依然、Hewlett Packardを作る話ではありません。
さらに打ち込んだ文章の文字のスタイルを変えてみましょう。
<B>
…文字を太文字にします。
<I>
…文字を斜体にします。
bは文字の「重み(太さ)」を指定する「タグ」。iが文字の「スタイル」を指定する「タグ」です。ちなみに、「書体」を指定する「タグ」はfontだつたりします。Netscape Navigator 4.xでは、日本語のHTML文書で「書体」を指定しても無視されますが。
それにしても、意味もなく太字にするやり方を教へて、どうするのでせうか。よく考へれば、或語句を太字にするのは、太字にしたいから太字にしてゐる譯ではない事が理解出來るでせうに。強調したいから太字にしたい、と思ふものなのではないですか。ならば、強調したい語句をemでマークアップするのが筋と云ふべきものではないですか。まあ、太字が常に強調を意味するのではない譯で、ひたすら太字である事のみが重要であると云つた事態も、長い歴史の中では生じ得るのかも知れませんが。
Mozilla/Netscape Navigator系のブラウザのデフォルトスタイルシートでは、emがitalicとなつてゐる場合があります。しかし、ユーザやウェブの制作者がスタイルを指定する事で、いくらでも變更出來ます。
では、ここまで書いてきた原稿の文字を中央寄りにしてみましょう。
なぜに?
サンプルのソースも、例によつて、h1をfontで括つてみたり、body直下にインライン要素を記述したりと、非道いもの。
なぜに?
サンプルのソースでは、尻尾pを誇らしげに太字にしてゐるなど、譯が解らない。尻尾pはbr×2に「改善」。「表示例」は元のママですが。