|  4月2日(月曜日)     <ラスベガス〜ブライスキャニオンへ> <2 日 目>  | 
    
| 前日の機内で眠れなかったので昨夜はぐっすり眠り、6時のモーニングコールで飛び起きました。 | 
| 7時からホテル内レストランでビュッフェ(バイキング)スタイルの朝食でした。 | 
| 8時に各自スーツケースを持ってロビーに集合し、専用バスに乗り込みました。 | 
| バスの席は日替わりで、添乗員さんが指定した6人が前方の席を1人2席使えるという特典があり、 | 
| あとは自由席です。ゆとりがあったので1人参加の私は後部の2席を使って座りました。 | 
| 8時10分にバスが出発して、ガイドさんが車窓から見えるホテル群などの説明をしてくれました。 | 
| これから観光する一帯は国立公園が8つ、州立公園が16も集まっている地域で「グランドサークル」と | 
| 呼ばれています。今回の旅行は良いとこ取りの観光で、「ミニグランドサークル」と言うそうです。 | 
| ハイウェイがどこまでも続いて、野生の鹿やオオカミなどが車と衝突しないように道路の両側には | 
| 鉄条網が張り巡らされていました。非常時にハイウェイは飛行機の滑走路になるそうです。 | 
| アメリカのハイウェイの通行は無料で、日本のような車検はなく年に1回排気ガス検査だけとのこと。 | 
| ネバダ州からアリゾナ州を通過してユタ州に入りました。 | 
| 途中のレストランでビュッフェの昼食でした。豊富に並んだ料理の中からおいしそうな温野菜などと | 
| カステラとゼリーを選んでお腹いっぱい食べました。 | 
| 砂漠地帯が続いて、時々間近に奇岩が迫ってきました。やがて前方に3,000m級の雪山が見えてきた | 
| 時は、心がホッと安らぐ思いがしました。 | 
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| 荒野の中に馬と牛の姿が見えましたが数は多くありません。時々小さな町が姿を現すほかは、 | 
| 殆ど赤い岩山が連なって見えて、真っ青な空に白い大きな雲が荒野に浮かぶ、雄大な光景を | 
| 楽しみました。2時間に1回程度にスーパーでのトイレとショッピングタイムがありました。 | 
| ようやく15時過ぎに<ブライスキャニオン国立公園>に着きました。 | 
| <ブライスキャニオン>は、ユタ州南西部に位置する、面積145平方kmの国立公園です。 | 
| 離れた場所にあるので他の国立公園より入園者が少なく、最近の年間訪問者は140万人だそうです。 | 
| この公園は標高が高く、海抜2,400mから2,700mあるので夏涼しく、観光客はドイツ人とフランス人が | 
| 多いとの話。両側に針葉樹の林が続く中を通ると日陰には雪が残っていました。 | 
| 広大な公園なので、何日もかけて観光する人のために入園チケットは1週間有効だそうです。 | 
| まず「サンセット・ポイント」と呼ばれる地点からスタートして、「インスピレーション・ポイント」までの | 
| 「ナバホ・ループ・トレイル」を歩きました。 | 
| 少し肌寒く感じましたが、歩くにはちょうどいい気温でした。 | 
| 約40mを下って上る往復約1時間の入門者向けのハイキングコースでしたが、空気が薄いので | 
| 息が切れました。切り立った岩山の雄大な光景とこけし人形の顔のような奇岩がたくさん見られて | 
| 感動しました。 | 
| <写真をクリックすると拡大します> | ||||||
| <ブライスキャニオン国立公園> | ||||||
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| バスが出発して約1時間後に、公園近郊にあるロッジ風の2階建てホテルに着きました。 | 
| 私の部屋は2階の広いツインルームでした。18時からビュッフェの夕食で、鳥肉と豆料理を2種、 | 
| 野菜とケーキを選びました。通りの向かい側に古き良き西部の町を模したギフトショップが | 
| 立ち並んでいたので、食後に写真を撮りに行きましたが店は閉まっていました。 | 
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| 西部劇で見るような雰囲気のギフトショップ | 
| この地域は星がとても美しく見られるので、毎年天文学の学術会議が開かれるそうです。 | 
| 残念なことにその話をすっかり忘れてベッドに入ってしまい、星空は見ないままに | 
| 熟睡しました。 | 
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