4月6日(木曜日)     <ラスベガス〜デスバレー>

 <6 日 目 の(1)>

7時から朝食、8時半にバスが出発して今回の旅行で最後の観光地、<デスバレー>に
向かいました。約3時間、両側に砂漠の風景を見ながらハイウェイをひた走りました。
今日は前から2列目の特等席なので前方の景色がよく見えます。


<デスバレー国立公園>はカリフォルニア州のシェラネバダ山脈の東部に位置し、「灼熱の谷」、
又は「死の谷」と呼ばれ、1年で最も暑い7月の平均最高気温は46度で、過去の最高気温は57度の
記録があります。アメリカで最も暑く、最も乾燥し、最も標高が低い場所がデスバレーです。
この公園の面積は長野県とほぼ同じ13、626平方kmあります。
デスバレーの西側に連なる山は標高3,000m以上ありますが、デスバレーの中心部は海面下の
低地です。
10時半頃 <デスバレー国立公園>に着きました。Fさんの話では6年前に記録的な大雨が降って
左右の土砂が道路を埋めたために2年間閉鎖になり、4年前に再オープンしたとのことです。
入り口からさらにバスを走らせ、最初に「ザブリスキーポイント」を観光しました。
色のついた岩にひだができて、今まで見たことのない流れるような造形美を作っていました。

 <デスバレー・ザブリスキーポイント> 
 
     
 

次にバスが向かったのは「バッドウォーター(悪い水)」と呼ばれるポイントです。
ここは西半球で最も海抜の低い地点として知られていて、海抜はマイナス85,5mです。
氷河期からあった塩水湖が今から約1万年前に乾燥し始めて、塩が堆積したバッドウォーター
盆地になりました。
暑いのを覚悟していましたが、今日の気温は17度で風が冷たく感じました。地面に空いた
小さな穴に塩の結晶が見られ、指についた塩をなめたら天然もののおいしい味がしました。

 <デスバレー・バッドウォーター>
 

12時50分、園内にある「ファーニス・クリーク・ランチ」で昼食を食べました。それぞれベンチや
芝生に座って、今朝バスの中で配られたランチボックスを広げました。
キャンプ場、土産物店などがありました。
昼食が終わって30分後、次の観光ポイントの「サンドデューン」に着きました。
今までの光景と違って白い砂が砂丘のようになった光景が、青空の下にどこまでも広がって
いました。多くの映画の撮影に使われた場所だそうです。

<デスバレー・サンドデューン> 
 

<デスバレー>の観光後、一路、宿泊地のラスベガスに戻りました。
18時近く、ストリップ通りに近い「トウダイ」という和食のビュッフェレストランに着きました。
添乗員さんのお勧めのうどんと焼きプリンのほか、握りずしを選んで食べました。
ここからバスでホテルに戻る人と街の散策に出かける人と自由行動になります。私は夜の
ラスベガスの街へ1人で出かけることにして、ここでお別れするガイドさんにお世話になった
挨拶をして店を出ました。声が素敵で、小堺一機をハンサムにしたような男性でした。