロード) ]

V. JOHN DONEGAN TRIO, QUARTET & QUINTET - SONG FOR CIARA (JAYDE CD 001) (1997)
リリース時に見落としていた1枚。ドネガンはアイルランド第二の都市コークの出身。70年代後半以降はダブリンを経て英国に渡りブリストル、ロンドン等で活動。現在も英国、アイルランドを中心に演奏を続けているようだ。1997年録音の本作はオリジナル3曲を含む全11曲中8曲がトリオの演奏(カルテット2曲、クインテット1曲)で、デビューアルバムかつ現時点では唯一のリーダー作らしい。モダンな仕上がり。


[ 追補 21. (2011年12月17日アップロード) ]

W. FRANK HARRISON TRIO - SIDEWAYS (LINUS LDCD 01) (2011)
本文アイテム57に続くハリソンのトリオによる新譜がリリースされた。ベースが交代した。モダンでオーソドックスな仕上がりだ。


[ 追補 22. (2012年1月22日アップロード) ]

X. JONATHAN GEE TRIO - DRAGONFLY (ASC CD 131) (2007, 10)
ジョナサン・ジー・トリオの新作がリリースされた。ジーの米国ツアーの機会をとらえてニューヨークで録音された作品。ベーシスト、ドラマーはともにリーダー作品もあるニューヨークの気鋭ミュージシャン。


[ 追補 23. (2012年1月27日アップロード) ]

Y. EYES SHUT TIGHT (JOHNNY TOMLINSON) - THE THAW (レーベル名・規格/番号なし) (2011)
追補 7 でデビューアルバムを紹介したトリオのユニット、アイズ・シャット・タイトのセカンドアルバムがリリースされた。全曲がリーダーでベーシストのポール・バクスターのオリジナルからなるややアブストラクトな内容。一部オルガンの演奏が入る。


[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

A. - D.Milligan Trio-Shops ***** B. - The D.Jones Trio-Journeys ***** C. - R.Fairhurst's Triptych-Amusia ***** D. - P.Thomas-Wazifa ***** E. - Tangalgo-La Zucca Barucca

F. - Phronesis-Alive ***** G. - Eyes Shut Tight-Evolution ***** H. - Bourne Davis Kane-The Money Notes *****   I. - The J.Taberner Trio-Jazz From The Cafe ***** J. -  The J.Taberner Trio-More Jazz From The Cafe

K. - S.Tracey Duo/Trio-Soundcheck *****  L. - K.Downes Trio-Quiet Tiger ***** M. - S.Melling-Solo, Duo, Trio ***** N. - B.Green New York Trio-The Music Of Chance ***** O. - W.Butterworth Trio-Hereafter

P. - P.James Trio-Visions And Vistas ***** Q. - P.James Trio-Soul Story ***** R. - The Andy Rumble Trio-Bringing Back The Melody *****  S. - SGS Group, Inc.-Presents... *****  T. - L.Greening-Cookin' In Brooklyn

U. - K.Ingham-Rockin' In Rhythm ***** V. - J.Donegan-Song For Ciara ***** W. - F.Harrison Trio-Sideways ***** X. - J.Gee Trio-Dragonfly *****  Y. - Eyes Shut Tight-The Thaw


[ 追補 24. (2012年1月28日アップロード) ]

ZA. ZOE RAHMAN - KINDRED SPIRITS (MANUSHI MANUCD 005) (2011)
本文でも紹介しているラーマンの新作がリリースされた。10曲中4曲にクラリネット、1曲にフルートがフィーチャーされている。フルートを吹いているのはなんとコートニー・パイン。


[ 追補 25. (2012年1月28日アップロード) ]

ZB. NEIL COWLEY TRIO - THE FACE OF MOUNT MOLEHILL (NAIM AUDIO NAIMCD 171) (P2011)
同じく本文で紹介している気鋭カウリーの新作。ただし、本作は12曲中10曲にストリングスの演奏が加わり、プログレ風やクラシカルな曲もある異色作。


[ 追補 26. (2012年2月18日アップロード) ]

ZC. JOHN LAW'S CONGREGATION - THREE LEAPS OF THE GAZELLE (33 JAZZ 228) (2011)
本文でも多数の作品を紹介しているローの新作がリリースされた。本文アイテム95, 96の続編的な内容。1曲目のニューエージ風な展開に戸惑うが、2曲目以降は少々アブストラクトなところはあるもののモダンなトリオ演奏。ベースとドラムスは追補17のSと同じ二人。


[ 追補 27. (2012年2月20日アップロード) ]

ZD. NIKKI ILES, RUFUS REID, JEFF WILLIAMS - HUSH (BASHO SRCD 38-2) (2010)
本文のアイテム73からほぼ10年振りとなるアイルズのトリオ作品がリリースされた。スタンダードナンバー、英国人ミュージシャンの現代作品そしてオリジナル曲などバラエティー豊かな選曲により構成された好アルバム。


[ 追補 28. (2012年2月22日アップロード) ]

ZE. ROBERT MITCHELL 3IO - THE EMBRACE (3IO CD 001) (2010)
本文のアイテム108に続くミッチェルのトリオ作品。リリースは昨年の秋。


[ 追補 29. (2012年2月25日アップロード) ]

ZF. HYMAS & THE BATES BROTHERS (TONY HYMAS) - BLUE DOOR (NATO 4282) (P2012)
ひさしぶりに入ったレコード店で突然!見付けた NATO の新譜は、トニー・ハイマスのトリオ作品。リリカルなナンバーで始まるアルバムは、もとより普通のジャズではないけれど、思いのほか聴きやすい音だ。


[ 追補 30. (2012年3月25日アップロード) ]

ZG. TIM LAPTHORN - TRANSPORT (SPICE OF LIFE SOL SV-0021 / PATHWAY PBCD 0105) (P2012)
久し振りのリリースとなるラプソーンの新譜は日本先行発売(2012年3月21日)。全8曲中、完全なトリオフォーマットは2曲だけで、ストリングス入り、ボーカル入り、はたまたソロありといったバラエティー豊かな内容。
[ 2012年11月20日追記 ]
英国盤がパスウェイレーベルから10月にリリースされた。


[ 追補 31. (2012年4月7日アップロード) ]

ZH. DIALOGUES TRIO (BRUNO HEINEN) - TWINKLE TWINKLE (BABEL BDV 11100) (2010)
ロンドンをベースに活動するハイネンのデビュー作品は、「トゥインクル・トゥインクル・リトルスター」から着想された10のオリジナル曲からなるアブストラクトなアルバム。半分ほどの作品にジュリアン・シーゲルの管楽器がフィーチャーされている。


[ 追補 32. (2012年4月22日アップロード) ]

ZI. PHRONESIS (IVO NEAME) - WALKING DARK (EDITION EDN 1031) (2011)
一昨年リリースされた前作(追補6で紹介)が高い評価を得たフロネシスの4枚目のアルバム。現代感あふれるダイナミックな演奏。


[ 追補 33. (2012年5月14日アップロード) ]

ZJ. JOHN TAYLOR - GIULIA'S THURSDAYS (CAM JAZZ CAMJ 7847-2) (2006)
ジョン・テイラーのこのレーベルからの3作目のトリオ作品となる本作は、イタリア人作曲家の楽曲による映画音楽集。2006年の録音。


[ 追補 34. (2012年5月27日アップロード) ]

ZK. STEVE PLEWS TRIO - SECRET SPACES VOLUME 2 (ASC CD 133) (2011) (CDR)
クラシック音楽の作曲家、ジャズピアニストそしてレコードレーベルASCのオーナーであるプルーズの本文アイテム122から17年ぶりとなるトリオアルバム。一部、バイオリンとフレンチホルンが入る。前作のベーシスト、故ジェフ・クラインへの献辞がある。


[ 追補 35. (2012年6月4日アップロード) ]

ZL. ALEX HUTTON TRIO - LEGENTIS (F-IRE CD 53) (2010)
本文アイテム69, 70に続くハットンのたぶん3枚目のトリオアルバム。ベースとドラムスはこのところおなじみのあの二人だ。全曲オリジナルで2曲にボーカルが入るほか、一部の曲にフレンチホルン、フルートなどが入る。


[ 追補 36. (2012年6月19日アップロード) ]

ZM. PETER JACOBSEN - FOR PETE'S SAKE VOLUME 1 (FMR CD338-0412) (1978-2002)
本コンテンツの追補には該当しない作品だが取り上げておきたい。
本文アイテム75で紹介したピーター・ヤコブセンの業績を顕彰するというおもむきのオムニバスアルバム。彼の演奏を集めたコンピレーションだが、トリオ作品は1曲だけ、しかも本文アイテム75からの再録というのはいかにも残念だ。ただ、ドン・ウェラーのバンド、メジャー・サージェリー(コンテンツ#5参照)をはじめ、クリス・ビスコー・カルテット、ボビー・ウェリンズ・カルテットなどでの演奏(たぶんその多くが未発表)はブリティッシュジャズファンにとっては興味が尽きない。


[ 追補 37. (2012年8月27日アップロード) ]

ZN. FRANCES KNIGHT - FROG IN LOVE (MANDEVILLE MVL 4)
本文でも紹介している女性ピアニスト、フランシス・ナイトの新譜が今月リリースされた。14曲中6曲にトニー・コーのサックスなどがフィーチャーされている。


[ 追補 38. (2012年8月27日アップロード) ]

ZO. ALASTAIR LAURENCE ET AL. - TIME REMEMBERED (レーベル名・規格/番号なし) (1999)
国内ディーラーサイトで大々的に紹介されている「激レア盤」の「復刻盤」を入手したので遅ればせながら紹介しておこう。50年に及ぶ楽歴のうち14年間はノルウェーに移り住んでいたというローレンスだが、本作のベース、パーカッションともノルウェーのミュージシャンのようだ。


[ 追補 39. (2012年9月19日アップロード) ]

ZP. DOMINIC J. MARSHALL TRIO - THE ONENESS (レーベル名・規格/番号なし) (2011) (CDR)
ZQ. DOMINIC J MARSHALL TRIO - ICAROS (F-IRE CD 62) (2012)

1989年スコットランドの生まれで、2010年秋以降はアムステルダムに居を移して活動しているという若手ピアニスト、マーシャルの作品。 ZP は昨年リリースされたデビューアルバム、 ZQ は今月リリースされたセカンド。少々アブストラクトでモダンな演奏。


[ 追補 40. (2012年9月19日アップロード) ]

ZR. TOM BANCROFT : TRIO RED (TOM CAWLEY) - FIRST HELLO TO LAST GOODBYE (INTERRUPTO MUSIC IM 003) (2011)
大編成のバンドを率いたリーダーアルバムが手元に2枚あるスコットランドのドラマー、トム・バンクロフトの新作は、何と本文のアイテム #11〜#13 で紹介したキュリオスのピアニスト、トム・コーリーを迎えたトリオ作品だ。アブストラクトな仕上がり。


[ 追補 41. (2012年9月25日アップロード) ]

ZS. DJANGO BATES' BELOVÈD - CONFIRMATION (レーベル名なし LM 007) (2011)
本文アイテム2で紹介したベイツのユニットの2作目。現代音楽的なところもある内容だが、ベイツの作品と思えばこれはこれで存外に聴きやすい音だ。


[ 追補 42. (2012年10月11日アップロード) ]

ZT. JOHN TURVILLE TRIO - CONCEPTION (F-IRE CD 57) (2010)
本文アイテム149で紹介したタービルのセカンドアルバム。モダンでアグレッシブな演奏が展開する佳作。2曲にチェロが入る。イタリア録音。


[ 追補 43. (2013年1月7日アップロード) ]

ZU. GOGO PENGUIN (CHRIS ILLINGWORTH) - FANFARES (GONDWANA GONDCD 008) (2012)
奇妙なグループ名のピアノトリオのアルバムが、これまた奇妙なというか数少ないながらもユニークな作品を発表しているゴンドワナレーベルからリリースされた。ピアニストは聞いた名前だがベースとドラムスはたぶん初見の人。「オーソドックスなピアノトリオの演奏」というわけにはいかない。


[ 追補 44. (2013年1月22日アップロード) ]

ZV. DOMINIC ALLDIS TRIO - A CHILDHOOD SUITE (CANZONA MUSIC CANZ CD 7) (2012)
本文アイテム1で紹介したアルディスの新作がリリースされたので紹介しておこう。といっても本作はサブタイトルに "for jazz piano trio and orchestra" とあるように、ほぼ全編にわたりストリングスによるオーケストラ演奏がフィーチャーされているという、いかにも英国的な?仕上がりの作品で、「ジャズ度」は低いだろうか。


[ 追補 45. (2013年2月27日アップロード) ]

ZW. IMPERMANENCE TRIO (MATTHEW BOURNE) / TRICKO-TARECO (IMPOSSIBLE ARK IALP 015) (LP)
先月発売?の新譜。CDでのリリースはたぶん無いので、当コンテンツの対象とはならないのだが、『CD時代の』アイテムに違いはないので紹介しておこう。最近、独立系のレーベルなどで見かけるようになった「アナログ盤と音楽ファイルによるネット配信」という方式でリリースされたものである。
本作はスプリット・アルバムでA面がピアノトリオ。アブストラクトだが予想に反して?まともな印象の演奏だ。ピアニストはマシュー・ボーン、本文アイテム8及び追補8で紹介したモダンなパフォーマーである。ベーシストとドラマーもその方面では名うてのミュージシャン。
なお、B面は、本文アイテム29などで紹介しているキット・ダウンズ(ピアノ、オルガン)と女性チェリストのデュオ演奏をミュージック・コラージュ風に仕上げた作品。


[ 追補 46. (2013年3月31日アップロード) ]

ZX. FRANCIS RWAMA - PLAYS JAZZ (CREST CR.CD 2001)
マイコレクションから「発掘した」1枚。ウガンダの生まれで英国のロイヤル・アカデミーに学んだという盲目のピアニストのアルバム。1999年頃のリリースでスタンダード中心の聞きやすい演奏だ。全16曲のうち、トリオとソロが5曲ずつ、残りの6曲にはサックスがフィーチャーされている。ルワマは英国をはじめとするヨーロッパで演奏活動を行い、ディック・モリシーやアラン・バーンズとの共演経験もあるという。珍しいことに?キース・ティペットが推薦の辞を寄せている。


[ 追補 47. (2013年4月14日アップロード − 8月5日更新) ]

ZY. DAN WHIELDON, GAVIN BARRAS, JONAS BACKMAN - LIVE AT ZEFFIRELLIS (BBW CD 001) (2006)
最初、国内ディーラーサイトで見付けた1枚だが、約4ヶ月後に紆余曲折?を経てどうにか入手。ウィルドンには、マイコレクションの中に2009年録音のサックスとのデュオアルバムがある。それ以前の録音となる本作はオリジナルとスタンダードからなるライブ盤でモダンな演奏だ。ベースのバラスについては、リーダーアルバム(たぶん1枚)のほか、上のアイテム ZK で紹介したスティーブ・プルーズのトリオアルバムやヨーロピアン・ユニオン・カルテットのアルバムでその演奏を聞くことができる。


[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

ZA. - Z.Rahman-Kindred Spirits **** ZB. - N.Cowley Trio-The Face Of Mount Molehill **** ZC. - J.Law's Congregation-Three Leaps Of The Gazelle **** ZD. - N.Iles-Hush **** ZE. - R.Mitchell 3io-The Embrace

ZF. - Hymas & The Bates Brothers-Blue Door **** ZG. - T.Lapthorn-Transport **** ZH. - Dialogues Trio-Twinkle Twinkle ****   ZI. - Phronesis-Walking Dark ****  ZJ. - J.Taylor-Giulia's Thursday

ZK. - S.Plews Trio-Secret Spaces Volume 2 ****  ZL. - A.Hutton Trio-Legentis **** ZM.- P.Jacobsen-For Pete's Sake Volume 1 ****  ZN.- F.Knight-Frog In Love ****  ZO.- A.Laurence-Time Remembered

ZP. - D.J.Marshall Trio -The Oneness **** ZQ. - D.J.Marshall Trio-Icaros **** ZR. - T.Bancroft:Trio Red-First Hello To Last Goodbye **** ZS. - G.Bates' Beloved-Confirmation ****  ZT. - J.Turville Trio-Conception

ZU. - GoGo Penguin-Fanfares **** ZV. - D.Alldos Trio-A Childhood Suite **** ZW. - Impermanence Trio / Trcko Tareco **** ZX. - F.Rwama-Plays Jazz **** ZY. - D.Whieldon, et al.-Live At Zeffirellis


[ 追補 48. (2013年4月14日アップロード) ]

ZZA. TOM KINCAID TRIO - AIN'T SHE SWEET (レーベル名・規格/番号なし) (2008) (CDR)
ZZB. TOM KINCAID TRIO - THREE'S A CROWD (レーベル名・規格/番号なし) (2009?) (CDR)
ZZC. TOM KINCAID TRIO - WE THREE KINGS (レーベル名・規格/番号なし) (2009) (CDR)
ZZD. TOM KINCAID TRIO - DANCING IN THE DARK (レーベル名・規格/番号なし) (2011) (CDR)

最近入手したトム・キンケイドというピアニストのトリオ作品4作。スタンダード中心の聴きやすいオーソドックスな演奏。ZZC は楽しいクリスマスアルバム。キンケイドは作曲家としてテレビや映画の音楽も担当しているらしい。


[ 追補 49. (2013年4月30日アップロード − 5月8日更新) ]

ZZE. ALEX WILSON - TRIO (ALEX WILSON AWCD 9) (P2012)
ラテン系のキーボード奏者として多くのリーダーアルバムを発表してきたウィルソンが初のトリオ作品をリリースした。ジャズ度は低いが?アグレッシブなラテンミュージックだ。


[ 追補 50. (2013年5月1日アップロード − 5月12日更新) ]

ZZF. NEIL COWLEY TRIO - LIVE AT MONTREUX 2012 (EAGLE EAGCD 501) (2012)
カウリーの新譜は昨年のモントルー・ジャズ・フェスティバルにおけるライブ盤。一部ストリングス入り。CDより収録曲が3曲多いDVDとブルーレイディスクも同時リリース。


[ 追補 51. (2013年6月4日アップロード) ]

ZZG. JANOS NAGY - IN LONDON (COOL TOUR 04) (2012)
ハンガリーのピアニストによるロンドン録音のアルバムで、ベースとドラムスはおなじみの英国ミュージシャンだ。8曲中5曲がトリオ演奏、残りの3曲はピアノソロ。スタンダードナンバーをややアブストラクトに、といった印象。ところで、ベースのアーニー・ソモギーのルーツはハンガリーとか。


[ 追補 52. (2013年6月5日アップロード) ]

ZZH. SOPHIE AGNEL, JOHN EDWARDS, STEVE NOBLE - METEO (CLEAN FEED CF 272CD) (2012)
フランス人女性ピアニストと英国人ベーシスト及びドラマーによるフリーインプロビゼーション。


[ 追補 53. (2013年7月6日アップロード) ]

ZZI. DAVID GORDON TRIO - SPEAKS LATIN (NIMBUS NI 6241) (2012) (CDR)
本文アイテム50〜53で紹介したゴードンのたぶん5年ぶりの新作がリリースされた。オリジナルを含むラテンルーツの曲が収められている。


[ 追補 54. (2013年7月6日アップロード) ]

ZZJ. CRAIG MILVERTON TRIO - BOPULARITY (RAYMER SOUND RSCD 940) (2012) (CDR)
同じく本文アイテム106, 107で紹介したミルバートンの新作がリリースされた。意外にも比較的モダンな演奏だ。


[ 追補 55. (2013年7月9日アップロード) ]

ZZK. GREG LLOYD GROUP - LONG WAY HOME (レーベル名なし GLG CD 1) (P2012)
オーストラリア育ち、現在はアイルランド在住のロイドのアルバム。パリやアルジェに住んだこともあるらしく、それら各地の音楽から材を取ったというエスニック風味豊かな作品だ。なお、ドラマーのケビン・ブレイディにはリーダーアルバムがある。


[ 追補 56. (2013年8月3日アップロード − 8月6日更新) ]

ZZL. JIM BLOMFIELD TRIO - WAVE FORMS AND SEA CHANGES (PIG 005) (2012)
ブリストルをベースに活動しているらしいピアニスト、ジム・ブロムフィールドのトリオ作品。サイドメンとして何度か名前を目にしたことがあるが、たぶん本作が初のリーダーアルバム。全曲ブロムフィールドのオリジナルで少々アブストラクトなところもあるモダンな内容だ。


[ 追補 57. (2013年8月17日アップロード − 8月26日更新) ]

ZZM. PAT THOMAS, DOMINIC LASH, MARK SANDERS - SKIP (FMR CD350-0113) (2009, 10)
追補4でも紹介したフリー系のキーボード奏者、パット・トーマスがジャズのスタンダード9曲を収録したトリオアルバムをリリースした。フリー寄りで(当然か)聴きやすくはないけれど、全編アコースティックなサウンドでアグレッシブなジャズ演奏が展開される。


[ 追補 58. (2013年9月20日アップロード − 9月28日更新) ]

ZZN. ROBERT CARTER, TIM WELLS, MARK FLETCHER - THAT'S JUST IT (FLAME CD 007) (2012)
本文アイテム10で紹介しているロバート・カーターが新譜をリリースした。それもアイテム10に続く13年ぶりのトリオアルバムだ。
ロバート・カーターのその他の作品などについては、 別ウィンドウ で。
[ 2016年12月14, 28日追記 ]
カーターのソロピアノの新譜がリリースされた。上記の 別ウィンドウ で紹介しておいた。


[ 追補 59. (2013年10月22日アップロード) ]

ZZO. MATT RIDLEY TRIO (JOHN TURVILLE) - THYMOS (WHIRLWIND WR 4643) (2012)
若手ベーシスト、マット・リドレーのデビューアルバムは、ピアノに本コンテンツでも何度か登場するジョン・タービルを迎えたトリオ作品。リドレーのオリジナル曲を中心としたバラエティー豊かな内容。9曲中3曲にサックス、パーカッションなどが加わる。


[ 追補 60. (2013年11月8日アップロード) ]

ZZP. JASON REBELLO - JAZZ RAINBOW (JUMBY JRCD 1) (P2007)
ピアニストというよりはキーボード奏者というイメージの強いレベロは、90年のデビューアルバムリリース以降、メジャーレーベルから多くの作品を発表してきた英国ジャズ界にあってはポピュラーな存在だが、これらのなかにはトリオ作品は見当たらないようだ。ところが本作は何とトリオアルバムである。私も最近知ったのだが、2007年にマイナーレーベルからリリースされていたらしい。主に子供向け?の映画・テレビのテーマ音楽をピアノトリオで演奏しており、ポピュラーな映画音楽やサンダーバードのテーマ曲などが収録されている。スリーブに「マイ・ファミリーのために」とある。聴きやすくて楽しい演奏なことはもとより、結構普通にジャズをやっている印象。
近年はジェフ・ベックやスティングのバンドメンバーとしての方が有名らしいレベロだが、ごく最近、久しぶりのリーダーアルバムがリリースされた。念のために付け加えると、こちらの方は従来からの「メジャー路線」だ。


[ 追補 61. (2014年1月14日アップロード) ]

ZZQ. THE JOHN LAKE TRIO - UP ON THE DOWNS (レーベル名・規格/番号なし) (2012) (CDR)
少し前に国内ディーラーサイトで見つけた1枚。昨年春にリリースされていたとのこと。リーダーをはじめとする3人のメンバーについては、いずれも(たぶん)初めて聞く名前。全曲オリジナルでメロディアスなナンバーが多く聴きやすい仕上がり。レイクからのメールによれば本年ニューアルバムをリリースする予定があるらしい。


[ 追補 62. (2014年2月14日アップロード − 3月22日更新) ]

ZZR. GOGO PENGUIN (CHRIS ILLINGWORTH) - V2.0 (GONDWANA GONDCD 009) (2013)
上の追補43でデビューアルバム(たぶん)を紹介したゴーゴー・ペンギンの新作が同じゴンドワナレーベルからリリースされた。ときに現代音楽やニューエイジの趣きを感じさせるリリカルな作品。


[ 追補 63. (2014年2月23日アップロード − 2月27日更新) ]

ZZS. ALASTAIR LAURENCE JAZZ TRIO - AGE BEFORE BEAUTY (レーベル名・規格/番号なし) (2006)
追補38で紹介したローレンスの2006年ノルウェー録音のアルバム。本作についても国内通販サイトでその存在を知った。ちなみにこれは復刻盤で、オリジナルはCDRだそうな。有名曲を中心に聴きやすいオーソドックスな演奏。


[ 追補 64. (2014年2月27日アップロード − 4月17日更新) ]

ZZT. DOMINIC J MARSHALL TRIO - SPIRIT SPEECH (ORIGIN 82659) (2013)
追補39で紹介したマーシャルのたぶん3枚目のアルバムが米国、シアトルのレーベルからリリースされた。全曲マーシャルのオリジナルで、ピアノ演奏はパーカッシブだ。


[ 追補 65. (2014年3月2日アップロード − 3月17日更新) ]

ZZU. ELLIOT GALVIN TRIO - DREAMLAND (CHAOS COLLECTIVE CC 003) (2013)
先月アルバムデビューした、かつてのルース・チューブスを想起させる大型バンド「カオス・オーケストラ」の結成メンバーの一人である若手ピアニスト、エリオット・ガルビンの初リーダー作。全曲ガルビンのオリジナルで、「往年のフリー・ミュージック」風味を感じさせる異色作。


[ 追補 66. (2014年3月23日アップロード − 4月14日更新) ]

ZZV. PHRONESIS (IVO NEAME) - LIFE TO EVERYTHING (EDITION EDN 1050) (2013)
追補32の作品からからほぼ2年ぶりとなるフロネシスの5枚目のアルバムがリリースされた。今作は昨年秋のライブ盤だ。
[ 2015年7月1日追記 ]
2012年7月録音のコペンハーゲンでのライブ3曲をボーナストラックとして追加したアナログ盤が2枚組でリリースされた。


[ 追補 67. (2014年3月23日アップロード − 6月13日更新) ]

ZZW. NEIL COWLEY TRIO - TOUCH AND FLEE (NAIM AUDIO NAIMCD 206) (P2014)
シュールな?スリーブデザインのこちらは追補50からほぼ1年ぶりのカウリーのニューアルバム。現代音楽風なところもあるモダンな内容。アナログ盤が来月リリース予定。


[ 追補 68. (2014年4月16日アップロード − 4月21日更新) ]

ZZX. FRANK HARRISON TRIO - LUNARIS (LINUS LRCD 02) (2013, 14)
追補21に続くハリソンの新作ははたぶん3枚目のトリオアルバム。ハリソンのオリジナル曲を中心に、モダンで時にリリカルな印象の作品だ。


[ 追補 69. (2014年4月20日アップロード − 10月9日更新) ]

ZZY. EYESHUTIGHT (JOHNNY TOMLINSON) - RESONANCE (HUNGRY BEAR 規格/番号なし) (2013)
追補7, 23に続くアイズ・シャット・タイトのサードアルバムが今秋にリリースされるとのメールがアーティストから届いた。少々先の長い話だが忘れないうちに紹介しておこう。
[ 2014年10月9日追記 ]
本日、CDが到着した。少々アブストラクトでモダンな内容だ。グループ名の表記が変わっている。



[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

ZZA.- T.Kincaid Trio-Ain't She Sweet *** ZZB.- T.Kincaid Trio-Three's A Crowd *** ZZC.- T.Kincaid Trio-We Three Kings *** ZZD.- T.Kincaid Trio-Dancing In The Dark *** ZZE.- A.Wilson Trio

ZZF.- N.Cowley Trio-Live At Montreux 2012 *** ZZG.- J.Nagy-In London *** ZZH.- S.Agnel, et al.-Meteo ***   ZZI.- D.Gordon Trio-Speaks Latin ***  ZZJ.- C.Milverton Trio-Bopularity

ZZK.- G.Lloyd Group-Long Way Home *** ZZL.- J.Blomfield Trio-Wave Forms And Sea Changes *** ZZM.- P.Thomas Et Al.-Skip *** ZZN.- R.Carter Et Al.-That's Just It *** ZZO.- M.Ridley Trio-Thymos

ZZP.- J.Rebello-Jazz Rainbow *** ZZQ.- J.Lake Trio-Up On The Downs *** ZZR.- GoGo Penguin-V2.0 *** ZZS.- A.Laurence Jazz Trio-Age Before Beauty *** ZZT.- D.J.Marshall-Spirit Speech

ZZU.- E.Galvin Trio-Dreamland *** ZZV.- Phronesis-Life To everything *** ZZW.- N.Cowley Trio-Touch And Flee *** ZZX.- F.Harrison Trio-Lunaris *** ZZY.- Eyes Shut Tight-Resonance


[ 追補 70. (2014年5月1日アップロード − 5月20日更新) ]

ZZZA. THE PETER EDWARDS TRIO - JAZZLOTION E.P. (JAZZLOTION JL 001 CD)
ZZZB. THE PETER EDWARDS TRIO - SAFE AND SOUND (レーベル名なし EMP 0001 CD) (CDR)

若手ピアニスト、ピーター・エドワーズのトリオ作品。ZZZA は結成直後の2010年11月にリリースされていたらしい4曲入り、収録時間25分あまりののミニアルバムともいうべき作品。全曲、エドワーズのオリジナルでスイング感あふれる軽快な演奏を楽しめる。ZZZB は本年3月にリリースされた「デビューアルバム」。本作も1曲を除きエドワーズのオリジナルで、前作に比べるとモダンで少々アブストラクトな印象。


[ 追補 71. (2014年5月22日アップロード) ]

本サイトでこれまで採り上げなかったロイ・パウエルのトリオ作品を紹介しておこう。とりあえず手元にあるアルバム(最近、手に入れたものが多いけれど)を以下に示す。他にもあるかもしれない。
ZZZC. ROY POWELL TRIO - HOLUS (RESONANT MUSIC RM 4-2) (1997)
ZZZD. ROY POWELL - SOLACE (NAGEL HEYER 2036) (2003)
ZZZE. ERIK SMITH TRIO (ROY POWELL) - FINGER MAGIC (GATS PRODUCTION GPTS 017) (2003)
ZZZF. ROY POWELL - RENDEZVOUS  LIVE IN LONDON (NAGEL HEYER 2075) (2004)
ZZZG. ROY POWELL PEAK EXPERIENCE TRIO (TOTEMIC 06-47N) (2006)
ZZZH. ROY POWELL, LORENZO FELICIATI, MAXX FURIAN - NAPOLI (TAPAS TPRD 002) (2009)

ウィキペディアなどにも "British pianist" と明示されている彼の作品を、これまで本サイトで紹介してこなかった理由を考えてみると、何といっても私にとって彼が「英国のミュージシャン」であるという認識が薄かったことに思い至る。オスロをベースに米国を含む多くの国々で演奏活動などを行う彼の活躍ぶりは「無国籍」なイメージなのだ。
それに加えて彼のバーサタイルな演奏スタイルやバラエティー豊かな作品が、「ピアニスト」というイメージを私に喚起させなかったことも一因のような気がする。今回、改めてアルバムをリストアップして聴いてみると、聴きやすいメロディアスなトリオ作品が多いことに感じ入った次第だ。
個々の作品については多くのところ(特に国内ディーラーサイト)で語られているようなので省略する。それにしても彼のいくつかのアルバムが日本製作なのにはビックリだ。


[ 追補 72. (2014年5月23日アップロード) ]

ZZZI. JACK REILLY TRIO - INNOCENCE  GREEN SPRING SUITE (UNICHROM UNI 2010) (2004) (2CDs)
本文アイテム130で採り上げた米国人ピアニストの英国録音のアルバムをもう1枚入手したので紹介しておく。ベースのグリーン、ドラムスのキーオの英国勢は同じ。


[ 追補 73. (2014年6月8日アップロード − 7月16日更新) ]

ZZZJ. ANDREW McCORMACK - FIRST LIGHT (EDITION EDN 1052) (2013)
本文アイテム104で採り上げた アンドリュー・マコーマックのトリオ第2作がリリースされた。現在は米国在住とのことで、本作もニューヨークでの録音。ベース、ドラムスとも現地ニューヨークのミュージシャン。存外にオーソドックスな印象。


[ 追補 74. (2014年7月2日アップロード) ]

ZZZK. THE EUROPEAN JAZZ PIANO TRIO (BILL CHARLAP) - ARTFULLY (URBAN BEAUTY UB-01) (2001)
ピアニストはニューヨークの「著名人」、ベーシストとドラマーはブリティッシュシーンで活躍中のミュージシャン、というトリオアルバムをマイコレクションから発掘したので遅ればせながら紹介しておく。2001年の作品。


[ 追補 75. (2014年7月5日アップロード) ]

ZZZL. RONNIE SMITH TRIO - ILLUSIONS (レーベル名なし RSP 001) (P2014) (2CDs)
未知のピアノトリオ。2枚組、全24曲の「大作」だがトリオ演奏は7曲のみ。他のナンバーには多彩なゲスト陣が加わるが、このゲストの方にはアラン・バーンズやティナ・メイをはじめ、おなじみの人が何人かいる。


[ 追補 76. (2014年7月11日アップロード) ]

ZZZM. JOHN EDWARDS, MARK SANDERS, JOHN TILBURY - A FIELD PERPETUALLY AT THE EDGE OF DISORDER (FATAKA 9) (2013)
全編フリー・インプロビゼーションのアルバム。


[ 追補 77. (2014年10月3日アップロード) ]

ZZZN. THE MARKOV CHAIN (ADAM FAIRHALL) (BRUCE'S FINGERS BF 122) (2013)
長年チェックしてきたこのレーベルのアルバムを、本コンテンツで紹介するなど思いも掛けなかったことだけに感慨深い!? いまさら言うのもなんだが、フリー・インプロビゼーションのアルバムだ。


[ 追補 78. (2014年10月7日アップロード) ]

ZZZO. THE RONNIE SMITH TRIO - IN GOOD COMPANY (レーベル名・規格/番号なし) (P2006) (CDR)
追補75で紹介したロニー・スミスのアルバムをもう1枚見付けたので紹介しておく。リリースはこちらの方が先のようだ。全曲トリオによる演奏で、スタンダードナンバーにビートルズナンバーなどをまじえたオーソドックスな内容。ベース、ドラムスが懐かしい?人達だ。
CDのインナースリーブによれば、スミスはロンドン生まれで、現在の年齢は70歳代半ばを過ぎあたり。ジャズピアノをディル・ジョーンズに師事。本アルバムリリース時点までにソロをはじめ何枚かのアルバムを発表していたようだが、トリオは本作品が初めてとのこと。


[ 追補 79. (2014年11月6日アップロード − 11月24日更新) ]

ZZZP. FRANK HARRISON TRIO - LIVE AT THE VERDICT (LINUS LRCD 03) (2014)
ハリソンからのメールで知ったニューアルバム。自分用にデジタルレコーダーで録音したブライトンでのライブ演奏を聴いてみたら、録音状態はよくないけれど、スタジオ録音では得られないシンプルで生き生きとした演奏だったのでリリースした、みたいなことがメールに書いてある。そんな経緯もあってか、彼のサイト(2014年11月6日閲覧)で、ダウンロードは無料、ボーナストラックとしてオックスフォードでのライブ1曲がプラスされたCDも廉価で入手可能だ。


[ 追補 80. (2014年11月26日アップロード) ]

ZZZQ. THE WAY THAT YOU DO IT (ARTHUR LEA) (SHAKEWELL SH3CD) (P2011) (CDR)
先日、新作がリリースされた、英独混成のワンホーンカルテット、" PARAGON パラゴン " の旧作やなにやらをネットで当たっていて見付けた作品。パラゴンの英国人ピアニスト、アーサー・リーをフィーチャーしたトリオアルバム。演奏時間28分ほどのミニCDR。モダンな内容で特にとんがったところはない。


[ 追補 81. (2014年11月26日アップロード − 12月27日更新) ]

ZZZR. JOHN LAW'S NEW CONGREGATION - THESE SKIES IN WHICH WE RUST (33 XTREME 006) (2014) (2CDs)
構想と準備に3年を掛けたというローのニューアルバムがリリースされた。2枚組の大作で4曲にサックスが加わる。現代音楽風なところもあったりするバラエティー豊かな内容。ローは、バッハのゴルトベルク変奏曲をメインとした「クラシックな」ソロアルバムも同時発売。


[ 追補 82. (2015年1月31日アップロード − 2月9日更新) ]

ZZZS. WILL BUTTERWORTH TRIO - LIVE (MUSIC CHAMBER MC 0014) (2012) (CDR)
追補14で紹介したバターワースの新譜がこのほどリリースされた。ロンドンのピザエクスプレスジャズクラブでの2012年のライブ録音。白熱したライブ演奏だが、時にリリカルに感じるメロディが印象的だ。


[ 追補 83. (2015年2月13日アップロード − 3月2日更新) ]

ZZZT. PAUL KIRBY TRIO - IF NOT NOW (NAGEL HEYER CD 2102) (2013)
1981年スコットランド生まれ、米国に音楽留学、現在は韓国でピアノ科教授、その演奏活動はアジア、ヨーロッパに及ぶ(Nagel Heyer Records のサイトによる)、…というピアニストのトリオ作品がリリースされた。ソウル録音。11曲中7曲がオリジナル。モダンで聴きやすい内容だ。キルビーは、同じ Nagel Heyer Records からリリースされている、ともに韓国人のサックス奏者二人のワンホーンのリーダーアルバムにも参加している。


[ 追補 84. (2015年3月28日アップロード − 3月30日更新) ]

ZZZU. FRANCESCO TURRISI - SI DOLCE È IL TORMENTO (DIATRIBE DIACD 003) (2007, 08)
ZZZV. FRANCESCO TURRISI - FOTOGRAFIA (DIATRIBE DIACD 011) (2008, 09) (CDR)

アイルランドをベースに活動しているピアニストの作品ということで遅ればせながら紹介。トゥリーシは、イタリア生まれ、ハーグでジャズピアノと西洋古楽 (early music) を学んだ。現在ではこれらに加え、ワールドミュージックなどを含めた幅広いジャンルにわたるアルバムをリリースしている。この2枚はジャズ寄りの作品だが、それら多彩な音楽の影響を感じる内容で、室内楽風な仕上がり。ZZZUは多くの曲にクラリネットがフィーチャーされているほか、2曲に古楽器が加わる。ZZZVは全曲トリオ。


[ 追補 85. (2015年4月2日アップロード − 4月21日更新) ]

ZZZW. ALEXANDER HAWKINS TRIO (ALEXANDER HAWKINS MUSIC AH 1001) (2014)
多くのリーダーアルバムを有するほか、ルイス・モホロ‐モホロとのコラボレーションや、フリーインプロビゼーション系のグループのメンバーなどとして、旺盛な活動を行っているアバンギャルド系の若手ピアニスト、ホーキンスの初のトリオ作が自主レーベルから今月リリースされた。全曲ホーキンスのオリジナルで、当然といえば当然だが「先進的な」内容だ。


[ 追補 86. (2015年4月2日アップロード − 5月5日更新) ]

ZZZX. BIG SCREEN (DAVID NEWTON) - TAKE ONE (LINN AKD 504) (2013,14)
こちらはドラマーのマット・スケルトンをリーダー?とする新しいトリオユニットがポピュラーな映画音楽を演奏するアルバム。ごきげんで軽快なプレイを満喫できる。ピアノはおなじみのデビッド・ニュートン。


[ 追補 87. (2015年6月26日アップロード − 6月29日更新) ]

ZZZY. MARCO MARCONI TRIO - NORDIK (33 JAZZ 253) (2013)
イタリア人ピアニストのアルバムだが、現在は主に英国で活動、サイドメンの二人もイタリア人ながら英国で活動、それに何よりおなじみの英国レーベルからのリリースということで紹介しておこう。少々アブストラクトでモダンな内容だ。ディーラーサイトを見ると、マルコーニはこれまでにソロとトリオのアルバムをそれぞれ1枚ずつリリースしているようだ。



[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

ZZZA.- P.Edwards Trio-Jazzlotion EP ** ZZZB.- P.Edwards Trio-Safe And Sound ** ZZZC.- R.Powell Trio-Horus ** ZZZD.- R.Powell-Solace ** ZZZE.- E.Smith Trio-Finger Magic

ZZZF.- R.Powell-Rendezvous  Live In London ** ZZZG.- R.Powell Experience Trio ** ZZZH.- R.Powell, et al.-Napoli  **  ZZZI.- J.Reilly Trio-Innocence  ** ZZZJ.- A.McCormack-First Light

ZZZK.- The European Jazz Piano Trio-Artfully  ** ZZZL.- R.Smith Trio-Illusions ** ZZZM.- J.Edwards, et al.-A Field Perpetually At The Edge Of Disorder ** ZZZN.- The Markov Chain ** ZZZO.- The R.Smith Trio-In Good Company

ZZZP.- F.Harrison Trio-Live At The Verdict ** ZZZQ.- The Way That You Do It ** ZZZR. - J.Law-These Skies In Which We Rust ** ZZZS.- W.Butterworth Trio-Live ** ZZZT.-  P.Kirby Trio-If Not Now

ZZZU.- F.Turrisi-Si Dolce È Il Tormento ** ZZZV.- F.Turrisi-Fotografia ** ZZZW.- A.Hawkins Trio ** ZZZX.- Big Screen-Take One ** ZZZY.-  M.Marconi Trio-Nordik


[ 追補 88. (2015年7月1日アップロード − 7月16日更新) ]

ZZZZA. ALEX HUTTON TRIO - MAGNA CARTA SUITE (F-IRE CD 82) (2014,15)
ハットントリオの4作目がリリースされた。追補35で紹介した アイテムZL からほぼ3年ぶりの新譜だ。もともとオーソドックスな作風ではないが、今回は、本年6月に制定800年目を迎えた、かの『マグナ・カルタ』をメインテーマとしたクラシック、フォークなどの要素も取り込んだユニークな内容だそうな。出だしは当コンテンツで紹介することに不安を覚えるスタート、そのあとは少し「安心」するものの、終盤2曲にはスポークン・ワードがフィーチャーされていて・・・。一部にバロック・フルート、コーラングレ=イングリッシュホルンが入る。ベースとドラムスは前作と同じ二人。


[ 追補 89. (2015年8月3日アップロード) ]

ZZZZB. CRIMSON JAZZ TRIO (JODY NARDONE) - KING CRIMSON SONGBOOK VOLUME ONE (VOICEPRINT VP 373 CD) (P2005)
ZZZZC. CRIMSON JAZZ TRIO (JODY NARDONE) - KING CRIMSON SONGBOOK VOLUME 2 (INNER KNOT INK 7727 / PANEGYRIC GYRCD 002) (P2009)

いまさらと言われればそのとおりなのだが、最近まで知らなかったのだからしょうがない。
ドラマーは英国人だし、なんといってもかのバンドにゆかりの作品だものね。


[ 追補 90. (2015年10月11日アップロード) ]

ZZZZD. EDWARD SIMON, STEPHEN KEOGH, PHILIP DONKIN - DANNY BOY (KEOGH/SIMON PRODUCTIONS 規格/番号なし) (2009) (CDR)
コンテンツ17, 18で言及したアイルランド出身のドラマー、ステファン・キーオがクレジットされたピアノトリオアルバムを見付けたので、本コンテンツのテーマからは少々外れるがピックアップしておく。ピアニストはメジャーな人だし、本アルバムは多くのディーラーサイトにも紹介されている作品。
なお、ベーシストのドンキンは、英国生まれでニューヨーク在住を経て、現在は欧州をベースに活動しているとのこと。初リーダー作は英国レーベルからのリリース。他に英国ミュージシャンのアルバムへの参加もある。


[ 追補 91. (2015年11月7日アップロード) ]

ZZZZE. THE STEVE PLEWS TRIO - THE IMPORTANCE OF WHAT IS NOT (ASC CD 160) (2015)
ZZZZF. DAN WHIELDON TRIO - POSITIVE CHANGES (ASC CD 161) (2015)
国内ディーラーサイトで長らく「入荷予定」となっていた ASC レーベルの新譜をようやく入手したので紹介しておく。このレーベルはこのところ結構活発な活動ぶりだ。
ZZZZE は、トリオ作品としては本コンテンツアイテム ZK 以来4年ぶりのプルーズの新作だろうか。現代音楽の風味も感じられる、端正というか、静謐というか、そんな印象の内容だ。
ZZZZF の方は、マイコレクションでいうと2006年録音の同じく本コンテンツアイテム ZY 以来のウィルドンのニューアルバムということになる。ベルギー録音でオリジナル作品中心のリリカルで、ときに軽快な仕上がりのアルバム。4曲にトランペットが入る。海外ディーラーサイトによれば、ウィルドンは来月、女性ボーカリストとのデュオ作をリリース予定とのこと。


[ 追補 92. (2015年11月27日アップロード − 12月14日更新) ]

ZZZZG. BOURNE DAVIS KANE (MATTHEW BOURNE) - BROKEN LIGHT (CONFRONT CCS 49) (2014) (CDR)
当コンテンツでこれまでに2枚のアルバム(アイテム 8 及び H )を紹介したアバンギャルドなトリオが新譜をリリースした。フリーインプロビゼーションのアルバム。このレーベルおなじみの缶入り CDR。


[ 追補 93. (2015年12月25日アップロード − 2016年2月16日更新) ]

ZZZZH. THE JOHN LAKE TRIO - WAVE OF TRANSLATION (レーベル名・規格/番号なし) (2015) (CDR)
昨年12月にレイクがそのリリースをメールで知らせてくれた、追補61のアイテムZZQに続くセカンドアルバムを、このほど英国のローカル?ディーラーから入手することができた。ただし、多くの曲でサックスがフィーチャーされていて、トリオ演奏は3曲くらいかな。ボーカル入りナンバーもある。


[ 追補 94. (2016年1月13日アップロード − 1月27日更新) ]

ZZZZI. GOGO PENGUIN (CHRIS ILLINGWORTH) - MAN MADE OBJECT (DECCA BLUE NOTE 0602547648341 / ユニバーサルミュージック BLUE NOTE UCCQ-1058) (2015)
本国で人気上昇、ブルーノートと契約、本年4月には来日予定、と当サイトには似つかわしくない?晴れやかな話題満載だそうな、ゴーゴー・ペンギンの3作目がそのブルーノートレーベルからリリースされた。ボーナス2曲入りの国内盤は本国に先んじて本日発売。英国では来月5日にCDと2枚組アナログ盤が同時リリースされるとのこと。
[ 2016年4月24日追記 ]
ゴーゴー・ペンギンの10インチアナログ盤がこのほどリリースされた。アビーロードスタジオでのライブ録音で、上記アルバムでも演奏されている3曲と未発表曲1曲を収録。詳細は こちら から。


[ 追補 95. (2016年1月13日アップロード − 2月10日更新) ]

ZZZZJ. DOMINIC ALLDIS TRIO - PRAELUDIUM (CANZONA MUSIC CANZ CD 8 ) (2015)
追補44で紹介したアルバムに続くアルディスのトリオ第3作は、バッハからサティまでクラシックのナンバーをジャズアレンジで演奏したもの。ベース、ドラムスはおなじみの人だ。


[ 追補 96. (2016年1月16日アップロード − 4月19日更新) ]

ZZZZK. PHRONESIS (IVO NEAME) - PARALLAX (EDITION EDN 1070) (2015)
追補66の作品から2年ぶりとなるフロネシスの6枚目のアルバムがリリースされた。モダンでエネルギッシュな演奏。同時リリースされたLPは収録曲は3曲少ないものの、フォルダースリーブ仕様のマニアックな仕上がりだ。


[ 追補 97. (2016年1月18日アップロード) ]

ZZZZL. DJM TRIO (DOMINIC J MARSHALL) - CAVE ART (PAXICO PX 27) (P2014)(カセットテープ)
本アイテムは昨今はやりの?カセットリリースのみのようなので本コンテンツとしては番外なのだが、これまで3枚のアルバムを紹介してきたマーシャルのトリオアルバムなので取り上げておきたい。演奏時間は両面合わせて30分足らずのミニアルバム。2014年、米国レーベルからのリリースだが、ベース、ドラムスとも英国のミュージシャンらしい。サイトの紹介には「ジャージー・ヒップホップ」とあるがまさにそんな感じ。ところで、スリーブに描かれている「旧ジスマーク」はグループ名の「 DJM 」にちなんだつもりかなー。


[ 追補 98. (2016年2月1日アップロード − 2月16日更新) ]

ZZZZM. DAVID GORDON TRIO - ALEXANDER SCRIABIN’S RAGTIME BAND (MISTER SAM SAMCD 004) (2015)
追補53に続くデビッド・ゴードン・トリオの第6作がリリースされた。19世紀末から20世紀初頭にかけて活動したロシアの作曲家、アレクサンドル・スクリャービンの作品及びそれらに触発されたナンバーを中心に構成されたアルバムだ。クラシック風味の作品から軽快なジャズアレンジの曲まで。時にボーカルも。


[ 追補 99. (2016年2月4日アップロード − 2月16日更新) ]

ZZZZN. ANDREA POZZA, ANDREW CLEYNDERT, MARK TAYLOR - SICILIANA (TRIO TR 594) (2015)
本作は、ピアニストはポピュラーなイタリア人ながら、ベーシストはプロデューサーとしても活躍する英国シーンでは結構な売れっ子、ドラマーは現在ニューヨークで活動する英国出身のミュージシャン、ということなので紹介しておきたい。ロンドン録音だし、それになにより、モダンなメインストリームジャズを中心に、40枚以上のカタログを有する英国インディペンデントレーベルからのリリースでもあるし。収録ナンバーはポッツァの自作曲を交え有名ピアニストによる作品が並ぶ。タイトル曲は、かのバッハ作品(と言われる)をアレンジしたもの。モダンで多彩な演奏だ。


[ 追補 100. (2016年2月28日アップロード) ]

ZZZZO. HUW V WILLIAMS (HUW WARREN) - HON (CHAOS COLLECTIVE CC 005) (2013, 15)
ウェールズ出身の若手ベーシストのこの(たぶん)デビューアルバムはトリオ作品ではない。二管入りのクインテットの演奏だが、ボーナストラックと称する11分余りのライブの1曲がトリオ演奏で、スリーブもちょっと印象的なので紹介しておきたい。ピアニストは本文アイテム152のヒュー・ウォーレン。アンビエント風味のゆったりとした音だ。


[ 追補 101. (2016年4月20日アップロード − 8月4日更新) ]

ZZZZP. ELLIOT GALVIN TRIO - PUNCH (EDITION EDN 1076) (2015)
本コンテンツ追補65でデビュー作を紹介したエリオット・ガルビン・トリオのセカンドアルバムが、新たに契約を交わしたエディションレコードからこのほどリリースされた。もとより普通のピアノトリオの演奏ではない。ガーディアン紙には、ガルビンは若き日のジャンゴ・ベイツを思い起こさせる、と書かれた記事があるらしく、「期待の若手」といったところか。ちなみにガルビンは前項で紹介したウィリアムスのアルバムにも参加している。


[ 追補 102. (2016年4月26日アップロード − 6月24日更新) ]

ZZZZQ. THE PETER EDWARDS TRIO - A MATTER OF INSTINCT (レーベル名なし EMP 002 CD) (2015)
追補70で紹介したピーター・エドワーズ・トリオの3枚目のアルバムが6月17日にリリースされた。アブストラクト風味もあるメリハリの利いた演奏。演奏時間37分はちょっと短いかな。全曲エドワーズのオリジナル作品。


[ 追補 103. (2016年5月1日アップロード − 5月17日更新) ]

ZZZZR. TOM BANCROFT : TRIO RED (TOM CAWLEY) - LUCID DREAMERS (INTERRUPTO IM 005) (P2015)
追補40に続くトム・バンクロフト:トリオ・レッドのニューアルバムが約3年半ぶりにリリースされた。メンバーは不動。オリジナル曲がメイン。


[ 追補 104. (2016年7月6日アップロード − 9月24日更新) ]

ZZZZS. NEIL COWLEY TRIO - SPACEBOUND APES (HIDE INSIDE HIDECD 002) (P2016)
追補67、アイテムZZWに続く2年ぶり、6枚目となるカウリー・トリオのニューアルバムがリリースされた。タイトルといいスリーブといい、またまたユニークだ。英国出身のSF作家、アーサー・C・クラークに触発されたという「コンセプトアルバム」とのことで、現代音楽風というか、催眠音楽?風というか。演奏形態も様々だ。同内容のアナログ盤も同時リリース。
[ 2018年5月3日追記 ]
本アルバムの収録曲 4 曲のリミックスバージョンを収めた 12 インチ EP 盤がリリースされた。
# NEIL COWLEY TRIO - SPACEBOUND TAPES (PHASES PHA 002 V) (P2018)


[ 追補 105. (2016年7月20日アップロード − 7月25日更新) ]

ZZZZT. KEVIN BRADY TRIO (BILL CARROTHERS) - COMMON GROUND (LIVING ROOM PROJECT LRP 002) (2007)
ZZZZU. THE KEVIN BRADY TRIO (BILL CARROTHERS) - ZEITGEIST (FRESH SOUND NEW TALENT LRP 005) (2009)
ZZZZV. KEVIN BRADY, BILL CARROTHERS, NORMA WINSTONE, DAVE REDMOND - ENSAM (LRP 006) (2014)
アイルランドのドラマー、ケビン・ブレイディが米国の人気ピアニスト、ビル・キャロザーズを迎えたトリオ作品については、コンテンツ #18 追補1でもちょっと触れたが、最近その新作がリリースされたのを機会に、過去の2作を含めて本コンテンツで紹介しておく。
第1作の ZZZZT は、実はギタリストを加えたカルテット作品。スリーブ記載のクレジットを正確に書くと 'KEVIN BRADY TRIO FEATURING BILL CARROTHERS' とあるので、「ギター入り」のトリオに、ビル・キャロザーズがゲスト参加したということだろうか。ZZZZU は、「正真正銘」のトリオアルバム。新作の ZZZZV は何とノーマ・ウィンストンの静謐なイメージのボイス、ボーカルが4曲にフィーチャーされている。


[ 追補 106. (2016年9月6日アップロード − 9月22日更新) ]

ZZZZW. DOMINIC J. MARSHALL & FRIENDS - THE TRIOLITHIC (CHALLENGE CR 73429) (2015, 16)
追補39, 64, 97 で紹介したマーシャルの新譜が、現在の活動の根拠地であるオランダのレーベルからリリースされた。トリオ名義ではないがタイトルどおりトリオ演奏のアルバムだ。オランダ録音とイギリス録音の2つのトリオユニットの演奏が収められている。オランダ録音分には1曲だけサックスが入る。サイトの紹介にはクラシックをはじめとする様々なジャンルの音楽から影響を受けたマーシャルのオリジナル作品からなるコンテンポラリーな内容とある。リーダーがピアノ以外の多様なインストルメンツを演奏していたり、DJM名義のアルバムの内容から、「ぶっ飛んだ」仕上がりを「恐れた」が、存外落ち着いた演奏だ。まあ、もとよりオーソドックスなジャズではないが。

おまけにもう1枚。
ZZZZX. DJM - FOREGROUND MUSIC (PATIENT SOUNDS PS 055)(カセットテープ)
上記新作を検索中にマーシャルのサイトで見つけたカセットテープ。同サイトによれば、追補97 で紹介した同じ DJM 名義のカセットアルバムに先立って、2014年3月にリリースされたものとのこと。録音データなど全く記載がなく参加ミュージシャンも不明だが、何はさておきジャズ作品ではない。


[ 追補 107. (2016年9月25日アップロード) ]

ZZZZY. NICOLA FARNON (ANDY CHOLERTON) - HITTING THE RIGHT NOTE (レーベル名なし NJF 0045)
ZZZZZA. THE NICOLA FARNON TRIO (PIERO TUCCI) - LIVE - A DAY AT THE MARKET (レーベル名なし PNJP 0050) (2014?)
ZZZZZB. THE NICOLA FARNON TRIO (PIERO TUCCI) - THREE 'N' EASY (レーベル名なし PNP 0050) (P2014)
最近その存在を知った女性ベーシストにしてボーカリスト、ニコラ・ファーノンの作品のうち、ピアノ、ドラムスの加わったトリオアルバムを3枚紹介しておく。まあ、ボーカルアルバムのおもむきが強いが。なお、いずれのアルバムにもサックスがフィーチャーされたナンバーが含まれている。メンバーはなじみの無い人たちばかり。なお、ギター、サックスなどがフィーチャーされたアルバムがこれら3作品に先立ってさらに3枚ある。

(前項と同じになってしまうが)おまけにもう1枚。
ZZZZZC. THE NICOLA FARNON QUARTET (DAVID NEWTON) - SO FARNON - SO GOOD! (レーベル名なし PNP 0052) (P2016)
カルテット作品だが、ファーノンの存在を知るきっかけとなったニューアルバムを合わせて紹介しておきたい。毎月チェックしている英国ディーラーの今月の新譜リストで見付けたのがこれ。本作は共演メンバーも知った顔ぶればかりで安心?できる。



[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

ZZZZA.- A.Hutton trio-Magna Carta Suite * ZZZZB.- Crimson Jazz Trio-King Crimson Songbook Vol.1 * ZZZZC.- Crimson Jazz Trio-King Crimson Songbook Vol.2 * ZZZZD.- E.Simon, et al.-Danny Boy * ZZZZE.- S.Plews Trio-The Importance Of What Is Not

ZZZZF.- D.Whieldon Trio-Positive Changes * ZZZZG.- Bourne, Davis, Kane-Bloken Light * ZZZZH.- J.Lake Trio-Wave Of Translation  *  ZZZZI.- GoGo Penguin-Man Made Object  * ZZZZJ.- D.Alldis Trio-Praeludium

ZZZZK.- Phronesis-Parallax * ZZZZL.- DJM Trio-Cave Art  * ZZZZM.- D.Gordon Trio-Alexander Scriabin's Ragtime Band * ZZZZN.- A.Pozza, et al.-Siciliana * ZZZZO.- H.V.Williams-Hon

ZZZZP.- E.Galvin Trio-Punch * ZZZZQ.- The Peter Edwards Trio-A Matter Of Instinct * ZZZZR.- T.Bancroft:Trio Red-Lucid Dreamers  * ZZZZS.- N.Cowley Trio-Spacebound Apes  * ZZZZT.- K.Brady Trio-Common Ground

ZZZZU.- K.Brady Trio-Zeitgeist * ZZZZV.- K.Brady et al.-Ensam * ZZZZW.- D.J.Marshall & Friends-Triolithic * ZZZZX.- DJM-Foreground Music * ZZZZY.- N>Farnon-Hitting The Rigth Note

ZZZZZA.- N.Farnon Trio-Live - A Day At The Market *** ZZZZZB.- N.Farnon Trio-Three 'N' Easy *** ZZZZZC.- N.Farnon Quartet-So Farnon - So Good


[ 追補 108. (2016年12月2日アップロード − 2017年1月30日更新) ]

ZZZZZD. BARRY GREEN TRIO - ALMOST THERE (MOLETONE 005) (2014)
久しぶりの追補は、ピアノトリオのアルバムとしては、たぶん追補13、アイテム N 以来となるバリー・グリーンの新作。グリーンは、2014年録音のサックス、ドラムスとのトリオアルバムを昨年リリースしているが、本作はほぼ同時期にニューヨークの同じスタジオで録音されたもの。ベース、ドラムスともメジャーな米国人。ニューヨーク録音の続くグリーンだが、本拠はあくまでロンドンらしい。オリジナル曲が半分ほど。少々アブストラクトでモダンな演奏。


[ 追補 109. (2017年1月30日アップロード − 2月3日更新) ]

ZZZZZE. LEWIS RILEY TRIO - ON THE SUNNY SIDE (LAR 3) (2010)
未知の作品はまだまだあるなー、と感じた1 枚。
たまたま、当サイトの コンテンツ #11 を漫然と眺めていて、そのアイテム 35 の(自分で書いた)説明文に「ピアニストのルイス・ライリー・・・」とあるのが気になった。というより、その次のアイテム 36 がハワード・ライリーの作品だったこともあり、「ハワード」の書き間違いかと思ったわけだ。調べたところ、「ルイス」に間違いなしということで、検索をかけたら、あっさりルイスのサイトに行きついた。これが結構立派なサイトで、何と当方にとっては4 枚もの未知のアルバムが紹介されていて、そのうちの1 枚がこのトリオ作品という次第だ。
ちなみに「 LEWIS RILEY TRIO ON THE SUNNY SIDE 」で検索しても、ディーラーサイトにはいっさいヒットしないので、これまで「未知」だったことにも納得。早速、メールで問い合わせたところ、すぐに返事をもらうことができ、全く久しぶりの(10 年以上? ぶり)「アナログ送金」にて入手。
オリジナルが1 曲、残りはスタンダードナンバーでごきげんな演奏を楽しめる。ところで、本アルバムのドラマーは、かの「ベン」や「ソフトヘッド」のメンバーだったデイヴ・シーンだ。
サイトによれば、ルイスはロンドンから南西に200km 以上離れたトットネスという街に住み、演奏活動のほか音楽大学などでピアノを教えているとのことである。なお、残りの3 枚は、管入りのコンボのアルバムが2 枚、トリオにボーカルがフィーチャーされたフォーク調のアルバムが1 枚だ。


[ 追補 110. (2017年2月24日アップロード − 3月2日更新) ]

ZZZZZF. THE EUROPEAN JAZZ PIANO TRIO (BILL CHARLAP) - ARTFULLY  VOL. II (BLAU 15) (2001)
追補74、アイテム ZZZK で紹介したグループの第 2 作?がスペインのレーベルからリリースされた。第 1 作は、昨年、同じこのレーベルからジャケ違いで再発されていて、今、気付いたのだが、オリジナル盤には無かった「 Vol. I 」の文字がスリーブにあるようなので、本アルバムのリリースが予定されていたのだろう。
と、2月24日に書いたのだが、今日( 3月2日 )、「現物」を入手してビックリ。何とこの「 Vol. I 」と「 Vol. II 」は、オリジナル CD (アイテム ZZZK ) を 2 枚に「分割」してリリースした「再発もの」らしいのだ。よくよく調べると「 Vol. I 」には 6 曲しか収録されておらず、この「 Vol. II 」の 5 曲と合わせ、オリジナル盤の 11 曲に曲名も「ぴったし カン・カン」。録音場所、録音日も同じ。いやはや、うかつな自分が悪い。
本項目を削除しようかとも思ったが「記念」に残しておく。


[ 追補 111. (2017年2月28日アップロード − 4月21日更新) ]

ZZZZZG. MARK LEWANDOWSKI (LIAM NOBLE) - WALLER (WHIRLWIND WR 4703) (2016)
ロンドンを拠点に活動する新人ベーシストのトリオ作品がリリースされた。ピアノとドラムスはおなじみの人。ファッツ・ウォーラーにリスペクトした作品とか。ウォーラーの演奏?の「断片」が一部にフィーチャーされている。11 曲中 10 曲がウォーラーの作品。


[ 追補 112. (2017年4月7日アップロード) ]

追補96の作品から 1 年ぶりとなるフロネシスの 7 枚目のアルバムがリリースされたが、今回はビッグバンドとの共演でトリオアルバムとは言い難いので、タイトルのみあげておく。
# PHRONESIS (IVO NEAME) - THE BEHEMOTH (EDITION EDN 1085) (2016)


[ 追補 113. (2017年5月1日アップロード − 5月13日更新) ]

ZZZZZH. MARCO MARCONI TRIO - TRIALOGUE (33 JAZZ 264) (2017)
追補87、アイテム ZZZY で紹介したマルコーニ・トリオの 2 年ぶりのニューアルバムが同じ 33 ジャズレーベルからリリースされた。今回はベーシストが、英国のジャズグループ「エンピリカル」のメンバー、トム・ファーマー。マルコーニのオリジナルの他、『スター・ウォーズ』メドレーやバッハの作品も取り上げている。そして、ボーナス曲として「ビージーズ」の『ステイン・アライヴ』をピアノソロで。


[ 追補 114. (2017年5月3日アップロード − 5月23日更新) ]

ZZZZZI. NEW SIMPLICITY TRIO (BRUNO HEINEN) - COMMON SPACES (BB BBDV 16147) (2015)
2014年に結成されたというトリオのデビューアルバム。若手ミュージシャン 3 人は、ピアニストは英国、ベーシストはデンマーク、ドラマーはイタリア出身。「 BB 」レーベルは、ちょっとクセのある作品をリリースしている「 BABEL LABEL 」の系列レーベル?だが、それにしては、本作はグループ名のとおり?、比較的シンプル!で聴きやすい演奏かな。ミンガス作品 1 曲を除き、残りはすべてメンバーのオリジナル。


[ 追補 115. (2017年6月30日アップロード) ]

ZZZZZJ. MARK LATIMER - WHITE SUN (33 JAZZ 265) (1999, 2001) (2CDs)
クラシックとジャズの両分野で活動するラティマーの 2 枚組のトリオアルバム。録音は古いがニューリリース。ラティマーのアルバムとしては、コンテンツ #11 で紹介した 2 枚ともう 1 枚、現代音楽風のソロアルバムがマイコレクションにあるがそれらに続く作品か。もっとも本作を含むこれら 4 枚の録音時期は前後しているが。
今回のアルバムはいずれもライブ録音の 2 つのセッションからなる。 1 枚目は「展覧会の絵 ' Pictures at an Exhibition ' 」ならぬ「 ' Exhibitionist at the Pictures ' 」と題された組曲風のラティマーのオリジナル作品を収録。英国録音でベース、ドラムスともおなじみの人。演奏は現代音楽風味のアブストラクトなもの。 2 枚目はノルウェー録音でベース、ドラムスともたぶんノルウェーミュージシャン。こちらもラティマーのオリジナルを中心に同傾向の演奏。


[ 追補 116. (2017年8月1日アップロード) ]

ZZZZZK. BOURNE DAVIS KANE (MATHEW BOURNE) - LOST SOMETHING (レーベル名・規格/番号なし) (2005?) (CDR)
アイテム 8 の CDR バージョンを入手したので紹介しておく。「正式リリース」に先立って作られたものかなー。自主製作?にしては、紙ジャケットでちょっとしゃれたスリーブ。何やらメッセージ性のあるスリーブフォト。あと、録音日の記載が、アイテム 8 では 2004年3月12日 、本 CDR では 2005年3月12日となっていて、 2004年が正しいような気もするが(アイテム 8 には「 Mixed in April 2004 」の記載もあり) 、まあ、本当にどちらが正しいかを判断する材料は持ち合わせていない。


[ 追補 117. (2017年10月6日アップロード) ]

ZZZZZL. GABRIEL LATCHIN TRIO - INTRODUCING GABRIEL LATCHIN TRIO (ALYS JAZZ AJ 1501) (2014)
国内ディーラーサイトの紹介文で絶賛されている、新人ピアニストのトリオアルバムを、遅ればせながら入手したので紹介しておく。ピアニストの経歴や作品内容などについても、「そちらの方」に詳しく書いてあるので特に記すこともないのだが、モダンでスインギーな聞きやすい演奏。オリジナル 4 曲を含む 11 曲を収録。ベーシストは上の追補 113 の作品と同じ人のようだ。


[ 追補 118. (2017年10月6日アップロード − 10月13日更新) ]

ZZZZZM. HORNUNG TRIO (LUDWIG HORNUNG) - SPIELER (DOUBLE MOON DMCHR 71185) (2015)
ベーシストが英国出身という「縁だけ」でもう 1 枚、新譜を紹介しておく。最近、本コンテンツの追補記事もご無沙汰続きだったし。ピアニストとドラマーはともにドイツの人。英国出身のベーシスト、フィル・ドンキンには、 2015 年にリリースされたサックスをフィーチャーしたワンホーンカルテットのリーダーアルバムがある。リーダーのピアニスト、ホルヌングは、他にサックス、ドラムスとのトリオのアルバムをリリースしており、そちらではエレピを演奏しているようだ。
本作はアブストラクトでモダンな内容。モンク作品 1 曲以外はすべてホルヌングのオリジナル。


[ 追補 119. (2017年11月12日アップロード − 11月17日更新) ]

ZZZZZN. DJANGO BATES' BELOVÈD - THE STUDY OF TOUCH (ECM 2534) (2016)
アイテム 2, ZS に続くベイツのトリオ、「ビラブド」のたぶんサードアルバムがリリースされた。メンバーは不動のようだ。全体の印象はアブストラクトだけれど、時にメロディアスな演奏も、時に静謐な雰囲気も。


[ 追補 120. (2017年11月29日アップロード) ]

ZZZZZO. ISM (PAT THOMAS) - NATURE IN ITS INSCRUTABILITY STRIKES (UMLAUT UMCD 0024) (2014)
追補 4 及び 57 でとりあげたパット・トーマスがクレジットされたトリオアルバムを見付けたので紹介しておく。ストックホルムで誕生し、現在はベルリンとパリを本拠にしているというレーベルから一昨年リリースされていた作品。もちろん! 全編フリーインプロビゼーションの世界。スリーブのアーティスト名、アルバムタイトルなどはアラビア語なので、上にはレーベルサイトなどに書かれた英訳と覚しきものを記載しておく。
なお、本アルバムの 3 人にサックスを加えたカルテットのアルバムが、本年 7 月、同じレーベルから LP のみでリリースされている。こちらも同傾向の内容。言わずもがなかな。


[ 追補 121. (2018年1月3日アップロード − 2月9日更新) ]

ZZZZZP. ELLIOT GALVIN - THE INFLUENCING MACHINE (EDITION EDN 1103) (2017)
アイテム ZZZZP (追補 101 で紹介)に続くほぼ 1 年半ぶりのエリオット・ガルビンのニューアルバムがリリースされた。今回はソロ名義だがトリオ編成の演奏には変わりがない。ドラマーが代わったようだ。マイク・ジェイという人の書いた同名の書をモチーフにしたコンセプトアルバムとのことだが。作曲、そして、ピアノのほか様々な「楽器」を駆使した演奏を繰り広げるガルビンの個性に注目といったところかな。いかにも「ソロ名義」にふさわしい内容だ。 LP も同時リリース。


[ 追補 122. (2018年2月1日アップロード − 2月13日更新) ]

ZZZZZQ. DEAN STOCKDALE TRIO - ORIGIN (DEAN STOCKDALE MUSIC 規格/番号なし) (2016)
英国ディーラーの 2 月の新譜リストで見つけたアルバム。国内ディーラーはもちろん、英国アマゾンでの取り扱いもなさそうなので、ミュージシャンサイトでオーダーして入手した。これがグッド! モダンでテンポのある演奏が心地よい。サイトによれば、ストックデールはイングランド北部を拠点に活動しているとのこと。本作がデビューアルバムだろうか。サイトにアップされたポートレートも「ニューフェース」といった感じ。ベーシストは唯一まあまあおなじみの人。 9 曲中 7 曲がオリジナル。


[ 追補 123. (2018年2月1日アップロード − 2月17日更新) ]

ZZZZZR. KJETIL JERVE, TIM THORNTON, ANDERS THORÉN - CIRCUMSTANCES (AMP MUSIC AT 019) (2017)
前にも同じようなことを書いたが、ベーシストが英国出身ということでもう 1 枚紹介しておく。こちらは国内ディーラーサイトでも紹介されているノルウェーの若手ピアニストの作品。アブストラクトで静謐なイメージの作品。ベースの響きも印象的。自身のサイトによれば、リーダーアルバムは 1 枚だけのようだが(ちなみに本作も 3 人連名の扱いになっている)、参加アルバムは多数あるようだ。ベースのソーントンについては 2 枚のリーダーアルバムがマイコレクションにある。


[ 追補 124. (2018年2月16日アップロード − 3月7日更新) ]

ZZZZZS. GRAHAM DENT TRIO - IN THE GENES (JAZZ VIBES JV 011) (2017) (CDR)
ミッドランドを長らくホームグラウンドとしてきたベテランピアニスト、グラハム・デントにとって初めてのトリオアルバムがリリースされた。現在はサマセットに活動の場を移し、そこで共演するようになった現地ミュージシャンとのコラボレーションだそう。ちょっと奇妙なタイトルの由来については彼のサイトを一読のほどを。
6 人のお孫さんたち、それぞれのために作られたナンバーを中心に、12 曲中 10 曲がデントのオリジナル。モダンな仕上がり。
なお、デントには 2007 年リリースのソロピアノのアルバムが 1 枚あるほか、ギターとのデュオアルバムをはじめ、グループメンバーの一員として、また、ボーカルアルバムの伴奏者として何枚かのフィーチャーアルバムがあるようだ。


[ 追補 125. (2018年3月28日アップロード) ]

ZZZZZT. DJM (DOMINIC J MARSHALL) - SILENCE’S GARDEN (ACORN TAPES AT-014) (カセットテープ)
CD でもない、トリオ演奏でもない、おまけにジャンル的にもちょっと、というアイテムだが、まあ、オマケのオマケということで。追補 106 でやはり「オマケ」として採り上げたドミニク・ジェー・マーシャルの(たぶん)ソロユニット、 DJM のカセットテープを入手した。 1 年ほど前にリリースされたものらしい。「インストルメンタル・ヒップ・ホップ」などと紹介しているサイトもある。
なお、マーシャルはソロアルバムを来月ニューリリースの予定。アナログのみでクリアヴァイナルらしい。
[ 2018年5月11日追記 ]
そのソロアルバム?がリリースされた。ソロアルバム?といってもマーシャルが例によって多様なインストルメンツを演奏する?「ヒップホップ」というか、「ニュージャズ = Nu Jazz 」というか、そういう内容だ。
# DOMINIC J MARSHALL - COMPASSION FRUIT (INNER OCEAN INNER 077) (P2018)


[ 追補 126. (2018年4月9日アップロード − 4月20日更新) ]

ZZZZZU. JOHN HORLER, TREVOR TOMKINS, TIM WELLS - OPEN SPACE (PATHWAY PBCD 0119) (2017)
昨年末にリリースされていたらしいベテランミュージシャン 3 人によるトリオアルバムをこのほど入手。モダンでオーソドックスな演奏を楽しめる。11 曲中 5 曲がホーラーのオリジナル。ホーラーは、同じく昨年録音のソロピアノのアルバムを先月リリースしたばかりだが、トリオ作品としては、アイテム 64 で紹介した 2006 年録音の「モダン・ジャズ・トリオ」名義のライブアルバム以来だろうか。


[ 追補 127. (2018年5月4日アップロード − 6月4日更新) ]

ZZZZZV. ENEMY (KIT DOWNES) (EDITION EDN 1112) (2016)
新ユニットのデビューアルバム。スウェーデン生まれでデンマークやドイツを拠点に活動してきたベーシスト、フラン・ペーター・エルドのプロデュース作品。ピアノとドラムスはおなじみのブリティッシュミュージシャン。全 10 曲中 4 曲に各一人のゲストが参加。モダンでメリハリのきいたテンポのいい演奏。 LP も合わせてリリース。


[ 追補 128. (2018年5月5日アップロード − 5月23日更新) ]

ZZZZZW. TRIALOGUE (CHRIS McMURRAN) - FIRST FLIGHT (SPARK 005) (2016)
スパークレーベルからのメールで知ったピアノトリオの新作。「ケンブリッジの科学者」! 3 人からなるグループのデビューアルバム。ピアニスト = 神経科学者、ベーシスト = 物理学者、ドラマー = 生物学者、だそう。彼らの科学者としてのバックグラウンドからインスパイアされた!などというオリジナル曲が全 8 曲中 7 曲。演奏はモダン、現代音楽風味で少々アブストラクトなところも。


[ 追補 129. (2018年5月11日アップロード) ]

ZZZZZX. MIKE COLLINS TRIO - SUITE GORGEOUS (SUITEPIECES SPR 0001) (2008) (CDR)
最近知った未知のピアニストのトリオアルバムを入手した。 2009 年頃のリリース。ロンドンの西方 150 キロほどの街、バースをベースにするミュージシャンらしい。聴きやすいモダンな内容。オリジナル曲を中心に 8 曲が収録され、そのうちの 3 曲にサックスが加わる。このゲストサックス奏者、リー・グドールの名前には心当たりがある。コリンズには、そのグドールを正式メンバーとして 2015 年にリリースされたカルテット作品がもう 1 枚ある。


[ 追補 130. (2018年7月15日アップロード − 7月21日更新) ]

ZZZZZY. ANDY NOWAK TRIO - SORROW AND THE PHOENIX (レーベル名・規格/番号なし) (P2016)
ZZZZZZ. ANDY NOWAK TRIO - RESET (レーベル名・規格/番号なし) (P2018) (CDR)
ブリストルとロンドンを拠点に活動しているという未知のピアニストのトリオアルバムを 2 枚紹介。国内ディーラーサイトで見付けたのだが、検索を掛けたらノワックのサイトに行き着いたので、早速直接オーダーしてみた。ディーラー価格よりちょっとだけお値打ちだったし。そうしたら何と 6 日間で現物が届くという素早い対応にはびっくり。
それはさておき。少々アブストラクトなところもある、モダンでリリカルな印象のオーソドックスなトリオ演奏。 2016 年作品の方がより硬質な感じかな。後者の 1 曲を除きノワックのオリジナルナンバーが並ぶ。



[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

ZZZZZD.- B.Green Trio-Almost There *** ZZZZZE.- L.Riley Trio-On The Sunny Side *** ZZZZZF.- European Jazz Piano Trio-Artfully Vol.II *** ZZZZZG.- M.Lewandowski-Waller *** ZZZZZH.- M.Marconi Trio-Trialogue

ZZZZZI.-  New Simplicity Trio-Common Places *** ZZZZZJ.-  M.Latimer-White Sun *** ZZZZZK.- Bourne, Davis, Kane-Lost Something (CDR) *** ZZZZZL.- G.Latchin Trio-Introducing Gabriel Latchin Trio *** ZZZZZM.- Hornung Trio-Spieler

ZZZZZN.- D.Bates' Beloved-The Study Of Touch *** ZZZZZO.- Ism-Nature In Its Inscrutability Strikes *** ZZZZZP.- E.Galvin-Influencing Machine *** ZZZZZQ.- D.Stockdale Trio-Origin *** ZZZZZR.- K.Jerve-Circumstances

ZZZZZS.- G.Dent Trio-In The Genes *** ZZZZZT.- DJM-Silence's Garden *** ZZZZZU.- J.Horler, et al.-Open Space *** ZZZZZV.- Enemy *** ZZZZZW.- Trialogue-First Flight

ZZZZZX.- M.Collns Trio-Suite Gorgeous *** ZZZZZY.- A.Nowak Trio-Sorrow And The Phoenix *** ZZZZZZ.- A.Nowak Trio-Reset


[ 追補 131. (2018年7月20日アップロード − 10月3日更新) ]

ZZZZZZA. PHRONESIS (IVO NEAME) - WE ARE ALL (EDITION EDN 1118X/1118Y) (2018)
前作はビッグバンドとの共演作のため、タイトルのみ追補 112 で紹介したフロネシスの新作は「正真正銘」のトリオアルバム。全曲オリジナルナンバーからなる現代音楽風味たっぷりのアブストラクトな内容。 CD はジャケ違いの 2 バージョンがある(といっても基本的なデザインは同じでバックの「柄」が違うだけ)。下の写真には「 1118X 」の方を載せておく。 LP (イエローヴァイナル!)も同時リリース。


[ 追補 132. (2018年11月16日アップロード) ]

ZZZZZZB. THE BRIAN AUGER PIANO TRIO - FULL CIRCLE (FREESTYLE FSRCD 126) (2018)
かのブライアン・オーガーのピアノトリオアルバムだ。それも新録。びっくりだ。オーソドックスなジャズではもちろんないが、たしかに「ピアノトリオ」の演奏だ。 LP も同時リリース。


[ 追補 133. (2019年2月13日アップロード) ]

ZZZZZZC. BEN BASTIN TRIO (JOHN TURVILLE) - THE MISSING PIECE (PASTICHE PR 00002) (P2011) (CDR)
DISCOGS サイトを特に目的もなく検索していて見つけたアルバム。リーダーはベーシスト。ピアノは、アイテム 149 をはじめ本コンテンツでも何度か登場するジョン・タービル。全曲オリジナルで 1 曲を除きバスティンの作品。バッハからコルトレーン、ビートルズまで様々な音楽をもとに作られたという作品だそうで、モダンクラシカルというかアンビーエントというかちょっとそんな感じの演奏。一部にバイオリン、チェロ、ボーカルが入る。


[ 追補 134. (2019年2月27日アップロード) ]

ZZZZZZD. LLOYD RYAN (GEOFF CASTLE, RAY WARD, JOHNNY ARTHEY, PAUL MATTHEWS) - ANOTHER STEP IN THE JOURNEY (MEGAPHON MEGA 758.0089.2) (P2004)
先日アップしたコンテンツ 20 でその作品を紹介したドラマー、ロイド・リャンをネット検索していたら、未見のアルバムをディーラーサイトでいくつか見つけた。そのうちの 1 枚をオーダーしてみた。中古品だが 1 ポンド以下!のプライスだったし。
届いたのがこれ。全 10 曲中何と 7 曲がピアノトリオの演奏。というわけで本コンテンツで紹介する運びとなった。メンツの異なる 4 つのセッション(そのうちの 3 つがトリオ)を収録したアルバムだが、いずれもジャズファンク風な威勢のいいプレイだ。ただ、なじみのミュージシャンがピアニストのジェフ・キャッスル、それに残りの 3 曲にサックスで参加しているボブ・サイダーの二人だけというのはちょっとさみしいけれど。あと、本作は英国録音?のようだがドイツ盤で、英国盤があるかどうかは不明。


[ 追補 135. (2019年3月2日アップロード − 4月25日更新) ]

ZZZZZZE. HUW WARREN TRIO - EVERYTHING IN BETWEEN (CAM JAZZ CAMJ 7942-2) (2018)
たぶんアイテム 152 以来の? ヒュー・ウォーレンのトリオアルバムが先月、イタリアのレーベルからリリースされた。イタリア録音。国内ディーラーの値付けが高め! なので、海外ディーラーにオーダーしていたところ、遅ればせながらようやく届いたという次第。内容についてはそれら国内ディーラーサイトで詳細に紹介されているので参照のほどを。


[ 追補 136. (2019年3月2日アップロード − 5月8日更新) ]

ZZZZZZF. ELLIOT GALVIN TRIO - MODERN TIMES (EDITION EDN 1126) (2018)
アイテム ZZZZZP (追補 121 で紹介)からほぼ 1 年ぶりのガルビンの新作。メンバーに変更は無い。アブストラクトなところもあるモダンな演奏。 LP も同時リリース。


[ 追補 137. (2019年3月26日アップロード) ]

ZZZZZZG. GABRIEL LATCHIN TRIO - THE MOON AND I (ALYS JAZZ AJ 1502) (2018)
追補 117 でデビューアルバムを紹介したガブリエル・ラッチンのセカンドアルバムがこのほどリリースされた。例によって国内ディーラーサイトで大々的に紹介されているので、概要はそちらを見てもらえるといい。また、彼のピアノトリオに対する考え方や本作に収録されたナンバーについての「解説」などは、バンドキャンプサイトに彼自身のかなり長文のコメントがあるので、興味のある向きはご一読のほどを。なお、同じ文章がアルバムスリーブにも掲載されている。


[ 追補 138. (2019年4月27日アップロード − 6月19日更新) ]

ZZZZZZH. LIAM NOBLE - THE LONG GAME (EDITION EDN 1129) (P2019)
前々項に続くエディションレーベルからの新譜。ノーブルは、ソロ(昨年リリースされた新作もあり)、シンガーとのデュオ、インプロ系ミュージシャンとのコラボなど多彩なアルバムをリリースしているが、トリオ作品は、本文アイテム 117 とベーシスト名義のアイテム ZZZZZG (追補 111 )くらいか。本作はアブストラクトを基調に、ときにロック風なエネルギッシュな演奏も。全曲、ノーブルのオリジナル。京都での茶道体験にインスパイアされたという "Matcha Mind" なんて曲もある。そういえば「河畔の満開の桜」って感じのスリーブデザインも何となく和洋折衷なイメージ。


[ 追補 139. (2019年5月17日アップロード) ]

ZZZZZZI. KINO TRIO (BRUNO HEINEN) - IL CIELO SOPRA BERLINO (BABEL BDV 19154) (2016)
追補 114 で紹介したアイテム ZZZZZI に続く英国人ピアニスト、ブルーノ・ハイネンがクレジットされたトリオアルバムが同系列のバーベルレーベルからリリースされた。今回はベーシスト、ドラマーともイタリア人でイタリア録音。室内楽風で現代音楽風味のアブストラクトな内容。全曲メンバーのオリジナル作品。それにしてもアルバムタイトルの意味はよく分からないなー。
ハイネンは、ソロ、デュオ、リーダーアルバムなどを同じ BB 及びバーベルからリリースしている。


[ 追補 140. (2019年6月12日アップロード) ]

ZZZZZZJ. THE LEDIGO TRIO (HUGH LEDIGO) - WITH A WHITTLE HELP FROM THEIR FRIEND (LOOSE TIE LOTCD 4321) (2006)
アイテム 97 で採り上げたヒュー・レディゴの 2006 年にリリースされたらしい未見のアルバムを入手したので紹介しておく。「語呂合わせっぽい」?タイトルどおりトミー・ウィットルが 12 曲中 4 曲に「助演」している。一部にレディゴのボーカル入り。
レディゴには 他に 2007年録音のトリオアルバムもあるようだ。


[ 追補 141. (2019年8月4日アップロード) ]

ZZZZZZK. ASHLEY HENRY - ASHLEY HENRY'S 5IVE (JAZZ RE:FRESHED JRF 0006) (P2016)
ZZZZZZL. ASHLEY HENRY & THE RE:ENSEMBLE - EASTER EP (SONY MUSIC ENTERTAINMENT UK 規格/番号なし) (P2017) (CDR)

「新世代の UK ジャズ」にはすっかりお手上げだ。コレクションも全く追いきれていないし。たまたま見つけたアシュレイ・ヘンリーというピアニストのトリオアイテム。両作品とも収録時間 30 分あまりの「 EP 仕様」。 たぶん 12 インチアナログ盤が「メインメディア」で CD は「おまけリリース」かな。後の方の作品の出だしの曲には多数のミュージシャンが参加。来月にはファーストアルバムがリリースされるとのこと。しかも「日本先行発売」だそう! ただし、トリオアルバムではないようだ。


[ 追補 142. (2019年9月8日アップロード) ]

ZZZZZZM. ISM (PAT THOMAS) - METAPHOR (UMLAUT UMCD 0030) (2018)
追補 120 で紹介したフリーインプロトリオ ISM のセカンドアルバム?が同じウムラウトレーベルからリリースされた。メンバーに変わりない。スリーブには日本語が満載! 何と昨年 11 月の東京録音。


[ 追補 143. (2019年9月28日アップロード) ]

ZZZZZZN. JAMIL SHERIFF TRIO - PLACES LIKE THIS (NEW JAZZ 規格/番号なし) (2014) (CDR)
ZZZZZZO. TREPPENWITZ (MATTHEW APLIN) - SHORT + LONG DITTIES (NEW JAZZ 規格/番号なし) (P2016) (CDR)

ロンドンの北方 250 キロ余り(東京−名古屋間ほどの距離)に位置するリーズの未知のレーベルから 4 枚の CD を入手した。いずれもかなりの廉価だったこともあり。そのうちの 2 枚がピアノトリオアルバムだったので紹介しておく。リーズをベースに活動するミュージシャンの作品かな。いずれも 2016 年のリリース。
前者のジャミル・シェリフについては、オクテットのリーダーアルバムがマイコレクションに 2 枚あるが、トリオ作品はこれが初めて。全曲シェリフのオリジナルナンバーでアブストラクトな内容。ドラマーは、本コンテンツ、アイテム 14 をはじめいくつかの作品で覚えのある人。後者は、重々しい感じのピアノが鳴り響く?といった感じの異色の作品。メンバーは 3 人ともたぶん初めて聞く名前。


[ 追補 144. (2019年9月30日アップロード) ]

ZZZZZZP. GOGO PENGUIN (CHRIS ILLINGWORTH) - A HUMDRUM STAR (DECCA BLUE NOTE 06025 6716431 9 / ユニバーサルミュージック BLUE NOTE UCCQ-1080) (2017)
ZZZZZZQ. GOGO PENGUIN (CHRIS ILLINGWORTH) - OCEAN IN A DROP (MUSIC FOR FILM) (ユニバーサルミュージック BLUE NOTE UCCQ-1104) (2019)

ゴーゴー・ペンギンの新作(後者)は日本のみで CD リリース。オリジナル?は 10 インチアナログ盤。 5 曲入り、演奏時間 20 分あまりのミニアルバム仕様。
そして少々みっともないが、 1 年半以上も前にリリースされていて、当コンテンツにリストアップするのを忘れていた! 4 作目のアルバム(前者)をまことに遅ればせながら合わせて紹介しておく。例によって国内盤は 3 曲のボーナストラック入り。


[ 追補 145. (2019年10月25日アップロード) ]

ZZZZZZR. SONIFICATIONS (DAN BANKS) - THE ANTHROPOCENE EPOCH (FMR DVD420-1018) (P2018) (DVD+CD)
マイコレクションには多数ある FMR レーベルの作品だが、当サイトで紹介する機会は少ない。本作は当レーベルでは珍しいピアノトリオ編成のアルバムということで登場と相成った次第。 DVD と CD の 2 枚組ボックス仕様のアルバム。
内容はアンビーエントな雰囲気のフリー・インプロビゼーションとだけ言っておこう。作品の成り立ちや意味するところはディーラーサイト* やピアニストのダン・バンクスのサイト** を見てほしい。もちろん、アルバム添付の「 38 ページのブックレット」にはさらに詳細で「科学的な」?説明がある。
* http://www.squidco.com/miva/merchant.mvc?Screen=PROD&Product_Code=28059 (2019 年 10 月 25 日閲覧)
** https://danbanks.co.uk/music#sonifications (2019 年 10 月 25 日閲覧)


[ 追補 146. (2019年11月3日アップロード) ]

ZZZZZZS. MODEST TRIO (VLADIMIR MILLER) - PICTURES AT AN EXHIBITION (ASC CD 177) (P2019)
スティーブ・プルーズの主宰する ASC レーベルからの新譜。英国をベースに活動しているロシア人ピアニスト、ウラジミール・ミラーには多数のリーダーアルバムがある。当コンテンツには初登場だが他にもトリオアルバムがあるかも。本作は、かのムソルグスキーのポピュラーなクラシック作品をコンテンポラリーなジャズにアレンジした内容、と総括していいのかな。


[ 追補 147. (2019年11月11日アップロード) ]

ZZZZZZT. KAMAAL WILLIAMS - THE RETURN (BLACK FOCUS BFR 001 CD) (P2018)
「お手上げの新世代 UK ジャズ」の 1 枚。紹介だけしておく。昨年のリリース。


[ 追補 148. (2019年12月16日アップロード) ]

ZZZZZZU. PAT THOMAS, DOMINIC LASH, TONY ORRELL - BLEYSCHOOL (577 5831) (2018) (LP)
フリーインプロバイザー 3 人によるポール・ブレイへのオマージュ作品。オリジナルナンバー 1 曲の他、オーネット・コールマン、デューク・エリントン、カーラ・ブレイの作品!!!を演奏。 CD のリリースは無く、アナログのみのようだがおまけで紹介しておく。


[ 追補 149. (2019年12月17日アップロード) ]

ZZZZZZV. JANETTE MASON - RED ALERT (DOT TIME DT 9072) (P2017)
連日の追補だが、こちらは一昨年リリースされていたらしい女性ピアニストの旧譜。見逃し分をこのほど入手。マイコレクションのメイソン関連の作品としては、90年代のキャロル・グライムスとの共演盤、 2000 年代に入ってリリースされた 3 枚のリーダーアルバムがあるが、トリオアルバムは初めて。本作にはパーカッション奏者を含めた 4 人がクレジットされているが基本はトリオ演奏。メイソンのオリジナルを中心としたアルバムは、エレキ楽器も随所に使用したモダンでリズミカルは演奏。
最近、アナログもリリースされたようだが高価!
[ 2021年3月31日追記 ]
アナログ盤が国内大手通販サイトでまあまあの廉価でセールされていたので入手。


[ 追補 150. (2020年1月2日アップロード) ]

正月早々の追補。
追補 113 の作品から 2 年ぶりとなるマルコーニ・トリオ名義の新作がリリースされたが、今回のアルバムは 1 曲を除き、ゲストミュージシャンのサックスがフィーチャーされたワンホーンのカルテットの演奏なので、タイトルのみあげておく。
# MARCO MARCONI TRIO - NEW ROADS (33 JAZZ 281) (2019)


[ 追補 151. (2020年2月28日アップロード) ]

ZZZZZZW. JOHN TAYLOR TRIO - HAMBURG 2011 (MEGADISC 規格/番号なし) (2011) (CDR)
ZZZZZZX. JOHN TAYLOR TRIO - JAZZ FESTIVALS IN SWITZERLAND 2014 (JAZZ TIME 010) (2014) (CDR)

ブートレグらしいアイテムを当サイトに掲載するのも何だが。ソフト・マシーンなどのジャズロックジャンルのアーティスト作品ならともかく、ジョン・テイラーの「コレクターズアイテム」とは! というわけであえて紹介。何か(忘れてしまった!)の検索の果てに「それ専門」のディーラーサイトで偶然見付けた「ブツ」。


[ 追補 152. (2020年4月3日アップロード) ]

ZZZZZZY. BILL LAURANCE TRIO - LIVE AT RONNIE SCOTT'S (インパートメント AGIP-3663) (2018)
前にも書いたがすっかりお手上げの「新世代の UK ジャズ」。そのシーンの中ではビッグネームらしいローレンスの新譜。リーダーアルバムが多数あるようだが、今回のアルバムはオーソドックスな「ピアノトリオ」のクレジット。ロニー・スコッツのライブだし。それらに惹かれて紹介しておく。音はやっぱり新し目なのかな。国内盤は例によってボーナス 1 曲プラス。



[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

ZZZZZZA.- Phronesis-We Are All ZZZZZZB.- The B. Auger Piano Trio-Full Circle ZZZZZZC.- B.Bastin Trio-The Missing Piece ZZZZZZD.- L.Lloyd Ryan-Another Step In The Journey ZZZZZZE.- H.Warren Trio-Everything In Between

ZZZZZZF.- E.Galvin Trio-Modern Times ZZZZZZG.- G.Latchin Trio-The Modern And I ZZZZZZH.- Liam Noble-The Long Game   ZZZZZZI.- Kino Trio-Il Cielo Sopra Berlino ZZZZZZJ.- The Ledigo Trio-With A Whittle Help From Their Friends

ZZZZZZK.- A.Henry-Ashley Henry's 5ive ZZZZZZL.- A.Henry & The Re:ensemble-Easter EP ZZZZZZM.- Ism-Metaphor ZZZZZZN.- Jamil Sheriff Trio-Places Like This ZZZZZZO.- Treppenwitz-Short + Long Ditties

ZZZZZZP.- Gogo Penguin-A Hamdrum Star ZZZZZZQ.- Gogo Penguin-Ocean In A Drop ZZZZZZR.- Sonifications-The Anthropocene Epoch ZZZZZZS.- Modest Trio-Pictures At An Exhibition  ZZZZZZT.- K.Williams-The Return

ZZZZZZU.- P.Thomas, et al.-Bleyschool ZZZZZZV.- J.Mason-Red Alert ZZZZZZW.- J.Taylor Trio-Hamburg 2011 ZZZZZZX.- J.Taylor Trio-Jazz Festivals In Switzerland 2014 ZZZZZZY.- B.Laurance Trio- Live At Ronnie Scott's


[ 追補 153. (2020年5月31日アップロード − 6月5日更新) ]

ZZZZZZZA. GOGO PENGUIN (CHRIS ILLINGWORTH) (DECCA BLUE NOTE 06025 0878914 4 / ユニバーサルミュージック BLUE NOTE UCCQ-1124) (2019)
ゴーゴー・ペンギンの 2 年ぶりの新作。ブルーノート移籍 3 作目にしてセルフタイトルのアルバムが登場。国内盤は「いつもどおりのボーナス」 1 曲。 2 枚組 LP も同時リリース(クリアヴァイナルバージョンもあり)。


[ 追補 154. (2020年6月13日アップロード) ]

ZZZZZZZB. ESTELLE KOKOT - INFORMATION (BEYOND THE BOX MUSIC CDBTB 002) (P2006)
母国である?南アフリカと英国で活動するシンガーソングライターでピアニストの、英国録音のトリオ編成の旧譜を見つけたので紹介しておく。一言で言ってしまえばボーカルアルバムだし、それもあまりジャズ風味ではないのだけれど。まあ、ベーシストとドラマーはなじみの人ではあるし。ココト(と読むのかなー)には、アラン・スキッドモアも参加しているリーダーアルバムがマイコレクションにもう 1 枚ある。


[ 追補 155. (2020年10月3日アップロード) ]

ZZZZZZZC. FREQUENCY DISASTERS (STEVE BERESFORD) (CONFRONT CORE 18) (2018)
「新譜探査能力」がすっかり落ちていて、当追補も 4 か月ぶりだ。たぶん、取りこぼしがたくさんありありそうだ。久しぶりの新譜紹介がスティーブ・ベレスフォード(当コンテンツでは初登場だ)のフリーインプロ作品では「普通の」ジャズファンには輪をかけて申し訳ない気もするが。


[ 追補 156. (2020年10月9日アップロード) ]

ZZZZZZZD. GABRIEL LATCHIN TRIO - I'LL BE HOME FOR CHRISTMAS (ALYS JAZZ AJ 1503) (2020)
例によって国内ディーラーサイトで大々的に取り上げられているラッチンのニューアルバム。たぶんサードアルバム。ポピュラーすぎるクリスマスソングを結構大胆にアレンジしてジャズで演奏するという感じかな。タイトルは、今風に ! 「お家でクリスマス」 ? 。


[ 追補 157. (2020年10月12日アップロード) ]

ZZZZZZZE. FERGUS McCREADIE TRIO - TURAS (レーベル名・規格/番号なし) (P2018)
珍しく追補が続くが。
本作は、スコットランド出身、 1998 年生まれの若手ピアニストのデビューアルバム。自主製作。全曲マクレディーのオリジナル。メロディアスでリリカルな印象。タイトルは、スコットランドの言語、ゲール語で「旅」を意味するとのこと。
エディションレコードと契約したそうで、来年、セカンドアルバムのリリースが予定されている。


[ 追補 158. (2020年10月13日アップロード) ]

追補 119 の作品以来となる ' BELOVÈD ' のクレジットが入った(スリーブに記載されている)ジャンゴ・ベイツのニューアルバムがリリースされたが、今回はビッグバンドとの演奏なので、タイトルのみあげておく。
# DJANGO BATES - TENACITY (レーベル名なし LM 009) (P2020)


[ 追補 159. (2020年10月16日アップロード) ]

ZZZZZZZF. ROB BARRON - FROM THIS MOMENT ON (UBUNTU MUSIC UBU 0064) (P2020)
立て続けの追補になるが。
中堅ピアニストのトリオアルバムがニューリリース。スタンダードナンバーを中心にオリジナル 2 曲という構成。オーソドックスな仕上がり。バロンはサイドマンとしても結構多くの作品に顔を出している。リーダー作としては 2016 年にリリースされた本作と同じリズムセクションにギターを加えたカルテットのアルバムがある。

[ 追補 160. (2021年1月18日アップロード) ]

ZZZZZZZG. SEBASTIANO MELONI, ADRIANO ORRÙ, TONY OXLEY - IMPROVISED PIECES FOR TRIO (BIG ROUND BR 8904) (2008)
10 年以上前のリリースアイテムになるが、トニー・オクスレーの参加したイタリア人ピアニストの「ピアノトリオ編成」のインプロ作品を見つけたので紹介しておく。


[ 追補 161. (2021年1月30日アップロード) ]

ZZZZZZZH. VLAD MILLER AND NOTES FROM UNDERGROUND - DIAGHILEV'S DANCE (ASC 111) (2008) (CDR)
前項と同じく 10 年以上前の作品を入手したので紹介する。追補 146 でも書いたようにウラド(ウラジミール)・ミラーはロシア出身で主にロンドンで活動しているピアニスト。多くのリーダー作があるほか、共演者としても多数のアルバムにフィーチャーされている。このグループ名で他に 2 枚のアルバムがあるようだが、それらはサックスの入ったカルテット作品。何となく前衛方向の作品かなと身構えて聴くと、重々しいながら結構メロディアスなピアノ演奏を楽しむことのできる内容。ベーシスト、ドラマーとも初めて聞く名前。なお、タイトルのディアギレフは著名なロシアの「芸術プロデューサー」だそう。


[ 追補 162. (2021年2月25日アップロード) ]

ZZZZZZZI. FERGUS McCREADIE - CAIRN (EDITION EDN 1165) (2020)
追補 157 で紹介したスコットランド出身のピアニストのエディションレコード契約後の第 1 作。メンバーも変わらず。出だしの曲はモダンクラシカルなイメージでちょっとたじろぐが、その後はまあまあ「ジャズ」。若いころ最大の趣味が登山だった当方には懐かしいタイトル。もっとも英語読みは「ケアン」だそう。ロープライスなディーラーを探していて紹介が遅れた。今時、わざわざ言うこともないけれど、アナログ盤も同時リリース(ただし、スリーブデザインが「少々」違うね)。


[ 追補 163. (2021年3月15日アップロード) ]

ZZZZZZZJ. MODEST TRIO (VLADIMIR MILLER, STEVE PLEWS) - MUSSORGSKY PORTRAIT / THE DOUBLE (ASC CD 183) (P2021)
追補 146 で紹介したモデスト・トリオのたぶん 2 作目?だが、トリオ作品ではない。当コンテンツにも何回か出てくる ASC レーベルの主宰者、スティーブ・プルーズが二人目のピアニストとして全編にフィーチャーされているほか、前半の作品は「もう一人の」ベーシストも加わった 5 人編成の演奏だ。しかもあまりジャズではない。でも成り行き上紹介しておきたい! 前半の作品は、タイトル通り、肖像画家イリヤ・レーピンの描いたムソルグスキーの肖像画(スリーブに採用されている)、後半の作品はドストエフスキーの同名小説にそれぞれインスパイアされた「サウンドスケープ」、とディーラーの紹介記事などにはある。


[ 追補 164. (2021年3月16日アップロード) ]

ZZZZZZZK. FATON CAHEN - COULEUR RUBIS (BIRD PRODUCTION 760 149) (1988)
連日の追補になるが、ひょんなことで、かの「カンタベリー・ドラマー」ピップ・パイルがクレジットされたトリオ作品をマイコレクションから「発掘」したので紹介しておく。フレンチ・プログレ系のキーボーディストのアルバムだ。この方面の作品にトリオという演奏形態は結構珍しい気がする。


[ 追補 165. (2021年3月16日アップロード) ]

ZZZZZZZL. HUGO ANTUNES, AGUSTÍ FERNÁNDEZ, ROGER TURNER - PERSPECTRUM (JACC 39) (2016)
一昨年の来日時に録音された高橋悠治とのデュオ作品が先日リリースされたばかりの英国のインプロ系ドラマー、ロジャー・ターナーが参加したトリオアルバムを入手したので紹介しておく。あとの二人もインプロの世界ではおなじみの人らしいが、あえて紹介しておくと、筆頭ミュージシャンはポルトガルのベーシスト、二人目がピアニストでスペインの人。内容はもちろんフリー・インプロビゼーション。昨年の夏頃リリースされたらしい。


[ 追補 166. (2021年4月5日アップロード) ]

ZZZZZZZM. OLGA KONKOVA TRIO - THE GOLDILOCKS ZONE (LOSEN LOS 134-2) (2015)
内容の良し悪しなどとは全く関係ない意味で「落穂拾い」のような追補が続くが、今回は 2015 年にリリースされていた作品。本文アイテム 66〜68 でピアニストとして紹介したゲイリー・ハズバンドが、むしろこちらが本職のドラマーとして参加したトリオ作品を入手したので紹介する。ロシア生まれで現在はノルウェーで活動する女性ピアニスト、オルガ・コンコバのアルバム。メンバー 3 人の共作 1 曲を除きコンコバのオリジナル曲からなる本作は、アブストラクトな印象のモダンな内容。ジャズロック風味はない。ピアニストとベーシストはご夫婦のよう。コンコバには多数のアルバムがあり、それらの中にはハズバンドの参加したワンホーンの作品もある。


[ 追補 167. (2021年5月8日アップロード) ]

追補 153 で紹介したゴーゴー・ペンギンの作品が、日本人 2 人を含む名うてのリミキサーによるリミックスを施して新たなアルバムとしてリリースされたので、タイトルのみだが紹介しておく。
# GOGO PENGUIN - GGP/RMX (DECCA BLUE NOTE 00602435652894) (P2021)
リミックス作品はオリジナル盤 10曲のうち 9 曲(そのうち 1 曲は 2 バージョン)と国内盤 CD のみにボーナストラックとして収録されていた 1 曲を合わせた 11 タイトル。 2 枚組のアナログ盤も同時リリース。


[ 追補 168. (2021年5月13日アップロード) ]

ZZZZZZZN. TREPPENWITZ (MATTHEW APLIN) - SISTER IN KITH (DISCUS 105 CD)
追補 143 で紹介したトレッペンウィッツのたぶんセカンドアルバムが、当方にとってはおなじみのフリーインプロ系ミュージシャン、マーティン・アーチャーの主宰するディスカスレーベルからリリースされた。当然、そちら方面の内容だが、そうゴリゴリしたものではない。リリカルなメロディーもときおり出てくる。 1 曲だけだが詩の朗読といった感じの女性ボイスが入る。アーチャーの住むシェフィールドとこのグループの活動するリーズは、ともにマンチェスターの近郊の街で 50 キロほどしか離れていない。


[ 追補 169. (2021年6月2日アップロード) ]

ZZZZZZZO. THE JONATHAN VINTEN TRIO - LULLABY OF THE LEAVES (レーベル名・規格/番号なし)
ネットをウロチョロしていて見つけた未知のピアニストのトリオ作品。古くはアッカー・ビルクやケニー・ボールと共演したことがあり、近年はマイコレクションではポピュラーなアラン・バーンズやナイジェル・プライスなどともライブを行っているというヴィンテンの本作は、少々オールドなスタイルの演奏。ドラマーはまあまあおなじみの人。年代的な記述は全くないが、サイトの書きぶりでは 2019 年頃のリリースか。一緒に入手したもう 1 枚のリーダーアルバムは 6 人編成のバンドの作品。


[ 追補 170. (2021年7月28日アップロード − 8月19日更新) ]

ZZZZZZZP. DEAN STOCKDALE TRIO - PROMISE THE MOON (DEAN STOCKDALE MUSIC 規格/番号なし) (2020) (CDR)
追補 122 で紹介した作品に続くストックデール・トリオのたぶんセカンドアルバム。本年 3 月頃にリリースされていたらしいが、このほど、前回と同じくミュージシャンサイトからようやく入手。オリジナル曲とスタンダードナンバーが半々。ベーシスト、ドラマーとも前作とは違う人。このうち、サックスがフィーチャーされた女性ドラマー、アビー・フィンのリーダーアルバムも最近入手した。


[ 追補 171. (2021年8月4日アップロード) ]

ZZZZZZZQ. FOAT / ARMFIELD / BLACK - GONE TO THE DOGS (JAZZAGGRESSION JA10 20SJU) (2018) (10" EP)
ZZZZZZZR. GREG FOAT, ALEKSI HEINOLA, TEEMU ÅKERBLOM - GONE TO THE CATS (JAZZAGGRESSION JALP 729) (2020) (LP)

前にも書いたが、お手上げの「新世代の UK ジャズ」。グレグ・フォートもそんなジャンルの一人か。フォートの新譜が「ピアノトリオ編成」のアルバムだったので、マイコレクションに当たったらもう 1 枚、トリオアイテムが見つかったので合わせて紹介しておく。同じノルウェーのレーベルからのリリースでタイトルも対になっているようだし。 2 枚ともアナログ作品だが。
ZZZZZZZQ は、 10 インチ、 45RPM の片面 2 曲ずつの EP 仕様。英国録音でメンバーも英国人のよう。一昨年のリリース。
ZZZZZZZR は、このほどリリースされた新譜で LP 仕様。ノルウェー録音で、ベーシスト、ドラマーともフィンランドのミュージシャン。 1 曲のみオーバーダビングの録音でフルートが入る。


[ 追補 172. (2021年10月28日アップロード) ]

ZZZZZZZS. ISM (PAT THOMAS) - JAPANESE FLOWER (UMLAUT UMLP 06) (2018) (LP)
パット・トーマスのピアノがフィーチャーされた、追補 142 で紹介した作品に続く、フリーインプロトリオ ISM のサード?アルバム、「ジャパン・シリーズ」の第 2 弾がリリースされた。録音も前作と同一日、同一場所(東京都台東区!)。同じく日本語も満載。今回はアナログ盤だけのリリースらしい。


[ 追補 173. (2021年11月11日アップロード) ]

ZZZZZZZT. PHRONESIS (IVO NEAME) - ALIVE (EDITION EDNLP 1185) (2010) (2LPs)
エディションレーベルからのメールによれば、追補 6 で紹介したフロネシスのサードアルバム、アイテム F のアナログ盤が 10 年以上の歳月を経て来年 3 月にリリース予定とのこと。ジャケ違い、番号入り、「カラード・ヴァイナル」の限定盤だそう。このところのアナログブームはすごいね。
[ 2021年12月8日追記 ]
追補 6 のところにも少々くどく追記しておいたが、このアナログ盤はオリジナルの CD バージョンには未収録の 2 曲が追加された 2 枚組のようだ。
[ 2022年3月15日追記 ]
本日入手。2017 年にリリースされた国内盤 CD と同じ 10 曲からなる 2 枚組の LP 。レーベルサイトの表現を借りれば「オーシャン・ブルー・カラード・ヴァイナル」。当方入手分は「 No. 000046 」のナンバー入り。

[ 追補 174. (2022年2月13日アップロード) ]

ZZZZZZZU. KIT DOWNES, PETTER ELDH, JAMES MADDREN - VERMILLION (ECM 2721) (2021)
グループ名こそ無くなったものの、追補 127 で紹介した作品と同じ 3 人によるトリオ作品。ジミ・ヘンドリックス作曲の 1 曲を除きオリジナル曲からなる本作は、リリカルな雰囲気のユニークな仕上がり。アナログ盤は 5 月にリリース予定。


[ 追補 175. (2022年2月13日アップロード − 4月27日更新) ]

ZZZZZZZV. FERGUS McCREADIE - FOREST FLOOR (EDITION EDN 1197) (2021)
追補 157, 162 で紹介した作品に続くマクレディー・トリオのたぶんサードアルバム。全曲、マクレディーのオリジナル作品。リリカルな作品がある一方でエネルギッシュな激しい演奏も。現代ジャズとスコットランド民謡を融合させ・・・、あとはディーラーの詳しい解説記事を。ベース、ドラムスとも不動のメンバー。アナログ盤は 5 月にリリースされるよう。


[ 追補 176. (2022年5月11日アップロード) ]

ZZZZZZZW. JOE TATTON TRIO - BIG FISH (RODINA MUSIC 規格/番号なし) (P2022)
ZZZZZZZX. THE JOE TATTON TRIO - BANG BANG BOOGALOO / SUNDAY SHADE (ATA 004) (P2016) (7" シングル)
ZZZZZZZY. JOE TATTON TRIO - STOMP / TIMELINE (RODINA MUSIC 規格/番号なし) (P2021) (7" シングル)

UK ファンク・シーンのトップ・バンドであるそうな「ニュー・マスターサウンズ」のキーボード奏者、ジョー・タットン名義のトリオアルバムがリリースされたので関連作品と合わせて紹介しておく。
ZZZZZZZW がその新譜。米国録音。 1 曲を除いてタットンのオリジナル曲。ジャズファンク風味の内容で、トリオアルバムといってもほとんどのナンバーに「ゲスト・ミュージシャン」のサックス、トランペット、ギターなどの演奏が入っているし、タットンのボーカルもあるということでピアノトリオ作品のイメージではない。ゲストの中では、 2 曲でフルートを演奏しているガレス・ロックレーンは、まあまあおなじみのミュージシャン
ZZZZZZZX は、マイコレクションで発掘した同名バンドの 7 インチシングルの旧譜。トリオ名義としてはたぶんデビュー作。タットン以外のメンバーは異なる。 2016年頃のリリース。こちらも同傾向の内容。
ZZZZZZZY は、今回の CD リリースに先立ってアルバムからシングルカットされた 2 曲を収めた 7 インチ盤。そのうち 1 曲は上に書いたガレス・ロックレーンがフィーチャーされたナンバー。



[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

ZZZZZZZA.-Gogo Penguin ZZZZZZZB.-E.Kokot-Information ZZZZZZZC.-Frequncy Disasters ZZZZZZZD.-G.Latchin Trio-I'll Be Home For Christmas ZZZZZZZE.-F.McCreadie Trio-Turas

ZZZZZZZF.-R.Barron-From This Moment On ZZZZZZZG.-S.Meloni, et al.-Improvised Pieces For Trio ZZZZZZZH.-V.Miller And Notes From Underground-Diaghilev's Dance  ZZZZZZZI.- F.McCreadie-Cairn ZZZZZZZJ.- Modest Trio-Mussorgsky Portrait/The Double

ZZZZZZZK.-F.Cahen-Couleur Rubis ZZZZZZZL.-H.Antunes, et al.-Perspectrum ZZZZZZZM.-O.Konkova Trio-The Goldilocks Zone ZZZZZZZN.-Treppenwitz-Sister In Kith ZZZZZZZO.-J.Vinten Trio-Lullaby Of The Leaves

ZZZZZZZP.-D.Stockdale Trio-Promise The Moon ZZZZZZZQ.-Foat/Armfield/Black-Gone To The Dogs ZZZZZZZR.-G.Foat et al.-Gone To The Cats ZZZZZZZS.-Ism-Japanese Flower ZZZZZZZT.- Phronesis-Alive (LP)

ZZZZZZZU.-K.Downes et al.-Vermillion ZZZZZZZV.-F.McCreadie-Forest Floor ZZZZZZZW.-J.Tatton Trio-Big Fish ZZZZZZZX.-J.Tatton Trio-Bang Bang Boogaloo ZZZZZZZY.-J.Tatton Trio-Stomp


[ 追補 177. (2022年7月10日アップロード) ]

ZZZZZZZZA. MEG MORLEY TRIO - JOURNEY THROUGH HOME (33 JAZZ 288) (2022) (CDR)
オーストラリア出身で、現在は英国をベースに活動する女性ピアニストの新譜。リリカルな印象のモダンな演奏。全曲オリジナルナンバー。ベーシストは英国、ドラマーはイタリアのミュージシャンのよう。 1 曲だけ、トルコの民族弦楽器の演奏が加わる。 彼女自身のサイトや DISCOGS サイトなどによると、モーリーにはともに 2017 年にリリースされた、現代音楽風味のソロ作品と本作と同じメンバーによるトリオ作品があるとのこと。どちらも自主製作の CD のようで、現在はデジタル配信で入手可能。


[ 追補 178. (2022年7月25日アップロード) ]

ZZZZZZZZB. ANDREW LISLE, JOHN EDWARDS, KIT DOWNES - MULTI-DIRECTIONAL (RAW TONK RT 058) (2020)
ロンドンをベースに活動するサックス奏者、コリン・ウェブスターが主宰する「ロー・トンク」レーベル。フリーインプロビゼーションのアルバムを多数製作しているが、国内ではほとんど紹介されていないようだ。その「ロー・トンク」レーベルから最近リリースされたトリオアルバム。筆頭アーティストはドラマー。続くベーシストとピアニストはおなじみの人。もちろん、全編フリーインプロビゼーション、でも結構耳になじみやすい音。


[ 追補 179. (2022年8月24日アップロード) ]

ZZZZZZZZC. BRUNO HEINEN TRIO - OUT OF DOORS (レーベル名・規格/番号なし) (2019) (LP)(ホワイトヴァイナル)
本コンテンツでも何枚か紹介しているハイネンのトリオ作品がニューリリースされた。現代音楽方向の即興演奏家というイメージのハイネンだが、今作はバルトークの即興曲をその「出発点」にしたそうな、全曲ハイネンのオリジナル曲からなるモダンクラシカル風味な内容。今時の自主製作作品のこととて、「フィジカル・リリース」はたぶんアナログ盤のみ。全 8 曲の作品だが、アナログ盤にはこのうちの 5 曲が収録されている。ダウンロードで、残りの 3 曲を含めた全曲を聴くことができる。


[ 追補 180. (2022年8月24日アップロード) ]

ZZZZZZZZD. JIM BLOMFIELD TRIO - STRANGE BEAUTY [EVERY WAY OK] (PIG 09) (P2019)
同日の追補になるが、こちらは最近入手した 2019 年頃にリリースされていたらしい、追補 56、アイテム ZZL で紹介した作品に続く、ジム・ブロムフィールド・トリオのたぶんセカンドアルバム。メンバーも不動。アブストラクトなところもあり、電子音楽風なところもあり、はたまたロック風なダイナミックな演奏も、といったバラエティーに富んだ作品。


[ 追補 181. (2022年8月30日アップロード) ]

ZZZZZZZZE. GARETH WILLIAMS - SHORT STORIES (MILES MUSIC MMCD 090) (CDR) (2019)
本文アイテム 159〜161 で紹介したガレス・ウィリアムズの 2019 年録音のトリオアルバムがこのほどリリースされた。 2 曲を除いてウィリアムズのオリジナルナンバー。ピアノソロが 2 曲、そのうち 1 曲ではボーカルも。


[ 追補 182. (2022年9月9日アップロード) ]

ZZZZZZZZF. JOY ELLIS - PEACEFUL PLACE (OTI-O 007) (2021)
ピアニスト、ボーカリストで作詞・作曲も行うジョイ・エリス。今回入手した 2 枚を含めて彼女の 3 枚のアルバムが当方の手元にあるが、これまでの作品がボーカルをフィーチャーし、ギターやサックスも加わった演奏だったのに対し、最新作である本作は「純粋な」ピアノトリオアルバム。全曲エリスのオリジナルナンバーで、アンビエント風味の現代音楽方向の演奏。


[ 追補 183. (2022年11月4日アップロード) ]

ZZZZZZZZG. ANTONIO ZAMBRINI, ANDREA DI BIASE, JON SCOTT - SONGS FROM THE PROCOL HARUM BOOK (ABEAT AB JZ 078) (2009)
イタリアのベテランピアニストのトリオ作品( 1 曲のみサックス参加)。ベーシスト、ドラマーがともに英国で活動しているミュージシャンであることに最近気づいたのでこのほど入手。 2010 年のリリース。タイトルどおり有名ロックグループのナンバーをピアノトリオ演奏にアレンジしたアルバム。


[ 追補 184. (2023年1月5日アップロード) ]

ZZZZZZZZH. DAVID GORDON TRIO - PACHYDERM (MISTER SAM SAMCD 005) (2020)
追補 98 で紹介した作品に続くデビッド・ゴードン・トリオの、たぶん 6 年ぶりぐらいの新作が昨年暮れにリリースされた。ジャズとクラシックの両分野で活動しているそうなゴードンのバロック鍵盤楽器等の演奏も聴くことのできる本作は、全曲ゴードンのオリジナルナンバーで、ちょっとアブストラクトでモダンクラシカル風味な内容だ。タイトルの由来等を含めてその詳細については、ディーラーの紹介記事を参照のほどを。


[ 追補 185. (2023年1月18日アップロード) ]

ZZZZZZZZI. ROBERT MITCHELL - A VIGIL FOR JUSTICE. A VIGIL FOR PEACE. (DEPTH OF FIELD DOF 0001) (2015, 16) (LP)
本コンテンツでも 2 作品を紹介しているロバート・ミッチェルが 2016, 7 年頃にリリースしたトリオアルバムのアナログ盤を入手したので紹介しておく。デジタルエディションでは、詩の朗読 ? を含めて 15 タイトルがラインナップされているが、本アルバムに収録されているのは、音楽作品 7 曲。そのうち 1 曲には詩のナレーションがオーバーラップされている。楽曲、詩ともすべてミッチェルのオリジナル。 CD のリリースは無いようだ。


[ 追補 186. (2023年1月29日アップロード) ]

ZZZZZZZZJ. ROBERT MITCHELL 3IO - THE GREATER GOOD (JAZZ SERVICES JSLLP 0020) (P2008) (LP)
本文アイテム 108 の LP バージョンを入手したので紹介しておく。 CD と同時リリースだったようだ。我ながら「何で今頃」という感じだが、前項の追補に関連して、ロバート・ミッチェルのディスコグラフィーをチェックしていて見つけたというわけだ。「ジャケ違い」だったし、何よりロープライスだったこともあり、オーダーした次第。収録曲は、 CD より 2 曲少ない。当方入手分には、 " BEST JAZZ ALBUM 2009   GILLES PETERSON WORLDWIDE AWARDS " のシールが貼ってある。


[ 追補 187. (2023年4月5日アップロード) ]

ZZZZZZZZK. EMILY FRANCIS TRIO - THE ABSENT (レーベル名・規格/番号なし) (P2015)
ZZZZZZZZL. EMILY FRANCIS TRIO - LUMA (レーベル名なし EFT02-CD) (P2022)

" JAZZ IN BRITAIN " レーベルの BANDCAMP サイト上の「〇〇〇が好きな人におススメ」コーナーに紹介されていた未知のピアノトリオによる 2 枚のアルバム。ロンドンをベースに活動しているグループとのこと。リーダーの女性ピアニストはもとより、ベーシスト、ドラマーとも初めて聞く名前。「情報収集能力」が落ちていることを改めて認識した次第。
デビュー作の前者は 8 年も前のリリースだ。ドラマーが変わって昨年リリースされた後者との間には、デジタル配信のみによるアルバムが何枚かあるようだ。ちなみに、この 2 作品について、ざっとだが国内外のディーラーサイトに当たると、デジタル配信はいくつかのサイトに該当があったが、「フィジカル」のセールスは見当たらなかった。なお、後者にはアナログ盤もリリースされている。
肝心の内容だが、フュージョンというかジャズファンクというか、そちら傾向の演奏。一部プログレ風味も。「ピアノトリオジャズアルバム」というイメージとは離れている感じ(当方の感覚が固定観念にとらわれているだけ!?)。


[ 追補 188. (2023年4月12日アップロード) ]

ZZZZZZZZM. GOGO PENGUIN - BETWEEN TWO WAVES (XXIM 19658702671) (12" EP) (2021)
ZZZZZZZZN. GOGO PENGUIN - EVERYTHING IS GOING TO BE OK (SONY MUSIC LABELS SICJ 30034) (2022)

ドラマーが変わり、レーベルも移籍したゴーゴー・ペンギンの新作フルアルバム(後者)がこのほどリリースされた。ここに紹介したのは「先行発売」、「ボーナストラック 1 曲収録」の国内盤。オリジナル盤は XXIM レーベルからのリリース。もちろん、アナログ盤もリリースされた。アナログ盤のうち、クリアヴァイナルバージョンには 7 インチシングル盤が付属していて、国内盤 CD のボーナストラックが B 面に、別のボーナストラックが A 面に収録されている。
前者は、これに先立って「同じ体制」で昨年暮れにリリースされた 12 インチ EP 盤。合わせて紹介しておく。クリアヴァイナルバージョンもある。
内容等については、大々的に紹介されているディーラーサイト記載の情報を参照のほどを。


[ 追補 189. (2023年5月12日アップロード) ]

ZZZZZZZZO. THE FLAME - TOWARDS THE FLAME, VOL.1 (577 5920-1) (2022) (CDR)
追補 185 と 186 で旧譜のアナログ盤を紹介したロバート・ミッチェルをフィーチャーしたトリオの新作がリリースされた。ロンドンのカフェ・オトで昨年録音されたライブ盤。昨今のこととて、アナログ盤(クリアヴァイナル)も同時リリース。ただし、収録された 2 曲のうち、 1 曲は CD 収録分に比べ 1 分半ほど短い「 Vinyl Edit 」。


[ 追補 190. (2023年5月30日アップロード) ]

ZZZZZZZZP. GABRIEL LATCHIN TRIO - VIEWPOINT (DISK UNION DUAJ 150070 (ALYS JAZZ AJ 1504)) (2022)
追補 156 で紹介した作品に続くラッチンの 2 年半ぶり、4 枚目のアルバム。今回は米国人の「売れっ子ドラマー」を迎え、ベーシストも英国のベテランミュージシャンを起用、とメンバーを一新しての作品。当方入手分は「帯付きの日本語解説」が添付された「直輸入盤」。もちろんアナログ盤も同時リリース。ただし、収録曲は 3 曲少ない。


[ 追補 191. (2023年7月9日アップロード) ]

ZZZZZZZZQ. SULTAN STEVENSON - FAITHFUL ONE (WHIRLWIND WR 4801) (2022)
ピアノトリオを基本とした「新世代の UK ジャズ」のニューリリース作品。 11 曲中 5 曲にトランペットとサックスが加わる。そのサックス奏者以外は初見のミュージシャン。アコースティックな演奏でちょっとアブストラクトな風味も。アナログ盤は来月リリースされるよう。


[ 追補 192. (2023年7月29日アップロード) ]

ZZZZZZZZR. ALEXANDER HAWKINS TRIO - CARNIVAL CELESTIAL (INTAKT CD 398) (2022)
追補 85 、アイテム ZZZW で紹介した作品に続く、ホーキンス・トリオ名義のたぶんセカンドアルバムをこのほど入手。ドラマーが代わっている。言わずもがなだが、フリー志向のアバンギャルドな内容。


[ 追補 193. (2023年9月5日アップロード) ]

ZZZZZZZZS. NOAH STONEMAN - ANYONE'S QUIET: LET IT RAIN TO YOU (FRESH SOUND NEW TALENT FSNT 657) (2021)
ノースロンドンをベースに活動しているという 20 歳そこそこの若手ピアニスト、ストーンマンの初リーダー作。同じフレッシュサウンドレーベルのニュータレントシリーズで一昨年リリースされたアレックス・ヒッチコックのアルバムに 3 曲だけだがクレジットされている。作曲も行う彼は現代音楽の分野でも成果を上げているとのこと。
本作は、全曲、そのストーンマンのオリジナルナンバーでプロデュースはキット・ダウンズ。アブストラクト風味なところもあるモダンな内容で、これぞ「今のオーソドックスなジャズ」といったイメージ。


[ 追補 194. (2023年11月24日アップロード) ]

ZZZZZZZZT. ENEMY (KIT DOWNES) - THE BETRAYAL (RINGS RINC 114) (P2023)
エネミー名義としては、2018 年リリースの「追補 127、アイテム ZZZZZV 」に続く第 2 作。ただし、同じメンバーにより昨年リリースされた「追補 174、アイテム ZZZZZZZU 」があるので、実質的にはサードアルバムというところか。ここに紹介したのは「ボーナストラック 1 曲収録」の国内盤。オリジナル盤は WE JAZZ レーベルからのリリース( WE JAZZ WJCD 52 )。もちろん、アナログ盤もリリースされた。
このところ、多くの作品にクレジットされている(前項ではプロデューサーとして!)キット・ダウンズをフィーチャーしたグループの本作は、全曲がメンバーのオリジナル作品からなり、エネルギッシュな中にリリカルなところも感じられる、といった風情の演奏。


[ 追補 195. (2023年12月26日アップロード) ]

ZZZZZZZZU. FREQUENCY DISASTERS (STEVE BERESFORD) - NAIZE (CONFRONT CORE 40) (2018) (CDR)
追補 155、アイテム ZZZZZZZC に続く、フリークエンシー・ディザスターズの第 2 作がこのほどリリースされた。といっても、たぶん、前作と同じセッション時の録音。ベーシストとドラマーは主に英国で活動しているイタリア系の人のよう。


[ 追補 196. (2024年1月17日アップロード) ]

ZZZZZZZZV. THIS CELESTIAL ENGINE (ROY POWELL) (DISCUS 166 CD) (2021,22)
追補 71 でまとめて紹介したロイ・パウエルがクレジットされた新譜を入手した。といってもピアノトリオというイメージの内容ではない。アンビーエントというかそういった風味の演奏だ。もちろん、全曲グループのオリジナル作品。パウエルが本拠としているオスロ録音。ベーシストは英国のミュージシャンで多ジャンルのバンドで演奏している人。ドラマーは米国人のようで、ウィキペディアによれば、その活動初期には著名ロックバンド「スワンズ」に在籍したこともあるそうだ。



[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

ZZZZZZZZA.-M.Morley Trio-Journey Through Home ***** ZZZZZZZZB.-A.Lisle, et al.-Multi-Directional ***** ZZZZZZZZC.-B.Heinen Trio-Out Of Doors ***** ZZZZZZZZD.-J.Blomfield Trio-Strange Beauty ***** ZZZZZZZZE.-G.Williams-Short Stories

ZZZZZZZZF.-J.Ellis-Peaceful Place ***** ZZZZZZZZG.-A.Zambrini, et al.-Songs From The Procol Harum Book ***** ZZZZZZZZH.-D.Gordon Trio-Pachyderm ***** ZZZZZZZZI. - R.Mitchell- A Vigil For Justice. A Vigil For Peace ***** ZZZZZZZZJ.-R.Mitchell 3io-The Greater Good (LP)

ZZZZZZZZK.-E.Francis Trio-The Absent ***** ZZZZZZZZL.-E.Francis Trio-Luma ***** ZZZZZZZZM.-Gogo Penguin-Between Two Waves ***** ZZZZZZZZN.-Gogo Penguin-Everything Is Going To Be OK ***** ZZZZZZZZO.-The Flame-Towards The Flame, Vol.1

ZZZZZZZZP.-G.Latchin Trio-Viewpoint ***** ZZZZZZZZQ.-S.Stevenson-Faithful One ***** ZZZZZZZZR.-A.Hawkins Trio-Carnival Celestial ***** ZZZZZZZZS.-N.Stoneman-Anyone's Quiet:Let It Rain To You ***** ZZZZZZZZT. -Enemy-The Betrayal

ZZZZZZZZU.-Frequency Disasters-Naize ***** ZZZZZZZZV.-This Celestial Engine



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