4月1日(日曜日) <成田~ロサンゼルスへ>
<1 日 目> |
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成田空港第1ターミナルに16時45分の集合なので、1時間前に着くように家を出ました。 |
いつものように宅配で依頼したスーツケースを受け取ってから、旅行社が指定した南ウイングの |
4階に行きました。早かったので受付カウンター近くの椅子に座って受付開始を待ちました。 |
同行する添乗員さんが受付に立って必要書類などを渡してくれたあと、シンガポール航空の |
カウンターに並びました。長い行列ができていて19時15分発ロサンゼルス行きには大勢 |
乗るようでした。その後、再集合があってツアー参加者39人が揃ってセキュリティーチェックを受け、 |
出国手続きをしました。 |
ところでアメリカ方面に行く時はスーツケースに鍵をかけないことが原則になっています。 |
アメリカではテロ対策のために受託荷物の抜き取り検査をするので、その時に鍵がかかっていたら |
鍵を壊してまで荷物を検査するそうです。認められている行為なので鍵を壊されても補償は一切 |
ありません。現在は「TSAロック」という鍵が販売されていて、これを使用すると壊される恐れは |
ないそうです。 |
今までスーツケースに鍵をかけるのが当然だったので少し不安でしたが、何の異常も |
ありませんでした。定刻より30分遅れの19時45分に離陸した機内は満席状態でした。 |
熱いおしぼりとドリンクが出たあと、20時20分頃食事が出ました。前菜盛り合わせと冷たい麺と |
パン、鯖のグリルなど、そしてデザートにアイスクリームとコーヒーが出ました。 |
23時頃ウトウトし始めましたが熟睡はできませんでした。ロサンゼルスとの時差は-16時間 |
(夏時間)です。着陸予定2時間前の10時40分頃、シーフード焼きそばとフルーツの食事が |
出ました。 |
食後、機内で配られた税関申告書に記入して入国準備は整いました。 |
2009年1月からは、アメリカに渡航したり通過する場合は<ESTA>という渡航認証の取得が必要に |
なり、旅行前に申請しておかなければ米国に入国できません。 |
パスポート、ESTAのコピーとeチケット、税関申告書を確認して着陸を待ちました。 |
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12時50分に着陸しましたが約30分待機。入国審査は指紋のスキャンと顔写真の撮影がありました。 |
ジャンボジェット機は乗客が多いので預け荷物がターンテーブルに流れてくるにも時間が |
かかりました。係の人が900個の荷物があると言っていましたが、乗客は何人乗っていたのでしょうか。 |
迎えに来た専用バスに乗る時に、空港の玄関に満開の河津桜が2本咲いていて目を引かれました。 |
14時50分、今日の宿泊ホテルのあるラスベガスに向かいました。所用時間は約6時間の予定です。 |
今日の夕食は各自購入なので、トイレタイムに立ち寄ったスーパーでサンドイッチとバナナを |
買いました。道路の両側には低木と岩山の荒野の風景が延々と続きました。 |
添乗員さんが持参したCDのウェスタン曲を聴きながら、アメリカの旅行が始まったことを実感しました。 |
やがてカジノの街、ラスベガスの灯りが遠くにキラキラと見え始めました。 |
現地ガイドの日本人男性Fさんがホテルで待っていて、まず館内を案内してくれましたが、広いので |
迷路を歩いているようでした。カジノを真剣にやっている人たちの間を団体で歩くのは気が引けて、 |
あまりきょろきょろしないようにしましたが、スロットやゲーム機のようなものがたくさん並んでいました。 |
宿泊ホテルの「ルクソール」は、エジプトのピラミッドの形をしていて、黒い三角の頂点から天空に |
向かって強い光を放っていました。 |
買ってきた夕食を食べてから入浴し、荷物の整理をして23時頃に大きなベッドに入りました。 |
1つのベッドに枕が4つあるのが不思議でしたが、次の日、ガイドさんから聞いた話では、アメリカ人は |
体が大きいので(重いので)寝るとベッドが沈んでしまうそうです。そこで腰の辺りなど体が沈む |
場所にも枕を置いて寝るそうです。 |