2013
 

 

「男依音頭」を広めよう!    2013.9.16

 

 

 

 この夏、江南市を中心に各所で「男依音頭」を盆踊りに使っていただきましてありがとうございました。
 また来年以降も継続していただいて、地元に根付かせていくことができればと願っています。
 盆踊りだけでなく、春秋の祭りや学校行事など、いろいろな機会に使っていただいて、地元の英雄を思い起こす機会になれば幸いです。

 8月下旬には「まちづくり江南市民会議」の佐橋議長と各務原市役所を訪問し、男依の本拠地でもある各務原市で「男依音頭」を活用していただくように、CDとDVDを5セット寄託してきました。市民へ貸し出しされるそうですので、各務原市民の皆さん、どうぞ、ご地域の行事にご活用ください。

 また壬申の乱の関係地である関ヶ原町、垂井町、大垣市、安八町、神戸町の西濃5市町にも郵送して活用をお願いいたしました。
 そのほか、まだまだ壬申の乱に関係した土地は岐阜、愛知、三重、滋賀、奈良などに数多くありますので、そうした各地で広く「男依音頭」を活用していただければと願っています。

 各地の歴史ファン、壬申の乱に興味のある方は一度聴いていただいて、壬申の乱の輪を広めていければと思います。  右は中日新聞8/9尾張版(上)、同じく8/20岐阜・近郊総合版(下)に掲載された記事です。  

 

 

 

「男依音頭」動画    2013.5.23

 

 「男依音頭」と「壬申将軍・村国男依」の動画が下記のサイトで見られます。
 江南ふじまつりのステージで松田敏来さんが歌った映像です。さすがにプロはうまい!

「男依音頭」
「壬申将軍・村国男依」

民踊連盟による「男依音頭」の振り付けが、こちらで見られます。
学校や地域で利用していただけると幸いです。

「男依音頭」踊り振付解説(一人用)
「男依音頭」踊り振付解説(三人用)

 

 

 

「男依音頭」CD完成!    2013.4.25

 

 壬申の乱で活躍した英雄、村国男依を再発見しようという男依プロジェクト。今回その一環として男依にちなんだ歌を作り、めでたくCDが完成しました。
 歌は「男依音頭」と「壬申将軍・村国男依」の2曲で、カラオケバージョンとともに4曲入りのCDとなっています。
 「男依音頭」は盆踊りなどで使えるような明るく軽快、しかも古代を思わせるのどかな曲調。「壬申将軍・村国男依」のほうは戦いの効果音で始まり、壬申の乱の戦いを彷彿とさせるような勇ましい曲です。どちらも作詞作曲は私が担当し、歌は岐阜市出身、江南市在住のプロ歌手、松田敏来さんが魅惑のハイトーンボイスで歌い上げています。

 


 まちづくり江南市民会議が制作し、江南市の活性化につなげようと、今後いろいろな機会にこの歌を活用していく計画です。
 近くは江南ふじまつりの会期中の5/1(水)午後2時〜2時45分に、江南市曼陀羅寺公園ステージにて松田敏来歌謡ショーを開催。どちらの歌も披露する予定です。
 また江南市文化協会主催の文化祭では、6/2(日)市民文化会館大ホールにて「男依音頭」の踊りを初披露する予定です。

 今後は、江南市内の盆踊りや祭り、イベントなどで紹介し、地元の英雄の知名度を高めていくとともに、村国男依や壬申の乱に関係のある他の市町村へも広げていければと思っています。
 CDに関してのお問い合わせ、ご注文などは、まちづくり江南市民会議事務局(tel 0587−54−9131、月〜金10時〜16時)へお願いします。CDの価格は税込み1000円です。  

 

 

 

4コマ漫画「日本史ピンからキリ探訪」全3巻、電子出版    2013.3.5

 

 


  2000年から2006年まで「歴史読本」(新人物往来社刊)で連載しました4コマ漫画「日本史ピンからキリ探訪」。このたび第3巻が完成し電子出版いたしました。ヒマを見つけての作業でほぼ1年かかりましたが、これで全3巻すべてご覧いただけることになりました。

 

 7年間の連載で336本の作品を、時代順に並べ直し112本ずつ3巻に分けて出版。
 第1巻は神話時代のイザナギ、イザナミの国造りから平安時代末期の平清盛の死まで。第2巻は源平の戦い後半から関ヶ原の戦いあたりまで。第3巻は江戸初期から太平洋戦争終戦まで。1本ずつ解説をつけましたので、歴史に詳しくない方でも楽しみつつ歴史を勉強できる内容になっております。

 さらに漫画にしやすい、というか歴史好きにも人気の源平の戦い、戦国時代、幕末は特に重点的に本数も多くなっておりますので、教科書的な平板な歴史ではなく、ドラマチックな歴史をお楽しみいただけるかと思います。
 登場人物も、肖像画や写真の残っている場合は、それに似せて描きましたので、こんな感じの人物なのかと再発見もあるかもしれません。
 サンプルもご覧いただけますので、ぜひ一度のぞいてみてください。
〈4コマ漫画〉日本史ピンからキリ探訪@  くらはし かん
〈4コマ漫画〉日本史ピンからキリ探訪A  くらはし かん
〈4コマ漫画〉日本史ピンからキリ探訪B  くらはし かん

 

 

 

2012
 

 

歴史小説「飛鳥残照」電子出版    2012.4.24

 

 
 私の初の歴史小説「飛鳥残照」を、このたび電子出版することとなりました。
 この小説は1995〜1998年ころに書いた作品で、飛鳥時代の政変である大化の改新の主要人物、中臣鎌足を主人公にした物語です。

 

 大化の改新で蘇我氏を打倒した後、中大兄皇子が実権を握っていく過程で古人大兄皇子、蘇我倉山田石川麻呂、孝徳天皇、有間皇子など、多くの人物を粛清していった、その策謀を練ったのが中臣鎌足だとされてきました。中大兄皇子が即位すると鎌足は内臣として補佐し、朝廷内で重要な存在となり、後の藤原氏繁栄の基礎を築きます。

 しかしこの鎌足像は、奈良時代初期に権力をにぎった鎌足の子、不比等が作り上げた虚像ではないかと言われています。藤原氏の権威を高めるために、天皇家に尽くした家祖の姿を日本書紀編纂の過程で作り上げたと考えられます。
 それでは実際の鎌足は、どんな人物だったのか。単なる優秀な官吏だったのではないか。そんな発想をもとに書いたのがこの小説です。
 鎌足が臨終の床で見舞いに来た大海人皇子に、大化の改新の実像や、自らの生涯を語るという形式になっております。

 

 この作品は2000年に第一回飛鳥ロマン文学賞を受賞しましたが、残念ながらこれまで出版化できませんでした。今回、2作目の「赤き奔河の如く」を出版し、読者の方から1作目についてお問い合わせをいただくこともあり、電子書籍という形で出版することにしました。

 両作品は時代的にも重なり、1作目で描いた中大兄皇子、中臣鎌足をはじめとする人間関係は矛盾のないように2作目にも活かして書きました。そのために彼らの関係について2作目だけでは、やや判りにくい部分があったかと思います。両方を重ねていただくと、より広い飛鳥時代を感じていただけるのではないかと思っています。ご一読いただければ幸いです。
〈歴史小説〉 飛鳥残照    倉橋 寛

 

 

 

「日本史ピンからキリ探訪」電子出版    2012.3.16

 

 
 2000年から2006年まで「歴史読本」(新人物往来社刊)で連載しました4コマ漫画「日本史ピンからキリ探訪」を電子書籍として出版することとなりました。

 7年間の連載で336本の作品を時代順に並べ直し、112本ずつ3巻に分けて出版。第1巻は神話時代のイザナギ、イザナミの国造りから平安時代末期の平清盛の死までを収録しております。

 大化の改新のような著名な事件から、左大臣を笑わせようとオナラをした役人の話のような細かいエピソードまで様々な話題を取り上げました。今回新たに1本ずつ解説文をつけて編集しましたので、歴史ファンはもちろんのこと、歴史に詳しくない人でも面白く読んでいただけるものと思っています。
 特に子供さんに読んでいただければ、教科書だけでは伝わらない生き生きとした歴史を体感でき、歴史に興味を持っていただけると確信しております。ぜひ一度、ご覧ください。

 「日本史ピンからキリ探訪@」定価500円(税込)、ご購入はこちら、楽天ブックスでどうぞ。
 A、Bの出版時期については未定ですが、ヒマを見つけてボツボツやります。

 

 

 

江南市主催・倉橋寛講演会    2012.2.24

 

 
 1/29に江南市のすいとぴあ江南・多目的ホールにて、「壬申の乱の英雄・村国男依と江南市」という講演をいたしました。

 江南市近郊だけでなく岐阜や名古屋などからも参加者があり、当初の予想を超える250名以上の方にお集まりいただきました。急きょ椅子を追加して並べたり、配布資料を作ったりと市の職員の方も大変だったそうです。
 計画当初は、もう少し狭い他の会場を予定していましたが、男依のパネル展をすいとぴあ江南で開催中ということで、こちらに変更してもらいました。市のPRもあって満員の盛況になり、本当に嬉しい限りです。

 

 講演では初めてプロジェクターを使って、写真やら地図やらを見てもらいました。
 これまではホワイトボードに手書きの文字で説明していましたが、さすがにこの広い会場では見えないので、プロジェクターを使ったのも効果的でした。
 いつもどおり最初は私も緊張していましたが、江南市のマスコットキャラクター「藤花ちゃん」が応援に来てくれたり、会場の皆さんがジョークに笑ってくれたりと助けていただいて、なんとか1時間半の講演を終えることができました。

 

 今回は尾張国葉栗郡村国郷が現在の江南市村久野町だけに留まらず、岐阜県側も含んだエリアだったことをご紹介し、今年完成の各務原大橋で再び村国郷が一つになるということをお話しました。そのあたりに多くの方が関心を持たれたようです。

 これを機会にして、江南市や各務原市で村国男依が一段と知名度を増して、この地域の人の話題に上れば幸いです。男依について関心を持つ方々が一堂に会するようなイベントができないものかと現在思案中です。
 ご尽力いただきました江南市の職員の皆様、誠にありがとうございました。

 

 

 

江南市主催・倉橋寛講演会のお知らせ    2012.1.12

 

 
 小説「赤き奔河の如く」の主人公、村国男依にちなんだ江南市主催の講演会が、下記の要領で開催されます。
 タイトルは 「壬申の乱の英雄・村国男依と江南市」。講師は、恥ずかしながら私です。
 今回はプロジェクターを使って写真なども紹介しつつ、また新たに判った衝撃の事実などをお話したいと思います。歴史に興味のある方、ぜひお越しください。

 

 日時/ 平成24年1月29日(日)、午後2時〜3時30分(開場1時30分)

 場所/ すいとぴあ江南多目的ホール

 主催/ 江南市、江南市教育委員会

 直接会場にお越しください。入場は無料です。
 問い合わせは、江南市教育委員会生涯学習課、TEL0587-54-1111(内線318)まで。

 なお、すいとぴあ江南では1/19〜2/1の期間に通路ギャラリーにて、まちづくり江南市民会議の主催で「村国男依パネル展」が開催されています。あわせてご覧ください。
 

 

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