長谷川鍼灸院 〜自然の流れに沿った「自然な治療」〜

五行色体表




五行色体表

☆古来中国の文献から伝えられる五臓の性質、状態、傾向。

皆さんの症状、訴えは、これらの縦割りのつながりが多く見受けられます。

五行

木(肝)

水(腎)      火(心)

金(肺)  土(脾)

五臓

五腑

小腸

大腸

膀胱

五主

筋膜,

血脈

肌肉

皮膚

五臓から栄養を補給する

五根

五臓の病変等が現れる感覚器

五支

体毛

五臓から栄養が悪いと異常をだす

五季

土用

季節で五臓が活発になりやすい

五時

午後

夜中

時間で五臓が活発になりやすい

五方

中央

西

季節ごとに順風が吹く

五色

主に顔色を診る

相生色

赤黒

青黄

赤白

黄黒

白青

五臓の働きがよい色合い(顔色)

相剋色

黄白

黒白

青黒

赤青

黄赤

五臓の働きが悪い色合い(顔色)

五味

五臓の要求する味、過ぐれば害に

五宣

五臓が弱っている時によい味

五禁

五臓に多食してはいけないもの

五傷

皮毛

五味が対応した五体を傷つける

五香

生臭い

焦臭い

香ばし

魚生臭

腐敗臭

病人の体臭,口臭(加齢臭も含む)

五悪

暑熱

湿気

乾燥

寒冷

五臓を傷つける気象条件

五志

怒り

笑喜

思い込

憂い悲
しみ

恐怖驚

臓腑の病の際、発する感情

五液

五臓が病んだとき過剰または減少

五役

五臓の持つ役割

五声

苦痛訴

よく喋

歌う

泣く

うなる

病人の出す声の状態

五音

カ行-

タナラ行-

アヤワ行-

サ行-

ハマ行-

五臓に属する声(ミソドレラ)が強弱さ
れる

五穀

五臓の食用及び薬用になる穀物

五畜

五臓の食用及び薬用になる家畜

五果

五臓の食用及び薬用になる果実

五労

歩きす

視すぎ

坐りす

寝すぎ

立ちす

五臓を労する動作

五病変

筋炎

眼疲労

筋肉痛

皮膚病

関節痛

五臓の主る疾病

(一般の方にも解りやすいように、原文と少し変えてあります)