4月3日(水曜日)     <ブライスキャニオン〜カイエンタへ>

<3 日 目 の (1)>

朝食は6時半からホテル内のレストランで食べました。
7時30分にバスが出発してアリゾナ州ベージの町へ向かいました。
バスが走り出してすぐガイドのFさんから日本の様子が知らされました。「関西から関東にかけて
春の嵐が吹き荒れて新幹線が止まるなどの影響が出ています。地震のニュースは今のところ
ありません」という話でした。大地震のことはいつも気にかかっているのでほっとしました。
途中のレッドロック州立公園でカメラタイムがあり、変わった形の岩を写しました。ガイドさんの
話ではアメリカ人はこの岩を見て塩とコショウの入れ物をイメージするそうです。

 

左に赤い岩山、右には草原が続いて、バスの車内にはCDのクラシック曲が流れていました。
半分以上の人が気持ち良さそうに眠っていました。
途中、<レイクパウエル>という大きな人造湖に寄りました。
1956年から64年にかけて、コロラド川をせき止めて建設されたグレンキャニオンダムによって
できた湖です。ガイドさんの話では映画監督のスピルバーグがお気に入りの場所だそうです。

<レイクパウエル湖> 
 
 グレンキャニオンダム    豊かな水を蓄える人造湖・レイクパウエル

約10分後、次の観光地、<ホースシューベンド>の入口に着きました。
バスを降りると赤っぽい砂地が続いてとても歩きにくい道でした。
ホースシューベンドへ続く砂の道

約10分歩くと、目の前に鋭くえぐられたような崖が現れました。 
崖の下、約200mにコロラド川が湾曲していて、形が馬の蹄鉄のように見えることから
<ホースシューベンド>の名がついたそうです。落下防止の柵がないので高所恐怖症の人は
足がすくんでしまうと思います。
ラフティングのボートの姿が小さく見えました。無鉄砲な私もさすがに写真を撮る時は跪いて下を
覗き込むように写しましたが、絶景でした。

     <写真をクリックすると拡大されます>    
    <ホースシューベンド>     
     

赤い砂の草原に小さな花が咲いていました。
 
 タンポポの花に似ていました    
 
 豆の花に似た可憐な花    ビスナ

12時半頃にバスが出発して近くの中華レストランで昼食を食べました。アメリカへ来てまだ
3日目なのに餃子や春巻が懐かしく思えました。
13時40分にバスが出発して次の観光地、<アンテロープ>へ向かいました。