Hewlett Packardを作る話ではありません。
では手始めに 「テキストエディタ」 を開き、タグのルールを良く守って、下記のように入力してください。
入力しなければなりません。コピー&ペーストは禁止です。なほ、原文では半角カタカナが使はれてゐます。「テキストエディタ」の鉤括弧。
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>基本</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
========本文========
========本文========
</BODY>
</HTML>左がHTML文章の基本構成です。
「HTML文章の基本構成」を入力させる意味が全く理解出來ませんが、初心者は文句を言はず、默つて入力しなければなりません。それにしても、lynxなどの視覺系User Agentでは、このソースが「左」に來ないのですけれども。
<HTML></HTML> 〜 HTML部分です。 ここの部分をHTML文章と言い、基礎となります。
HTML部分
、HTML文章
、なんて用語は初耳です。正しくは「HTML要素」。
HTML文書に必須のDOCTYPE(文書型)宣言を必要としない「HTML文章」なるものが、どこかに存在するのならば、この記述は「誤り」とも言へないのでせうが。
文字化けを起こさないためのタグを紹介します。
<HEAD>の中に以下のタグを入れてください。
<META HTTP-EQUIV="Content-type" CONTENT="text/html; charset=x-sjis">
本來この記述は不要のものです。文字コードの指定は本來、WWWサーヴァがHTML文書を送信する際に付與するhttpヘッダで指定されるべきものです。それをやらないサーヴァが多いから、metaタグに記述せざるを得ないのが現状であるだけです。
しかも、その際にはmetaタグの記述と、文書で實際に用ゐられてゐる文字コードが一致してゐなければなりません。安易に、かう書いておけば文字化けしません、とは言へません。
おまけに、charset=x-sjisはNetscapeの獨自仕樣であり、正しくはcharset=shift-jisでなければなりません。
サンプルコードの記述もよろしくありません。
<HTML><HEAD>
<TITLE>文字化け対策</TITLE>
<META HTTP-EQUIV="Content-type" CONTENT="text/html; charset=x-sjis">
</HEAD>
日本語のテキストが、metaの文字コード指定より以前に出現してゐます。
もともとこの手の記述は、文字化けを起こさないため
のものではありません。單純に、そのHTML文書がいかなる文字コードに從つて記述されてゐるかを明示するものです。
それにしても、metaが最優先で教へられなければならない理由が、私にはさつぱりわかりません。書籍の「HTMLタグ入門」の類でもこの手の譯のわからない記述が、屡々見られます。恐らく、何も知らない素人をびつくりさせて自分の解説を信じさせるためのものだと思はれます。
なほ、metaは空要素なので、HTMLでは終了タグを書いてはいけません(逆に、XHTMLでは必要)。タグのルールを良く守って
しまつたら間違ひになるのですが、さう云ふ説明はナシですか。
背景などの画面構成を設定するタグは、<BODY>です。<BODY>の中を変えることにより変更が可能になります。
せめて「bodyの屬性を變へることにより」とやつて欲しいものです。「BODYの中を變へる」と言つたら、「BODY要素の中身を書換へる」と云ふ意味になります。
ちなみに、body要素は、「そこが本文である」と云ふ以上の意味を持つてゐません。
例えば、背景の色を変えたければ、
<BODY>の中にBGCOLOR="カラー名"を入れます。
スタイルシートで……と云ふ事は言つても仕方がないのでせうね。また、bgcolorを記述するのなら、text、link、vlink、alinkと云つた屬性も必ず記述しなければなりません。ボディ部なる文書で、一應説明されてゐますが、必ずと云ふ記述が拔けてゐるので減點。
なほ、ソースを見れば解りますが、筆者は"を實體參照に直すのを忘れてをられます。
アンカーポイントに「ここ」と云ふ文字列を濫用してゐます。WAI的によろしくないやうな氣がします。