さう云ふ譯で、Hewlett Packardを作る話ではありません。
ここでは、BGMの流しかたを紹介します。使いこなすことが出来れば、HPをより良くすることが出来ます。
下手にBGMを流されると迷惑。HPをより良くすることが出来ます
、と云ふ發言は根本的に間違つてゐます。
この手の「テクニック」が流布するから、重いウェブサイトが増えるんですよ。全く。重いウェブサイトは「より惡い」ものであります。
いろいろと音楽を流すタグはありますが、ここでは、サポート範囲が一番広い、
<EMBED>
の使い方を解説します。
サポート範囲が広い
代りに、文法違反となります。
個人的な感想ですが、embedのあるHTML文書を開くと、MIDPLUGやらWindows Media Playerやらが強制的に起動されるので迷惑です。暴論であるのは承知で言ひます──embedタグは、存在そのものが迷惑です。
ネット上で音楽を流すには、音楽ファイルを送信する必要があります。
嚴密な話をすると、インターネットでファイルやデータをpush配信する事は出來ません。さう云ふ意味での送信
は、出來ません。
データ送信依頼を行つたクライアントにサーヴァがデータを送信する事はありますが、さう云ふ場合、どんなデータでも送信される事に違ひは無いので、特に音楽ファイルを送信する必要があります
、等と言ふ必要はありません。
ちなみに、音楽ファイルをダウンロードさせるには、
<A>
のタグを使って、直接リンクをはるだけです。
これならば許せます。と云ふか、MIDIファイルを聽いて貰ひたい人は、こちらのやり方をとつて下さい。常識ある人ならば、この方式をとるものでせう。
音樂ファイルの配信については、RealAudio等のファイル形式の方が適してゐる筈ではないか。ならば、ストリーム配信の方法を解説する方が餘程全うではないか。さらに、この手の音樂ファイルを配信するには著作權とかの問題もきちんとクリアしてゐなければならない筈だが、なぜその邊りの解説を全部拔かしてしまふのか。「デジタルの世界ではコピーし放題主義」の私がこんな事を言ふのは間違つてゐるやうな氣もするが。
その時は、必ずバイナリーモードで送ってください。
送信
を、筆者は「FTPでputする」の意味で使つてゐるのではないか、と、今氣附いた。