ご隠居の自分史

総てが正確な記録に基づいているわけではない。
幼少期に限らず、手元に手帳の記録や日記が残されていない部分については、自らの記憶と憶測をもとに書いているので、正確性という点では多少問題があろう。隠居の生い立ち、生き様を知るうえで、何ら問題となる程度ではないのだが、
技術屋の性か、数字に少しの誤りがあっても気が休まらない。ただ、そのことに拘っていたら、自分史の完成は先延ばしされることになろう。そのことには拘泥せずに書き上げることを優先した。

何で自分史を纏めようと思い立ったのだろう。
大方の人々が自分史の作成には興味をもっているという話が聞こえてくる。自分の身近にある人や、自分に強い影響を与えた人の自分史ならまだしも、自分と強い関わりもなく、また、ありふれて何の変哲もない凡人の自分史などに興味を示す物好きは殆どいないであろう。娘だけが少なからず興味を示してくれるかもしれない。ならば、自分のためだけに自分史を纏めているのだろうか。大方が、そうであろうと思わざるを得ない。自分の先行きが短く、人生の終盤に近いこの区切りの時期に、我が来た道を振り返ってみて、これから先の人生に何らか役立たせたいという願望が頭をもたげるということだ。

何はともあれ、書いてみようと思い立ったのだから、書き上げることとした。
なお、唯一の読者となるかもしれない娘にせがまれて、些か書き過ぎて冗長となったと思う部分も多々あるが、
それは致し方のないことであろう。



生家の前に広がる風景

<手前が権現山、遠くに 国見山をみて育つ>

神武天皇ご誕生の地

<生家から約500メートルの場所にある>

神武天皇船出の地

<柏原海岸の神社にその伝説が残されている>

桜島の雄姿


<高校時代に下宿の部屋から眺めた桜島>

隠居が生まれ育った町、その後移り住んだ町・都市、小学校から大学までの学び舎、
及びお勤めをするか密接に関わった会社等々については、次の「隠居のリンク集」に示した、
それぞれのホーム・ページを
参照出来るようにした。

暇があれば是非とも覗いてみて頂きたい。
隠居のリンク集 東串良町
志布志市
鹿児島市
仙台市
千葉市
柏原小学校
東串良中学校
志布志高校
甲南高校
東北大学
東洋エンジニアリング株式会社
非破壊検査株式会社
株式会社ピーアイエム

目次

1.誕生そして戦中・戦後の幼児期 鹿児島県の片田舎で誕生
誕生の地は「神武天皇」と同じ?
幽かな戦争の思い出、
記憶だけが頼りの幼児期などの記録


2.気弱な小学生時代 1年遅れで小学校へ
「気弱な」と思うのは本人だけ?
若い女教員に可愛がられた低学年
娯楽は紙芝居とラジオ放送劇
何時しか「ガキ大将」になって!

水彩画に目覚めた環境・友人のこと等など

3.文武両道に励んだ中学時代 同期生は300人余/競争心を煽る教育方針
生徒会長に就任、副会長は後に妻となる
最大の作品は孟宗竹製の家の模型
特に、相撲、バレーボール、バスケットボール
などの「武」に励んだ中学時代


4.まじめに勉学に取り組んだ高校時代
自然環境に恵まれた志布志高校
大秀才の山本先輩・後に政治家になる久保亘先生
2年目に甲南高校へ転校
確固たる進路希望が未定のまま大学を目指して!

5.波乱に富んだ(脱線をした)大学時代
  大学院生は所帯持ち
春なお遠い杜の都仙台の東北大学へ
北海道を中心とした日本一周の旅
60年安保、休学、南米移住を画策
留年、柔道と登山の話など
恩師との出会い・ようやく落着いた学部生活
大学院入学決断
結婚、妻の病と出産

6.就職、初の海外はインド、多業種経験を経て
 事務所建設へと
1年目に富山の現場へ
初の海外はインド、苦手の英語で苦労
国交回復直後の中国へ、その他の国々へ

創業以来の東独の大型ジョブ
初のライン長から多業種の経験へ
本社ビルの建設本部長

7.建設本部長/インドネシアでの1年半
 /調達本部長で本社任務は終了!
設計部門への復帰
建設本部長から自らの建設現場駐在へ、
そして調達本部長で本社での業務は終った!



8.二つのの子会社の経営者として
、そして隠居生活は始まった!
意外な検査会社社長と人材プール会社の社長の
ニ束の草鞋を履いて!

「心筋梗塞」発症を契機に、徐々に、
そして確実に隠居生活へ突入


(附):年表他 1.年表
2.日課の記録
                       2013
  20122011201020092008、 
  20072006200520042003
  20022001200019991998
  19971996199519941993
編集メモ

1.作成完了 平成19年3月
2.幼児期、高校時代、事務所建設関連の写真を追加 平成19年4月30日

3.(附)年表他の添付 平成19年6月9日

ご隠居のざれ言のトップへ戻る