マッサージの適応症状

マッサージを受けられる方は非常に多いですが、良く効く疾患、あまり効かない疾患、また注意しないといけない疾患や逆にやってはいけない疾患などがあります。

適応症

神経系の疾患・・・神経痛(よく効きます)、麻痺(拘縮を起こすのでやった方がいいです)、脳卒中後遺症(拘縮を起こすのでやった方がいいです)、ポリオ(拘縮を起こすのでやった方がいいです)、ノイローゼ(施術した事ありませんが、うつ病やパニック障害の方は呼吸が深くなったりするので良いと思います)、不眠症(呼吸が深くなってなやすくなります)、ヒステリー(施術した事ありません)

運動器疾患・・・慢性関節リウマチ(筋肉の緊張や萎縮の緩和)、筋肉痛(よく効きます)、筋委縮(進行の予防力減退(進行の予防)、軽症の筋炎(酷い場合は禁忌です)、腱炎(急性期、酷い場合は禁忌です)、関節拘縮(予防と進行の防止に)、癒着の剥離(癒着しているのは難しいと思います)、関節の変形(関節の変形によって起こる諸症状には良いと思いますが変形は治りません)、骨折、脱臼、捻挫の後遺症など(筋委縮や関節拘縮が起こっているので症状の改善に良いと思います)

消化器疾患・・・胃下垂、慢性胃炎、胃腸のアトニー、慢性腸炎、常習性便秘など(消化器疾患はマッサージをして治ると言うよりは付加価値としてあるというレベルだと思います。)

呼吸器疾患・・・気管支喘息、慢性気管支炎など(胸郭にある筋肉が硬くなっている事によって呼吸しにくくなっている事もあるのでその周囲をほぐします。予防という意味では良いと思います)

循環器疾患・・・心臓神経症、局所の充血、うっ血、貧血、水腫など(心臓神経症の方は施術した事はありませんが、ストレス解消という意味では良いと思います。その他の局所の充血などは負傷して3,4日後からリハビリ的に施術していきます。)

泌尿生殖疾患・・・膀胱麻痺、膀胱痙攣、膀胱炎、乳腺障害(乳腺炎などの方などに昔はあん摩マッサージ指圧師がマッサージをしていましたが、現在は女性のマッサージ師もしくは助産師さんなどが行っている場合が多いです。)

新陳代謝疾患・・・痛風、脚気など(痛風で来られている患者さんの痛風になっている場所をマッサージした事が無いので分かりませんが、病院に行った方が良いと思います。また、脚気は施術した事がありません。)

その他・・・疲労回復、病後の体力回復など(これは非常にいいと思います。)

禁忌症

絶対禁忌症

急性病:急性熱性病、急性伝染病(発熱している時にマッサージをすると余計悪くなります。)

悪性腫瘍:癌、肉腫(悪性腫瘍のある場所は禁忌ですが、それ以外の場所で体力的に非常に衰弱していなければ大丈夫だと思います。)

急性中毒:蛇毒、昆虫毒(遭遇した事がありませんが、良くないと思います。)

急性炎症:腹膜炎、虫垂炎(痛くて施術できないと思います。)

出血性疾患:喀血、吐血、脳出血直後(その通りです。)

外傷:創傷部、骨折、脱臼直後(圧迫、固定などが先になります。)

重症の内臓疾患:心臓弁膜症、腎炎(その通りです。)

相対禁忌症

血管病:動脈瘤、高度動脈硬化症(施術しない方がいいと思います。)

潰瘍性疾患:胃潰瘍、十二指腸潰瘍(まずは潰瘍を治すほうが先決だと思います。)

結核症;肺結核、脊椎カリエス(昔カリエスにかかった方に施術をした事はありますが、あまり強い力で施術しなければ効果は良いと思います。)

梅毒、淋病、化膿性疾患など(施術した事はありませんが、良くないと思います。)

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