年周視差

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【年周視差】

17世紀の「ケプラーの法則」および「万有引力の法則」以来、

地動説」の考え自体は、人々に受け入れられるようになっていったものの、

まだ、地動説の証拠は、得られていませんでした。



地球が公転しているならば、星を見上げる角度(仰角)は変化していくはずです。

公転軌道の両端にいるとき、仰角の差は最大になり、この“仰角の差”を「年周視差」と言います。



1838年、ドイツの天文学者フリードリヒ・ベッセル(1784−1836)は、

はくちょう座61番星の年周視差0.314秒角を観測し、「地動説」の証拠を得ました。

(疑問)年周視差の単位「秒角」って、何?



【近い星までの距離】


地球から比較的近い星までの距離は、「年周視差」を観測することで、求めることができます。

そのためには、「天文単位」の情報と、「三角比」の知識が必要です。

(※)星までの距離が遠くなると、「年周視差」を観測できなくなります。

   遠い星までの距離は、どのようにして測れば良いのだろう? → こちら



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